
太陽光発電を導入したことを後悔したという話を耳にすることがあると思うんだ。これから導入しようとしている人は気になるよね。太陽光発電は損か得か、どっちなんだって。

実は太陽光発電を導入して後悔した人の共通点が、知識不足のまま契約してしまっているところなの。だから太陽光発電は損か得か、そして損しないためにメリットデメリットをご紹介するわね♪
太陽光発電は損か得か?

太陽光発電は損か得か気になると思うんだけど、実際に毎年日本全国で約20万世帯が太陽光発電を導入しているんだ!

何故、導入したのか?それは、ほとんどの方が「お得だから」と回答しているのよ。

太陽光発電は損か得か、損するという結果もあるんだけど、まず標準的な価格で太陽光発電を導入した場合のシミュレーションを表にしてみたよ!
メーカー | kW数 | 価格 | 回収年数 | 20年目利益 |
パナソニック(HIT) (VBHN252WJ01) | 6.05kW | 164.5万円 | 12.44年 | 38.3万円 |

さらに収支シミュレーションを表にしたのがこちら。
年数 | 費用 | 導入メリット | メリット(累計) |
0年目 | 164.5万円(設置費用) | 0.0万円 | 0.0万円 |
1年目 | – | 15.2万円 | 15.2万円 |
2年目 | – | 15.2万円 | 30.4万円 |
3年目 | – | 15.1万円 | 45.5万円 |
4年目 | 2万円(点検費用) | 15.1万円 | 58.5万円 |
5年目 | – | 15.0万円 | 73.6万円 |
6年目 | – | 15.0万円 | 88.6万円 |
7年目 | – | 15.0万円 | 103.5万円 |
8年目 | 2万円(点検費用) | 14.9万円 | 116.5万円 |
9年目 | – | 14.9万円 | 131.3万円 |
10年目 | – | 14.8万円 | 146.2万円 |
11年目 | – | 8.3万円 | 154.5万円 |
12年目 | 2万円(点検費用) | 8.3万円 | 160.8万円 |
13年目 | (設置費用の回収完了) | 8.3万円 | 4.6万円 |
14年目 | – | 8.3万円 | 12.9万円 |
15年目 | – | 8.3万円 | 21.2万円 |
16年目 | 2万円(点検費用) | 8.2万円 | 27.4万円 |
17年目 | 20万円(パワコン交換) | 8.2万円 | 15.6万円 |
18年目 | – | 8.2万円 | 23.8万円 |
19年目 | – | 8.2万円 | 32万円 |
20年目 | 2万円(点検費用) | 8.2万円 | 38.2万円 |
20年目以降もメリットは出続けます |
こちらの表は、2021年4月に改訂を元に算出した設置費用の相場価格になります。この表は以下のように想定してます。
- 回収年数は設置費用÷導入メリット
- 売電価格は19円/Kwh(2021年度に設置した場合)
- 11年目以降の売電価格は9.3円/Kwhと仮定
- 買電価格は一般的な家の買電価格、26円/Kwhと仮定
- 訪問点検費用2万円を4年ごとに設定
- 17年目には交換費用を1台2万円=計20万円

あくまで仮定での予測になるけど、設置費用が13年目で回収され、それ以降は4年に1度点検費用がかかるだけであとはどんどんプラスになってるね!

ホントね!実際の発電量や設置費用は屋根の屋根材や方角や勾配などによって変わるわよ~。
正確な発電量のシミュレーションは何社かに見積もりを出してもらうと良いです。
標準的な設備を導入したのであれば、年数はかかりますが結果的に太陽光発電は得をします。
ですが、太陽光発電を導入しようと色々調べる中で、「太陽光発電を設置しなければよかった」「損をする」など目にしたかと思います。
それは利益しか目を向けず、太陽光発電のデメリットを把握していなかったからです。

後悔しないためにも、太陽光発電導入前にこの記事を読めばメリットデメリットわかりますのでぜひ最後まで読んでね!
太陽光発電のデメリット

メリットはたくさん目にしていると思うから、デメリットから紹介するよ!これ大事だからねっ!
「太陽光発電は損」「導入しなきゃよかった」などの意見を耳にすることもあるでしょう。ですが、そのほとんどの理由が太陽光発電のデメリットを把握していなかったことが挙げられます。

これからデメリットとその解決法を教えるわね♪
設置費用の高さ
太陽光発電は平均的に100万円以上かかります。経済産業省資源エネルギー庁の資料を参考にし、現在の住宅用太陽光発電の相場価格、平均設置容量を出してみました。
【2021年度の住宅用太陽光発電の相場価格】
- 設置容量:500Kw
- 設置費用:137.5万円
- 1Kwあたりの相場:27.5万円

太陽光発電の価格は年々安くなってきているけど、それでもまだ車1台買えるくらいの値段だよね~。

そうよね~。太陽光発電の初期投資費用を減らすための方法をこれからご紹介するわ♪
価格の安いメーカーを選ぶ
これは注意も必要になります。
同じ容量の太陽光発電でも、メーカーによって価格が違います。
カナディアンソーラー、Qセルズという海外メーカーやネクストエナジーのような新しいメーカーがコスト的にも優れています。
ですが、屋根の形状や太陽光発電の種類によっても違ってきますし、施工業者によってはコストを抑えるためにメーカー指定の工法や部品などを使用せず、あとあと太陽光発電システムに不具合が生じてしまう可能性もあります。

安いからと言って即決してしまと、後々損をしてしまうリスクがあるから、必ず複数の業者に何種類かのメーカーでシミュレーションをしてもらうのが一番だよ!
地方自治体の補助金を利用する
地方自治体によって、太陽光発電の設置には補助金が支給されることがあります。
千葉県の野田市では2021年度に2万円/Kwの補助金が支給されることが決まっています。

太陽光発電を設置する前に、住んでいる地域に補助金があるかどうかチェックだよ!
以前は国からも補助金を得られたのですが、現在は支給していません。何故ゆえ国が太陽光発電の補助金支給を終了したのか?それは太陽光発電の設置費用が昔よりも安くなっているからです。

でも安心してね。以前よりも費用対効果がなくなったわけじゃないのよ~。
ソーラーローンを活用する
これは注意も必要になります。
太陽光発電には専用の「ソーラーローン」というものがあります。初期投資額0円で太陽光発電を設置出来ます。
毎月の支払いも、太陽光発電で得ることが出来る電気代削減メリットと売電収入で支払いが十分可能になるので、月々の負担がなく太陽光発電を導入することが出来ます。

この「ソーラーローン」は大半の人が使っているんだよ!

ソーラーローンを払い終わったあとも太陽光発電から収入が続くから、無理して一括払いする必要はないわよ~。
メンテナンスの必要性
太陽光発電にはランニングコストがかからない「メンテナンスフリー」と言われることがありますが、経済産業省は発電量の低下や機器類の故障がないか確認するために4年に1度の定期点検を推奨しています。
さらにパワーコンディショナーは、15年前後で交換する必要があるとも言われています。

コストをなるべく抑えようと、メンテナンスを怠ると、後々損をしてしまう可能性があるのよ!だからメンテナンスは絶対定期的にしないとダメよ!
メンテナンス費用は積み立てしよう!
毎日の発電量はモニターなどで確認できますが、屋根の上の太陽光発電のさらに見えない部分などの異常を発見するには、専門家に定期的にチェックを依頼しましょう。
さらに、売電収入を少しでも良いのでメンテナンス費用に確保しておくのも良いです。
このどちらも蓄電池を導入することを考えているのであれば、パワーコンディショナーの交換費用は節約できる可能性があります。

蓄電池を導入する前にパワーコンディショナーを太陽光発電兼用の「ハイブリットパワーコンディショナー」に交換すると、修理交換の費用を節約することが出来るよ!
屋根に負荷がかかる
こちらはメーカーによっても違ってきますが、標準的な太陽光パネルは1枚で15Kgほどで、一般的な住宅であれば20枚ほどになります。
そうすると屋根全体に約300Kgもの負荷がかかることになります。

かなり不安になると思うけど、こちらの記事を見てもらえればよくわかるよ~。
https://solar-jp.net/62
天候により発電量が変わる
これは誰でもわかることだと思いますが、天候が悪いと発電量がかなり減ってしまいます。
晴れの日が続いていたとしても、冬場は日照時間が短くなるため、冬以外の季節と比べて発電量が少なくなってしまいます。
ですが、雨が多い季節だったなど部分的に判断するのではなく、年間を通しての天候を見ると日射量は平均化されるのでそこまで心配する必要はありません。

時期的に発電量が下がっても、年間を通してみるとあまり変わらないってことよ~。

設置に向いていない家
こちらも重要です。上記と内容がやや被りますが、全ての家が太陽光発電に向いているとは言えません。
一例を挙げると、斜線制限の都合などから北向き1面だけの屋根だったり、極端に屋根が小さいなどといった場合は、満足できる発電量を得ることが出来ず、損をしてしまいます。
それ以外に塩害や積雪など地域の環境も考慮に入れなければいけません。
設置する家にもともと構造上の不安がある場合はかなりリスクがあります。そうした場合に備えて太陽光発電には設置基準が設けられています。
自分の家が大丈夫なのかどうか事前に調べておくことをオススメします。

そして、実は太陽光発電設置に向いていない家だったとしても、太陽光発電システムを売りたいがため、さも太陽光発電に向いている住宅かのようにアピールしてくることもあります。

これにダマされて太陽光発電を導入してしまうと損をしますよ!


自分の家が太陽光発電導入に向いていなかったとしても、屋根の上だけじゃなく、土地(地面)に設置したり、カーポート太陽光発電なんて手もあるよ!

出力制御がある
こちらは、地域によって出力制御が起こる可能性があります。
この出力制御とは、太陽光発電の発電量が増えて電力供給量が需要を大きく上回った時に、太陽光発電の設備が発電しないように電力会社側が制御することを言います。
太陽光発電の出力制御が起こってしまうと、発電した電力を売れない可能性があります。

せっかく発電しても、その電気が売れないと損な気分になるわよね~。
10KW未満の住宅用太陽光発電では、北海道電力、東北電力、北陸電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力のエリアで出力制御がおこる可能性があると言われています。

でもね、上記のエリアだったとしても、出力制御は規模の大きい太陽光発電が優先的に対象となるから、住宅用はそこまで心配する必要はないんだ!
もし、産業用の太陽光発電の設置を考えているなら、出力制御が発生するリスクがあることを想定しておいた方が良いでしょう。
反射光のトラブル
こちらは、ある意味ご近所さんトラブルに発展する可能性があるデメリットになります。
例えば、太陽光パネルから反射した光がご近所さんの家に当たり、「暑い」「眩しい」などと言った事例が現実に起きています。

でも安心して!反射光のトラブルが発生するケースは限られているの。実は反射光のトラブルのほとんどが屋根の北面に太陽光パネルを設置した場合なのよ~!
北面に太陽光パネルを設置すると、南の方から太陽光がさしこんだ時に斜め下方向に光が反射してしまうのが理由になります。

まぁ、逆に考えると北面に太陽光パネルを設置しなければこれらのトラブルは起きないってこと!
騙される可能性がある

これは、由々しき問題だわ!!!
でも残念なことに、未だにそう言ったことが起こってしまうの。
太陽光発電はとても素晴らしいシステムですが、残念なことに訪問販売などの悪徳業者の巧みなトークにダマされて高額な契約をしてしまったなどの相談があります。

騙されないようにするには、高額な契約はしないこと!相場と比較する!
必ず見積もりは最低3社に依頼する!これ大事!!!
以下の記事も参考にして欲しいな!


雨漏りなどのリスク
こちらはどんなものでもついてくるリスクではありますが、太陽光発電では施工業者によって雨漏りや電気系のトラブルが発生するリスクがあります。
そして、メーカーが定めている施工基準とは違う工事を行い、メーカー保証が受けられない可能性もあります。

これを避けるには、施工業者選びが重要になるのよ!
なるべく避けたほうが良い業者の特徴をご紹介しておくわ!
- 相場からかけ離れた価格(安すぎる、高すぎるなど)
- 屋根の軒先ギリギリ、屋根からパネルが飛び出すような位置にパネルを設置するよう勧める
- 工事を下請けに丸投げ
価格が相場からかけ離れている場合は、自身で相場を調べておけば気が付くと思いますが、工事を下請けに丸投げしているかどうかは分かりにくいと思いますのでさりげなく質問してみると良いでしょう。
そして、下請けに丸投げが何故だめなのか?
それは、販売業者と下請け会社の連携がとれていないことが多い、工事費用が高くなりやすい、販売店が工事代をけちるので低品質になりやすいなどの難点があります。
パワーコンディショナー問題
太陽光発電はパワーコンディショナーの設置場所が必要です。パワーコンディショナーの設置スペースは、一般的な電子レンジくらいで奥行きが20㎝ほどになります。

意外とこのスペースが忘れがちになっちゃうんだよね!

パワーコンディショナーの設置場所は屋内だけでなく、屋外にも設置できるタイプもあるから、屋内に設置場所が確保できないようなら屋外タイプがおすすめよ♪
業者が倒産する可能性
太陽光発電会社が倒産してしまうといったことは意外と多いです。
帝国データバンクが2020年1月に発表した内容を見ると、2006~2019年の間に457社もの太陽光発電関連会社が倒産をしているのがわかります。
もし、業者が倒産してしまったら、その後のメンテンナンスなど受けることが出来なくなり、一番最悪なのが工事前に倒産し、頭金を持ち逃げされてしまうケースもあります。

これはダメだよね!でも倒産しちゃうのもなんか可哀相だけどさっ。
だからこうなる前に業者選びが大切なんだ!

実は倒産する業者には共通する特徴があるの~。
【倒産する業者に共通する特徴】
- 長期間無償でメンテナンスをしますと言う提案をする
- 太陽光発電が極端に安い、高い
- 契約をせかす
契約を急かすような業者は数年後に倒産していることが多いと言われています。
そして、帝国データバンクの調査で業歴が5~10年未満の会社が倒産しているケースが一番多いと発表されています。

業歴が浅くても良い業者はあるから、一概には言えないけど、特に慎重に判断しよう!
確定申告、固定資産税が必要かも
全てとは言いませんが、確定申告(所得税)や固定資産税が必要になるケースがあります。
太陽光発電の所得税がかかるのは、売電によって収入を得られるため。その結果、雑所得として課税対象になることがあります。
給与所得者の場合、雑所得が年間20万円以上になると確定申告が必要になりますので、注意しましょう。
そして固定資産税ですが、一般的な屋根の上に設置する太陽光発電は課税対象外になります。注意しなければいけないのが、屋根材と一体型になっている太陽光発電の場合です。
これは太陽光発電が屋根材の役割も果たしているタイプになり固定資産税の対象となります。

でも実際はあまり課税対象とはならないのよ。
10KW未満の住宅用太陽光発電なら課税対象となることはほとんどないの♪
住宅用太陽光発電の規模で課税対象となるには20万円以上の売電収入がないと対象にはなりません。これはほぼほぼ不可能なんです。
それは、10KW未満の太陽光発電では、家で使用し余った分だけ売電出来る「余剰買取制度」があり、雑所得から太陽光発電の導入費用が経費として計上出来るからなんです。

太陽光発電のデメリット、心配いらないケースが多いけどこれを知っておかないと、なにか一つでも当てはまっていたら損しちゃうかもだからね!
太陽光発電のメリット

デメリットを上手に回避出来れば、次のようなメリットが受けられるわ~♬
そうすると太陽光発電は得なのよ!!!
電気代が節約できる
皆さんが太陽光発電のメリットと聞いて一番に想像するのが電気代の節約ではないでしょうか。
自身の太陽光発電で得た電気を使用すると、通常は電力会社から購入する電気代が削減できます。
このご時世、在宅時間が増えた方も多く、電気代が高くなることが心配かと思いますが、太陽光発電があればその心配もなくなります。

ひとつ勘違いしないで欲しいのが、太陽光発電を導入したからと言って、電力会社からの電気代の請求がなくなるわけではないんだ!
電気は太陽光発電に関係なく、性質上貯めておくことが出来ないので、太陽光発電が発電していない夜間などは電力会社から電気を購入することになります。
太陽光発電では、電気代の削減と売電収入を上手に組み合わせることでメリットが受けられます。
収入が安定している
太陽光発電は投資として注目されています。他の投資商品と比べ収入が安定していることもあり導入する人も増えました。

例えばだけど、アパートやマンション経営なら空き室のリスクだったり、入居者トラブルでの出費などのリスクもあるわよね!
それに比べ太陽光発電の収入はとても安定しています。日射量は年間を通して考えると激しく変動することはなく、さらに国が始めの10年間(10KW以上は20年間)は売電金額を確約してくれています。
そして。近年は太陽光発電全体に15年、パネルの出力に25年保証を付けるメーカーが多く、もし製品が故障しても期間中は安心です。
売電収入

私だけかな、これが一番うれしかったりする~♬
太陽光発電を導入で得られる経済的メリットで一番大きいのが売電収入です。
経済産業省の資料では、平均的な住宅用太陽光発電が作り出した電気で自家消費されるのが約3割、売電が約7割となっています。
太陽光発電で得られる経済的メリットの大部分が売電収入ということになります。

2021年どの売電価格はこちら♪
区分 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 売電期間 | |
売電価格 | 10kW未満 | 21円/kWh | 19円/kWh | 17円/kWh | 10年間 |
10kW以上50kW未満 | 13円/kWh | 12円/kWh | 11円/kWh | 20年間 | |
50kW以上250kW未満 | 12円/kWh | 11円/kWh | 10円/kWh | 20年間 |
10KW未満の売電価格は、2019年度まで出力制御対応機器の設置の義務がない、東京電力、中部電力、関10KW西電力エリアと設置義務があるエリアでの売電価格には差がありましたが、2020年度からエリア別での売電価格の差がなくなりました。
そして、2020年度から10KW以上では全量売電はできなくなりました。
停電して電気が使える

これはいざという時には凄く便利!!!
太陽光発電は、停電した時にパワーコンディショナーの自立運転機能を使って電気を使うことが出来るとても便利なシステムです。
北海道胆振東部地震が2018年9月6日に発生しました。その際に大規模な停電になり、苦労した方も多く、そんな中太陽光発電を設置している方の約9割が自立運転機能を使ったとの結果が出ています。

停電時に太陽光発電の自立運転機能を使った方たちの声がこちらよ~。
- 冷蔵庫や洗濯機、スマホ数台、テレビが同時充電できた
- 冷蔵庫や携帯の充電、自宅の電話、水洗トイレが使用できてよかった
- 冷蔵庫の中の食料を腐らせることなく、その後の食べ物不足など気にせずにすんだ
- 自分の家だけでなく、両隣のお宅にも電力を供給できた

知り合いがこの地震で停電が何日も続いた状態で過ごしたんだけど、冷蔵庫の中の食料が腐って処分も大変だったみたいだよ。
スマホも充電できなくてとにかく困ったって………….。
太陽光発電、凄くいいな~って言ってた。
これにより、太陽光発電は経済的メリットだけじゃなく、災害時の非常用電気としても役に立つことが立証されました。
再エネ賦課金の削減
再エネ賦課金は聞きなれない言葉かもしれませんが、再生可能なエネルギーを普及させるための費用で、全世帯が購入する電気使用量に応じて課金される仕組みです。
先月8万
今月13万やばすぎやろ。
うち
再エネ賦課金1.3万大雪の時に糞の役にも立たないソーラー発電に、こんなに支払う義務があるのかね💢
現政権になってから、空前の物価高等により生活は困窮している。
そんな中、バカボン親子は物見遊山。 #電気代高すぎるから一律給付金出して pic.twitter.com/a9Of0MmCO7
— 目覚めろ!日本人 (@mdepVyKO4eSPkFn) January 31, 2023
2020年度の再エネ賦課金は1KW3.36円で、平均的な家庭では年間9,000円以上もの負担になります。
ですが太陽光発電を導入すると、購入する電気の使用量が減り、その分再エネ賦課金の負担額が少なくなります。

夏涼しく冬は暖かい
太陽光発電を設置すると夏が涼しくなると言われています。夏に涼しくなるのは、屋根が太陽光発電によって強い日差しを遮られ、熱がこもることがないからです。
株式会社ポラス暮らし科学研究所の実験では、太陽光発電を設置すると屋根に使われている野地板裏面の温度が10.92℃低くなるとの結果が出ています。
室温でいうと、2~5℃ほど下がるそうです。体感にしたらかなり涼しく感じるかと思います。
そして、冬が暖かいのは、太陽光パネルが放射冷却を抑制してくれ、その下の部屋が暖かくなるということが判明しています。

これだとエアコンなどのの使用を抑えることが出来て電気代の節約になるわね♪
寿命が長い
こちらも太陽光発電の特徴の1つになります。寿命が長い理由は、太陽光発電に可動部がないからと言われています。
15年ほどで交換が必要なパワーコンディショナーですが、パネルは30年が寿命の目安とされています。
さらにパネルの出力保証期間が長いのも太陽光発電の寿命の長さを証明しています。

ちなみにメーカーの標準的なパネル出力保証期間は25年だよ!
ZEH(ゼッチ)化

ZEHって何???って感じだよね~。これも知っておいた方が良いよ!
ZEH(ゼッチ)とは、環境省が以下のように説明しています。
外皮の断熱性能を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現したうえで、再生可能なエネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅
「環境省より引用」
この中の「再生可能エネルギーを導入することにより」という一文がありますが、一般的な住宅の場合、水力発電や風力発電の導入は無理なので、結果的に太陽光発電を導入することがZEH化の条件となります。

住宅をZEH化することを国は強く勧めていて、2019年度は一戸につき70万円の補助金が用意され、2020年度は60万円と少し金額が下がりますが、かなりの金額に違いはありません。
ですが、ZEHの補助金は予算に限りがあり、必ず受給できるわけではありませんが、太陽光発電を導入する際にはチェックしておくとお得になる可能性があります。
オール電化との相性
太陽光発電はエコキュートやIHなどのオール電化を導入している家庭の場合はさらにお得になります。その理由としては、太陽光発電とオール電化住宅の料金プランにあります。
オール電化ではない一般的な家庭では、電気料金が1日を通して同じ金額になりますが、オール電化だと深夜の電気代が安く、日中が高くなります。
夜間の安い時間に電気を使いお湯を沸かし、そのお湯を保温して日中に使用できる電気給湯器(エコキュート)がありますので、その分お得になります。

でもね、注意が必要なんだ。日中に電気をたくさん使ってしまうと、逆に金額が高くなっちゃうよ!!!

太陽光発電を導入すると、高い電気代の日中は太陽光発電で得た電気を使うことにより高額になることもなくなるわよ♪
太陽光発電を導入すると、このようなメリットがありますが、オール電化をすでに導入している場合になります。
それに、太陽光発電を導入するとオール電化にしないといけないわけではありません。
もともとガスを使用していた家庭でも、ガスと太陽光発電の併用で、オール電化よりもお得になることもあります。

蓄電池
オール電化以外にも相性が良いものがあります。それが蓄電池です。

太陽光発電と蓄電池の相性が良い理由を説明するよ!
災害時に太陽光発電で得た電気をためて使える
太陽光発電とセットで蓄電池を導入した場合、災害時に停電しても太陽光発電で作られた電気を蓄電池にためることができ、それを使うことが出来ます。
電気料金プランの相性が良い
オール電化と同じで、電気代が深夜帯が安くて日中が高いので、日中に蓄電池を使うことで電気代を節約できます。
買取期間終了後に自家消費の割合を増やせる
固定価格買取期間が終わって売電価格が下がっても、蓄電池があると電気をためることが出来、自家消費に使うことが出来ます。

蓄電池は太陽光発電と必ずセットで購入しないといけないわけではないの。
もし必ずセットにしないとダメだという業者がいたら、他の業者にもどうすべきか聞いてみるのが大切よ!
太陽光発電は損か得か?まとめ

ふぅ~っ。今回はかなり盛りだくさんな内容になっちゃったね!
でもみんなに損して欲しくないから張り切っちゃったよ!
太陽光発電は損か得か?メリットデメリットを把握するとお得になります。

太陽光発電に向いている家なのかどうか、結果次第ではかなりお得になるわね!

そうだね♪今回ご紹介した情報を上手に活用して、余裕のある老後を確保してね!!!