
インリーソーラーは、コストパフォーマンス重視の方にはピッタリだと言われているけど、実際はどうなの?って感じだよね!

今回はそんなインリーソーラーについて特徴や評判などご紹介してくわね!

インリーソーラーの特長
インリーソーラーは1998年に設立された中国の太陽光パネルメーカーの「インリー・グリーンエナジー社」のブランドです。
なんと太陽光パネルの生産量は世界最大級と言われ、2012年にはパネル供給量が世界一になりました。
太陽光パネルは大量生産で低価格が実現できるので、生産量が多いメーカーはコストパフォーマンスが良い傾向にあり、インリーソーラーも同様です。
更にインリーソーラーは、太陽光パネルの素材であるインゴットの生産からパネルの組み立てまで自社で全ての工程を行う為、生産コストを抑えることが出来ます。
品質でも他のメーカーへ優位性を保っているので、低価格で高品質なパネルと信頼や実績がインリーソーラーの特長と言えます。
インリーソーラーの価格が安く高品質なパネル
インリーソーラーの一番の特徴とも言えるのは、何と言ってもパネルの安さではないでしょうか。
販売店で違いはありますが、1kWあたり20万円を切る所もあります。
価格が安い上に高品質なインリーソーラーの太陽光パネルは、最大出力325W、変換効率は20.5%とトップクラス並みです。
インリーソーラーには単結晶と多結晶パネルがあり、単結晶パネルとして開発された「インリーソーラーPANDAパネル」は、赤外線から電気への変換効率が良い次世代太陽光電池パネルとなっています。
多くの電力が得られる為、家庭用や商用に向いています。
単結晶パネルの「PANDA BIFACIAL60CF」は、両面パネルになっており太陽光を効率よく取り込み発電するので、背面からの光の条件によっては最大30%出力がUPします。
多結晶パネルでは、変換効率が最高で15.6%と優れており、住宅に設置できる小型パネルで設置コストを抑えて高い電力を実現しているYGEシリーズは多結晶パネルの代表的な製品になります。
インリーソーラーの太陽光パネルは、他のメーカーのパネルより重量があるので、最新の住宅なら問題はありませんが、古い住宅の屋根なら耐久性を考慮しないといけません。

どのメーカーのパネルでも、自分の家の屋根に合うか合わないかはちゃんと見積もり時にチェックして貰わないとね!
インリーソーラーの実績
インリーソーラーは、人権や労働に関する国際規格である「Social Accountabikity 8000」や、製品に対する国際的な基準を定めたISO認証を取得しています。
インリーソーラーが高い基準をクリアしていないと取得できないことを考えると、この2つを取得しているだけでも企業としての信頼度が高いことが分かります。
更に国際的な信用も高くなっており、2007年ニューヨーク証券取引所上場、世界90か国で8500万枚以上のパネルを出荷しています。

パネルメーカーとしては世界的なブランド確立をされていると言えるわね!
インリーソーラーの評判
インリーソーラーは価格が安い、高品質で信頼度があることが分かりましたが、口コミでの評判はどうなのでしょうか?
口コミでは、
「シャープ、三菱、インリーソーラーと3つのメーカーの見積もりをして貰ったが、圧倒的にインリーソーラーの価格が安くコストパフォーマンスが優れていたのでインリーソーラーに決定した。設置して1年経つが予想以上に発電してくれて大変満足。」
「インリーソーラーは3年目で発電量が落ちる。毎年このパネルの発電量が落ちている気がする。野立ての太陽光は初期費用が高くてもパナソニックをオススメしたい。」
「10kW以上の大規模な太陽光発電の設置を検討していたので販売店に相談した。その時にインリーソーラーを紹介してもらった。屋根に設置する太陽光発電は面積に限りがあるので、インリーソーラーは向かないようだったが、10kW以上のシステムで発電量と価格を兼ね合いで見るとインリーソーラーが一番メリットがあったのでインリーソーラーに決めた。設置して2年程経つが順調に発電してくれ、この分だと7~8年で元が取れそう。」
「インリーソーラーのように中国メーカーは安いがその分いきなり倒産により顧客の保証面などにリスクがあると感じた。そのためにも損害保険への加入も同時に考えるべき。コスパを考えるとインリーソーラーだが、国産の安心感にも惹かれている。」
引用元:太陽光発電メーカー比較サイト
とありました。
結構意見が分かれていますが、条件などが違うので色んな意見があっても当然でしょう。
発電量が落ちてきたとの意見では、野立ての太陽光発電のようですし、順調に発電してくれるとの口コミの方は野立てとは限らないので、何とも言えませんのであくまで参考までに。
そして、インリーソーラーは海外のメーカーなので、倒産などの心配もあるかと思います。
2014年の決算で約2億ドルの赤字を計上したインリー・グリーンエナジーは、4期連続赤字を計上していたこともあり、インリー・グリーンエナジーの経営面が不安視されるようになりました。
ですが、2015年の決算では黒字になっています。
心配な方は口コミの様に、保険の加入も視野に入れておくのも良いかもしれませんね。

インリーソーラーのまとめ
インリーソーラーは中国メーカーということもあり、どうしても心配な方もいらっしゃるかと思います。
海外メーカーと言う所も、倒産などしたらどうなるのか?と言う不安があるかと思いますが、コスパ重視にするのか、色々な安心をとるのかじっくりと考えて決断してください。
そして、見積もりを出して貰う時は最低でも3社に、太陽光パネルも何種類か選んで出して貰うことをオススメいたします。
コストパフォーマンス重視の方にはとてもピッタリなメーカーではありますが、後悔しないためにも是非、慌てず慎重に太陽光パネル選びをしてください。