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ソーラーカーポートで後悔した事例7選|口コミ&デメリットまとめ

ソーラーカーポート太陽光でのデメリット ソーラーカーポート

「ソーラーカーポートって本当にお得なのかな?」

そんな疑問をもつ方に向けて、ソーラーカーポートで後悔した7つの事例をご紹介します。

駐車場を有効活用できるメリットがある一方で、実は隠されたデメリットもたくさんあります。

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  1. ソーラーカーポートで後悔した事例7選
    1. 思ったように発電しない
    2. 高い金額で契約してしまった
    3. 反射光で近隣住民から苦情がきた
    4. 住宅の景観に合わなかった
    5. 適切なサイズが選べなかった
    6. 車の買い換え時にサイズが制限された
    7. 耐久性が低く破損した
  2. ソーラーカーポートに満足している人の口コミ
    1. 月々の電気代が6,000円も安くなった
    2. 両面パネルで雪が積もっても発電できる
    3. ローンを活用してソーラーカーポートを設置
  3. ソーラーカーポートのデメリット
    1. 初期費用が高くなりやすい
    2. 定期的なメンテナンスが必要
    3. 太陽光パネルが影になりやすい
    4. カーポートに依存するので発電効率を伸ばしにくい
    5. 増設許可の申請が必要
    6. 風や雪の影響を受ける
  4. ソーラーカーポートのメリット
    1. 1日で設置工事が完了する
    2. デッドスペースを有効活用できる
    3. 住宅屋根に設置できない人も導入できる
    4. 土地を新たに取得する必要がない
    5. 住宅用ソーラーパネルよりも発電効率が高い
    6. 電気自動車(EV車)との相性が良い
  5. ソーラーカーポートの種類
    1. 太陽光発電一体型カーポート
    2. 太陽光発電搭載型カーポート
    3. オーダーメイド太陽光カーポート
  6. ソーラーカーポートの価格相場
    1. 2~4台用の価格相場
    2. 金額は組み合わせで大きく変動する
  7. ソーラーカーポートの初期費用を抑える方法
    1. PPAモデルを活用する
    2. リースモデルを活用する
    3. 補助金制度を利用する
  8. ソーラーカーポートの固定資産税
    1. 固定資産税の課税対象となるケース
    2. 基本的にはソーラーカーポートに固定資産税はかからない
  9. カーポートへの太陽光発電の導入はおすすめ

ソーラーカーポートで後悔した事例7選

せっかくソーラーカーポートを導入したにも関わらず、下記のような理由で設置したことを後悔する人もゼロではありません。

お金を払った後ではどうしようもありませんので、こういった問題が発生しないよう、ひとつずつ問題をクリアにしていきましょう。

思ったように発電しない

ソーラーカーポートに限った話ではありませんが、太陽光発電は事前のシミュレーションどおりに発電してくれるとは限りません

設置前のシミュレーションはあくまで予測値ですので、シミュレーション結果よりも発電量が低下する可能性が大いにあることを見越した上で、導入可否の決定を下す必要があります。

設置後に発電モニターを見て「失敗した」と後悔する可能性も

太陽光発電は住宅用もカーポート用も、「つけてよかった」と思う人もいれば、「やらなきゃよかった」と後悔する人もいるのです。

太陽光発電をつけてよかったこと&やらなきゃよかったと思う原因!
太陽光発電をつけてよかったこと&つけて後悔したことをまとめました。メリットが多いように感じられる太陽光発電システムですが、当然デメリットも存在します。それらのバランスを考えて投資に踏み切りましょう。

高い金額で契約してしまった

営業マンの「精一杯頑張った価格です」という口車に乗せられ、安いと思って購入した太陽光発電の設備が、実は一般的な価格だったケースは珍しくありません。

導入する顧客側は太陽光発電に関する詳しい知識をもち合わせていないため、営業マンが値下げをしてくれたら、素直に相場よりも安いと思ってしまうもの。

ですが、実際には値下げすることは最初から織り込み済みで、値下げをしたことで安く見せて契約を取るというのは、よくある手法です

相場よりも高い価格で太陽光発電が売れて悪い顔で笑っている営業マン

営業マンの口車に乗せられて契約に至った夫婦のイメージ

後で別の業者で見積もりをとって事実を知っても契約後であればどうしようもないので、必ず複数の業者に相見積もりを取って、導入費用が安く、信頼できる業者に依頼しましょう

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反射光で近隣住民から苦情がきた

太陽光発電ではよくある問題ですが、ついつい見落としがちなのが反射光による近隣住民とのトラブルです。

太陽光パネルは、あなたが思っている以上に太陽光を反射します。もしもそれが近隣の住宅に当たるようなら、眩しいといった問題や、外壁が日焼けするといった問題が起こってしまいます。

これは設置側の問題となるため何かしらの対処を取る必要がありますが、設置する角度・太陽の位置は設置前から分かっていることですので、反射光が近隣住民の迷惑にならないか事前にしっかりとシミュレーションすることで防げます。

太陽光発電がまぶしいトラブル事例3選|裁判沙汰になったケースも!
太陽光発電がまぶしいトラブル事例をご紹介しています。ソーラーパネルに太陽光が反射し、近隣住民とトラブルになることは、意外と少なくありません。実際にトラブルが悪化し、裁判沙汰にまでなった実例もありますので、導入前には、しっかりとトラブルの内容を知っておく必要があります。

住宅の景観に合わなかった

ソーラーカーポートはどうしても住宅の見た目の印象を変えてしまうため、ソーラーカーポートが原因で建物全体で見たときに美観が気に入らないケースもあります。

例えば黒の外壁で統一している物件に、支柱が真っ白なソーラーカーポートを取り付ければ、そこだけ悪目立ちしてしまって、建物のトンマナを損ねてしまうでしょう。

ソーラーカーポートの主張が激しすぎる失敗例

適切なサイズが選べなかった

ソーラーカーポートは規格品がほとんどで、既存の規格サイズの中からソーラーカーポートを選ぶ必要があります。

規格品なので設置までの期間が短いというメリットがあるものの、自分が理想とするぴったりのサイズはなかなか見つかるものではありません

また、横幅のスペースだけでなく、高さの問題もあります。

ソーラーカーポートを設置したことで、それまで取り込まれていたリビングへの太陽光が遮断され、お部屋が暗くなってしまったというケースも存在します。

車の買い換え時にサイズが制限された

既存のカーポートに太陽光パネルを設置する場合には心配は不要ですが、新たにソーラーカーポートを設置する場合は、サイズにも注意が必要です。

後からソーラーカーポート自体のサイズを変更することは現実的ではありませんため、将来的に駐車する車の台数が増えたり、車のサイズが大きなった場合、サイズの兼ね合いでソーラーカーポートにクルマを駐車できない可能性もあります

幅が狭く車の出し入れがしにくかったり、反対に幅が広すぎて駐車場以外のスペースが狭くなってしまったりと、100%自分が満足することは難しいと言えます。

予算と敷地の都合もあると思いますが、できるだけスペースに余裕があるソーラーカーポートを選択すると良いでしょう。

耐久性が低く破損した

ソーラーカーポートの耐久性は、製品によってバラバラです。

一般的なカーポートと同じように、積雪がひどい地域だと、雪の重みで破損してしまうことも珍しくありません。

あなたのお住まいの地域の環境面に適した製品か、しっかりと吟味しましょう。

太陽光発電の減価償却の耐用年数は15年?それとも17年?
太陽光発電の耐用年数は17年と定められており、減価償却を行う際に重要な役割を担っています。しかし、事業によっては耐用年数が短くなる例外もあります。正しい節税対策ができるよう、太陽光発電の耐用年数やメリット、減価償却の計算方法について解説していきます。

ソーラーカーポートに満足している人の口コミ

一般的に知られているメリット以外にも、次のような満足の声が挙がっています。

ひとつずつ見ていきましょう。

月々の電気代が6,000円も安くなった

ソーラーカーポートを導入したことで、月の電気代が6,000円も安くなったという嬉しい投稿です。

これは決して珍しいお話ではなく、よほどの悪条件でない限りは、ソーラーカーポートを導入することで大幅に電気代が削減されます。

両面パネルで雪が積もっても発電できる

雪国にお住まいの方であっても、ソーラーカーポートは充分に視野に入ります。

現在では両面発電パネルというものがあり、ソーラーパネルの表面が雪で覆われていたとしても、地面から反射した光をソーラーパネルの裏面で受けることで発電が可能。

雪国は特にたくさんの電気を使いますので、この技術があれば雪国でこそソーラーカーポートを設置したいですね。

ソーラーパネルに雪の影響はある?トラブルを防ぐには雪対策が重要!
ソーラーパネルへの雪の影響について解説しています。雪がソーラーパネルに及ぼす影響や、雪が引き起こす事故、トラブルを防ぐために重要な雪対策、雪国でのソーラーパネル設置で成功する方法など、雪国で太陽光発電の設置を検討している方に注目していただきたい内容をまとめています。

ローンを活用してソーラーカーポートを設置

こちらの方は、ローンの借り換え時にソーラーカーポート費用をローンの中に追加で入れ込んで設置されたようです。

もちろん借り換えではなく、新たにローン組んで設置もできますので、まずは一度ソーラーカーポートの設置料金を試算することから始めてみると良いでしょう。

試算は無料なので、気軽に設置費用を知れます。

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ソーラーカーポートのデメリット

ソーラーカーポート導入後に後悔しないよう、下記のようなデメリットがあることを把握しておきましょう。

どんな投資にもデメリットはつきものなので、自分が許容できる範囲かきちんと判断することが大切です。

初期費用が高くなりやすい

カーポートだけでなく、架台や太陽光パネルの工事費用が加わるので、初期費用が高くなってしまうことがあります。

初期費用が高くなると、それだけ投資金額を回収する期間も長くなってしまいますので、初期費用が安いに越したことはありません。

ほとんど同じような性能、保証内容であっても、100万円近く導入コストが違うこともありますので、複数会社での相見積もりは必須です。

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定期的なメンテナンスが必要

効率的な発電量を維持するためにも、以下のような定期メンテナンスが必要です。

それぞれ、お金がかかる内容となっていますが「必要に応じて」となりますので、必ず表示期間内に以下のコストがかかるわけではありません。

内容 期間 費用
定期点検 4~5年 1~2万円
定期的な清掃 半年~1年 3~6万円
パワコン交換 10~15年 20~30万円

平均化すると、1年あたり¥20,000~¥30,000のメンテナンス代金がかかることになります。

そこまで大きな額ではありませんが、毎年のこととなりますので、こちらも覚えておきましょう。

定期点検については、契約時に「○年ごとに○円で定期点検を実践」と予め決まっているメーカーもありますので、確認が必要です。

太陽光発電のメンテナンス費用はいくら?点検は義務化されてる?
太陽光発電の具体的なメンテナンス費用について、紹介しています。太陽光発電には、住宅用と産業用がありますので、それぞれのメンテナンス費用を解説していることに加え、メンテナンスの必要性や、頻度など、これから長く太陽光発電を利用していくためには、是非とも知っておきたい内容をまとめました。

太陽光パネルが影になりやすい

カーポート太陽光発電に限らず、太陽光発電を設置しても、想定した発電量が保証されているわけではありません。

地理や地形、天候、設置スペース、太陽光発電パネルのスペックや角度などでも発電量は変動します。

特にカーポート太陽光発電は、屋根に設置する太陽光発電より低い位置になり、ほかの建物の影になりやすいというデメリットがあります。

そうなると、季節や時間帯により、自宅や樹木、電柱などの影で日光が当たらなくなり、発電量に影響を及ぼします。

電信柱の影により発電量が減少しているソーラーパネルの例

太陽光発電は影により発電量が減少する

引用:日経BP

太陽光発電はパネルを直列に接続するので、一部でも影ができた場合は想像以上に発電量低下の影響は大きくなります。

太陽光パネル1枚分が影で発電できなくなるだけで、年間発電量は大きく低下します。

太陽光パネル1枚の発電量はどのくらい?実際に計算してみた結果
太陽光パネル1枚の発電量は、どのくらいなのでしょうか?太陽光発電の設置を検討している人に向けて、実際に計算してみた結果をご紹介しようと思います。発電量を高くする工夫についても解説していますので、是非参考にしてください。

東側に障害物があれば朝の起動時間が遅くなり、その結果最大出力への到達も遅くなり注意が必要です。

自宅や自宅の敷地内にある樹木以外にも、近くに高い建物や看板、電柱が新設される可能性も考慮に入れないといけません。

カーポートに依存するので発電効率を伸ばしにくい

既存のカーポートに太陽光パネルを設置する場合、既存のカーポートの屋根に合わせて設計を行う必要があります。

調整できる角度にも限界があるので、日射量や日照量をうまく確保できず、思ったように発電しないケースもゼロではありません。

そういったリスクを減らすためには、実績が豊富な業者に施工を依頼することに加え、導入の初期費用をなるべく抑えることが重要です。

太陽光発電の日照時間&日射量の関係性!発電量への影響とは?
日照時間&日射量が太陽光発電の発電量へ与える影響について紹介しています。なぜ日照時間&日照量が重要視されているのか?天気・時間・月別・地域別では、具体的にどのように発電量が異なるのか?など、太陽光パネルに受ける光の量の違いによる関係性を解説しています。

増設許可の申請が必要

カーポート太陽光発電の設置には、建ぺい率や容積率の関係のため建築確認申請が必須です。

仮設した後に申請許可が下りなかった場合は、残念ですがカーポート太陽光発電を撤去しなければいけなくなる場合も。

太陽光発電が売電できなくなる事態を避けるためにも、設置前に市区町村役場の都市計画課で調べておきましょう。

太陽光発電は売電できなくなる?売電廃止で未来はないのか?
10年後に太陽光発電で売電できなくなるのか噂の真相について解説しています。本当に太陽光発電で売電ができなくなるのか、売電価格の推移、太陽光発電事業の将来性、固定価格買取制度終了後の11年目以降の選択肢や損をしないポイントについてまとめました。

風や雪の影響を受ける

お住まいの地域によっては、雪が多かったり風が強かったりするご家庭もあるでしょう。自然災害は対策が難しいため、そういった環境面も忘れはいけません。

その地域に詳しい担当の方であれば良いですが、他府県からの営業で契約された場合などは、しっかりとそのあたりも説明・相談が必要です。

例えば積雪が多い地域であれば、雪の反射光からでも発電できる両面ソーラーパネルを設置するといった選択が必要です。

太陽光パネルメーカーの世界シェアランキングTOP8!
太陽光パネルメーカーを世界のシェア率でランキング形式に紹介しています。国内シェアが高いメーカーが世界でもシェアが高いとは限りません。世界で高いシェアを占めているメーカーとその特徴を知ることで、太陽光発電選びにも大いに役立つことでしょう。

また、元からあるカーポートに後付で太陽光パネルを設置したい場合は、必ず強度計算も行ってもらってください。

太陽光パネルだけでも平均して1枚約15~20㎏にもなり、さらに架台という鉄骨組んで設置する場合が多いのでカーポートの補強も必要になります。

積雪した場合の重さも考慮した構造設計も必要になりますし、屋根上や野立てタイプの太陽光パネルと比べてパネルの傾斜を緩やかに設置することが多いので、積雪すると雪が溶けにくいという面もあります。

ソーラーカーポートのメリット

ソーラーカーポートが人気なことからも分かるように、デメリットを大きく上回る下記のようなメリットがあります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1日で設置工事が完了する

住宅屋根に太陽光発電を取り付ける場合は1週間程度の期間がかかりますが、ソーラーカーポートなら、わずか1日で設置工事が完了します。

設置場所 設置期間
住宅屋根 4~7日程度
カーポート 1日

設置工事が早い理由は、足場の設置が不要なためです。住宅屋根に取り付ける場合はどうしても足場の建設が必要になりますが、ソーラーカーポートであれば地面に直接設置するため、足場の建設は不要です。

足場の組み立て・解体時の騒音や、工事期間が長いことによる多数の業者の出入りは近隣住民からの苦情にも繋がりますので、工事期間が1日で終わることは大きなメリットです。

デッドスペースを有効活用できる

カーポートは、大事な車を安心して駐車できるだけでなく、車がないときは日よけとしてやバーベキューなど交友スペースにできたり、子供を遊ばせたりと活用することができます。

色々な用途に活用できて発電量も増やせ、住宅の屋根に比べて設置の自由度もあり、向きや傾斜など角度を調整すれば、より高い発電効果が実現します。

住宅屋根に設置できない人も導入できる

  • 自宅の屋根に太陽光発電を設置できない方
  • 既に自宅の屋根に太陽光発電を設置している方
  • 屋根の計上や面積の兼ね合いで希望の太陽光パネルのサイズが設置できなかった方

このように、太陽光発電に興味はあっても、太陽光発電を設置できなかった方もいらっしゃると思います。

そんな方でも、ソーラーカーポートなら十分に視野に入るでしょう。

土地を新たに取得する必要がない

ソーラーカーポートは、既に車を駐車しているスペースに設置する太陽光発電のため、新たに土地を取得する必要がありません。

太陽光発電では、投資金額をなるべく早く回収するために初期投資を抑えることが大切ですので、新たに土地の取得を行わなくても太陽光発電を始められることは大きなメリットです。

もしも10台以上駐車できるような広大な敷地の駐車場をお持ちの場合でも、産業用のソーラーカーポートを設置することが可能です。

住宅用ソーラーパネルよりも発電効率が高い

実はソーラーカーポートは、住宅の屋根に取り付ける太陽光発電よりも発電効率が高いメリットがあります。

具体的には、住宅用ソーラーパネルと比較して、1.2倍ほど平均発電容量が高くなっています。

ソーラーカーポートと住宅用太陽光発電の比較グラフ

引用:SDGs ONLINE

1.2倍という数字はかなり大きなものですので、それだけでもソーラーカーポートを検討する余地がありますよね。

電気自動車(EV車)との相性が良い

ここ数年で、世界的にみても電気自動車(EV車)の人気が高まっています。

ガソリン車と比べて電気自動車の月間燃料費が安く、日本でも注目されています。

ですが、皆さんご存知とおり、電気自動車にはデメリットもあります。

電気自動車には電気が必要で、その電力を得られるEVステーションが通常のガソリンスタンドに比べて非常に少ないので、充電切れの心配が常につきまといます。

毎日自宅で電気自動車(EV車)の充電ができれば、充電切れのリスクを抑えることができて、さらには蓄電池と併用すればかなりお得にもなります。

カーポート太陽光発電を設置だけでなく、充電コンセントや充電スタンドを設置すれば電気自動車(EV車)の充電が簡単に行えるので、現在電気自動車所有している方や、今後電気自動車を導入したいと考えている方には、カーポート太陽光発電の設置はとても相性が良いのです。

日産リーフは蓄電池の代わりになる?取り出して再利用可能?
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ソーラーカーポートの種類

一口にソーラーカーポートと言っても、住宅や環境に合った適切なものを選択できるよう、いくつかの種類があります。

種類によって太陽光パネルの価格も変わってきますので、ひとつずつ見ていきましょう。

太陽光発電一体型カーポート

太陽光発電が一体型のカーポート

引用:カクイチ

見た目 4.0 外観を損ねない
導入のしやすさ 5.0 導入しやすい
価格 4.0 一般的

太陽光パネルを設置するために設計・考案された、カーポートと太陽光発電が一体になったタイプです。

一般的なカーポートは、屋根の部分が曲線を描くアーチ型ですが、こちらは太陽光パネルを設置するために屋根部分がフラットになっており、無駄なスペースを削減した太陽光パネルです。

見た目もスッキリとしたデザインが特徴的なタイプです。

太陽光発電一体型カーポートの試算はこちら

太陽光発電搭載型カーポート

太陽光発電搭載型のカーポート

引用:yh株式会社

見た目 3.0 太陽光パネルが目立つ
導入のしやすさ 5.0 導入しやすい
価格 4.5 少し安い

太陽光パネルとカーポートが別々になっているタイプです。

この太陽光発電搭載型のカーポートは、折板屋根(せっぱんやね)と言われる金属製の屋根材を使ったもので、屋根の上に架台(太陽光発電システムを設置するための設備)と太陽光パネルを設置します。

太陽光発電一体型との違いは、太陽光パネルを取り外して普通のカーポートとしても使え、種類も豊富なので利用者の好みによって選べるところ。

架台の高さを変えて角度調整もできます。

しかし、高さを増やすと太陽光パネルの重量と費用が増えてしまうので注意しましょう。

太陽光パネルの重さはどれくらい?1枚の重量は何kgなのか?
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屋根材に半透明の素材やポリカネートを使用した製品は、太陽光発電を設置したいと思ってもできないこともあります。

太陽光発電搭載型カーポートの試算はこちら

オーダーメイド太陽光カーポート

オーダーメイドの太陽光カーポート

引用:エスコスタジオ

見た目 5.0 外観を損ねない
導入のしやすさ 3.0 導入の敷居が高い
価格 4.0 高い

オーダーメイドタイプのカーポート太陽光発電もあります。

オーダーメイドなのでカーポートを敷地に合わせて設計でき、その上に太陽光パネルを設置できるので、見た目もサイズも利用者の好みにできるのが特徴です。

建設基準を満たす必要があり、量産品での対応が難しいため、どうしても設置費用が高くなってしまう点がデメリットですが、その家に合うように最良設計されますので、機能的にも、デザイン的にも、優れたものとなっています。

オーダーメイド太陽光カーポートの試算はこちら

ソーラーカーポートの価格相場

カーポート太陽光発電の設置には、太陽光発電の発電量や大きさ、メーカーなどで費用に違いがあります。

2~4台用の価格相場

一例として、2~4台用の価格相場を比較してみましょう。

台数 発電量 価格
2台用 3.7~7.3KW 180~240万円
3台用 6.1~9.2KW 250~300万円
4台用 9.2~12.8KW 300~380万円

太陽光発電に関して「KW(キロワット)単価」と目にすると思いますが、これは「1KW発電させるのに導入費はいくら必要か?」が分かる統一の費用表現方法になります。

太陽光パネル価格1kW・4.5kWの相場|割安と判断できるkW単価は?
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金額は組み合わせで大きく変動する

カーポートと太陽光発電パネルそれぞれメーカーが異なるので、それによって選ぶ組み合わせによって金額が違います。

何よりも大切なことは、自宅に合うソーラーカーポートを選ぶことです。詳しいことは販売会社に相談しましょう。

施工業者によって金額もかなり違うので、相見積もりも忘れずに

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ソーラーカーポートの初期費用を抑える方法

ソーラーカーポートで成功するコツは、初期費用を抑えることです。

初期費用を抑えることで投資回収期間が短くなりますので、これから紹介する3つの方法を利用して、できる限り初期費用を抑える方法をとりましょう。

PPAモデルを活用する

PPAモデルとは、企業から初期費用0円でソーラーカーポートを設置してもらえるサービスのことで、非常に人気を集めている導入方法です。

その仕組は、ソーラーカーポートを設置する場所を提供する代わりに、そこで発電した電力をPPA事業者が得るというものになります。

電気代が安くなったり、売電が行えるといったメリットは享受できなくなるものの、10年~20年の契約満了後に設備を譲渡してもらえるケースが多いです

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リースモデルを活用する

リースモデルとは、ソーラーカーポートの設備をレンタルするイメージです。毎月一定金額を支払って設備を借りるため、ゼロから設置する場合と比較して、初期費用が安く済みます。

リース料金と削減できた電気代の差が実質的な利益になります。発電した電力は、もちろん売電することも可能。

PPAモデルは電気の権利がPPA事業者にありますが、リースモデルであれば電気の権利は設置者にありますので、自由に利用できる点がメリットです。

補助金制度を利用する

ソーラーカーポート専用の補助金は用意されていませんが、太陽光発電設備として利用できる補助金制度はいくつかあります。

補助金の援助があれば初期費用の持ち出しを大幅に削減することができますので、お住まいの地域で補助金制度が実施されていないか確認してみましょう。

ソーラーカーポート補助金の個人向けはある?安くお得に設置できる?
ソーラーカーポート補助金の個人向けについて解説しています。駐車スペースの活用法としてソーラーカーポートが注目を集めていますが、問題なのは設置費用ですよね。少しでも安くお得に設置するために、ソーラーカーポート補助金の個人向けについての情報と、設置費用を安く抑える方法を大公開します!

ソーラーカーポートの固定資産税

自宅の敷地内にカーポート太陽光発電があるからと言って、100%固定資産税がかかるわけではありません。

課税対象となるかどうかは、ソーラーカーポート太陽光発電のタイプによって決まります。

固定資産税の課税対象となるケース

以下の条件を満たす場合は、固定資産税の課税対象となります。

  • 建物が建てられている地面に基礎が埋め込まれて固定されている場合
  • 三方向以上が壁で覆われ、そこで居住、作業、貯蔵などが可能な場合
  • 屋根がある

基本的にはソーラーカーポートに固定資産税はかからない

一般的なカーポートは、これらの条件に合致しませんので固定資産税はかかりません。しかし、車庫やガレージには固定資産税がかかります。

ここが勘違いしやすいところで、「それならソーラーカーポートは固定資産税はかならない」と認識してしまいそうになりますが、下記の条件を満たした場合は、ソーラーカーポートでも固定資産税がかかります。

  • 発電量が10KW以上
  • 屋根が一体

上記の条件を2つとも満たした場合、固定資産税がかかります。

さらに詳しく知りたい方は、ソーラーカーポートに固定資産税はかかる?をご覧ください。

ソーラーカーポートに固定資産税はかかる?条件や計算方法を解説
ソーラーカーポートに固定資産税がかかるのかどうかについて解説しています。ソーラーカーポートが固定資産税の課税対象になる場合の条件や、固定資産税の課税額の計算式や具体例を交えた課税額の計算方法、お得にソーラーカーポートを購入する方法などをまとめています。

カーポートへの太陽光発電の導入はおすすめ

ソーラーカーポートは、太陽光を利用して発電し、同時に車両も保護できる素晴らしい仕組みの太陽光発電設備です。

SDGsに則った環境に配慮した家庭にもなりますので、金銭的なメリットだけでなく、そういった環境保護の観点でも価値がある投資と言えます。

ソーラーカーポートは室内や屋外の空間を狭めることなく設置できますので、駐車場がある方は、ぜひ導入を検討してみてください。

今なら0円ソーラーでソーラーカーポートを導入する方法もあります。

0円ソーラーのからくり|無料設置のデメリットを知って後悔を防ごう!
本記事では、0円ソーラーのからくりやデメリット・後悔しないについて、購入する場合と比較しながら解説しました。無料で太陽光発電を設置できる0円ソーラーですが、蓄電池の設置制限や途中解約の可否など、いくつかデメリットも存在します。0円ソーラーを導入してから後悔するという事態を防ぐために、ぜひ参考にしてみてください。
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