メディオテック太陽光が撤退したって噂は事実なの?
評判&口コミとともに、真相を一緒に確認してみよう!
メディオテック太陽光が撤退?
「メディオテックが太陽光発電事業から撤退した」という噂があり、既存顧客やこれから太陽光パネルの導入を考えている人にとっては、真相が気になるところでしょう。
再生可能エネルギー(土地付き太陽光発電システム×小型風力発電システム)のパイオニアとして、業界でも認知度が高いメディオテック。実際の活動状況はどうなのか、早速確認していきましょう。
電力小売業から撤退
メディオテックは、2016年に電力小売事業に参入。市場連動型を導入するなど新たな取り組みをスタートしていましたが、昨今の電力業界を取り巻く動向を受け、2023年3月に電力小売事業を撤退しています。
サービス終了に伴って、2023年2月末日までに各自で電力会社へ切替申請を行うよう通知済みとなっており、既存顧客は撤退の事実に驚いたことでしょう。
太陽光発電事業は継続
メディオテックが電力小売業から撤退した旨のスライドは閲覧できるものの、公式サイトの情報によると「Non-FIT太陽光発電所」および「系統用蓄電所」の開発に注力しており、太陽光発電事業は継続しています。
メディオテックでは、昨今の電力市場の価格高騰を改善するため、以下の開発事業に邁進しています。
項目 | 計画(予定) |
---|---|
Non-FIT太陽光発電所 | 約4,000ヶ所に太陽光発電所を開発 |
系統用蓄電所 | 約100ヶ所に系統用蓄電所を開発 |
メディオテック太陽光の良い評判&口コミ
メディオテックに満足しているユーザーたちのコメントを読むと、業者選びにじっくり時間をかけて他社と比較検討していたことが伺えます。
「事前にしっかり下準備しておけば、後がラク」というメッセージ性のあるコメントばかりですから、早速確認していきしょう。
見積もりの結果が良かった
4社に見積もりを頼んでみて、メディオテックの条件が良かったので選んでみたのですが、ほとんど資金が不要な状態で太陽光発電が導入できました。
メディオテックが指定した銀行で借り入れができたので、金利がかなり安くなり、売電利益で返済が賄えるので実質資金無しでの導入になりました。返済期間が終われば売電利益はそのまま得られますが、発電量を大きくしてあるので返済も早く終わる予定のため、その時が来れば割と大きな利益になってくれるので期待しています。
引用:太陽光発電ガイド
ローンの金利も安く、実質資金無しで太陽光発電が導入できたという投稿者。発電量によっては早期返済も実現可能という、夢が膨らむコメントです。
投稿者の素晴らしい点は、複数社から見積もりを取り寄せてしっかり業者を選んだこと。自分で発電量・売電料金などの概算シミュレーションを活用したり、各社の見積もりをじっくり比較検討することが成功への近道と言えるでしょう。
手間がかからず導入できた
元々田んぼだった土地があり、そのままにしておくのも勿体無いと考えてて、太陽光発電ならリスクも少ないということで導入してみました。
安く仕上げたかった事もあり、見積もりは5社で行い、見積額が安かったメディオテックに決めたのですが、造成もやってくれる業者なので楽なものです。
田んぼは放置していたので草と雑木が生えていたのですが、メディオテックに任せっきりで太陽光発電が導入できました。草や雑木は全て刈り取り、造成も行ってくれたので、特に何もする必要もなく工事が進みました。
ただ、要所ではかならず報告があったので、何が行われていたのかは把握できている状態のため、不安な事もなく簡単です。引用:太陽光発電ガイド
遊休地だった場所を活用して太陽光発電投資を行っている投稿者。雑草取りから造成までメディオテックが全て行ってくれる上、進度状況もきちんと報告してくれたということですから、投稿者は肉体的・精神的にラクして太陽光システムを設置したことが伝わります。
やはりこちらの投稿者も、複数社の見積もりを比較して施工会社を決定しています。ぜひ成功者の良いところを真似をしましょう。
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信頼できる
メディオテックさんは、業界のなかでも『施工実績ランキング第1位』ということもあって、信用して工事もお任せすることができました。
詳しい見積りの提供と、納得できる説明に満足しています。
コストだけでなく収益についても分かりやすく説明してくれたので、安心して任せることができました。
引用:サンサン太陽光発電
納得できる説明と詳しい見積もりで、メディオテックに満足しているというコメントです。施工実績が多いということは、専門知識・経験が豊富にあると考えられますので、顧客としては安心して施工をお願いできるでしょう。
投稿者が選んだメディオテックのように、多くの実績があり、概算シミュレーションを元に丁寧に説明してくれるような優良企業を探し当ててくださいね。
メディオテック太陽光の悪い評判&口コミ
一方、こちらはメディオテックに対する不満のコメントです。他社のような迷惑電話に関するクレームはなかったものの、Twitterでは対応やサービスそのものに対する低評価が目立ちました。
残念ながら、Twitterにつぶやいても根本的な問題解決には至りませんので、疑問や不満が生じた際は、直接業者に問い合わせてみるのも方法の一つです。
メディオテックのどんな点に不満が爆発しているか、その背景を見ていきましょう。
営業の対応が悪い
営業は契約を急がせます。
利回りも下振りで全額ローンでは売電してもローンが払えなくなります。
メンテナンス契約や、固定資産税とか税務に詳しくない方で確定申告及び消費税還付などを税理士にお願いするとマイナスになります。
又、案件によりますが、メンテナンス契約をメディオテックにて契約したのですが報告が上がってきません。
雑草も草刈り1回雑草処分もしますとかいてあるが、刈りっぱなし状態でひどいものです。
引用:サンサン太陽光発電
メディオテックの対応の雑さが伝わってくるコメントです。何はともあれ、営業担当者に契約を急かされても、決して流されてはいけません。
自分でも契約内容をじっくり確認したり、収支のシミュレーションを行ったり、業者の対応については口コミや評判を参考にするなどして、リスクを回避しておきたかったと言える一件です。
発電量がシミュレーションより大幅に低い
#メディオテック #風力発電#太陽光
メディオテック から風力発電所を購入したが、発電量がシュミレーションと大きく乖離している。現在同じような状況の方と情報交換したいです。ご覧になった方、DMくださいませ。— @不動産屋 (@nozye8185tV9z8V) February 13, 2020
今後「被害者の会」が結成されるのではないかとハラハラするコメントです。
発電量はその年の天候・気候によって異なりますので、シミュレーション結果はあくまで参考程度に活用するものですが、実際の結果がシミュレーションよりも大幅に低いとなると、そもそもシミュレーションを行う意味がありません。
信頼を失いかけた業者に連絡するのは億劫ですが、パネルの表面に付着した汚れや影、夏場の高温によっても発電量は低下しますので、ぜひ専門スタッフの意見を聴いてほしいと思います。
メンテナンスの対応が悪い
エネルギーを無駄にしない・電圧や周波数に影響を出さないための「出力制御」。その対象日については、顧客自身で確認してほしいと言うメディオテック側。一方、投稿者は、メンテナンス費用の高さの割に対応が伴っていないと憤りを感じています。
小さな不満が積み重なって信頼関係が崩壊する前に、「自分がやること」「業者がやること」について両者の役割を再度確認して、平穏な関係を構築してほしいと思います。
メディオテック太陽光の特長やメリット
メディオテックでは、「電気とともに、地球を未来につなぐための企業運営」を目指しており、特徴も一風変わっています。
顧客=ソーラーパネルを設置する消費者というだけでなく、太陽光発電システムを活用した投資者・資産運用者と位置付けてサポートを展開している点にも要注目。他社にはない特徴(メリット)を、早速見てみましょう。
グループ会社でのトータルサポートを受けられる
メディオテックの特徴として、太陽光発電の販売・施工・アフターサポートまでグループ会社で一貫して行ってくれることが挙げられます。
定期点検サービスは行っていないものの、万が一システム上でトラブルが発生しても、住宅用・産業用ともに施工担当である子会社の「メディオテクノ」が迅速に対応してくれるので安心です。
トータルサポートが受けられる上、メディオテックでは外注工事を使っていないので、中間マージンが発生せず、消費者にとっては安く購入できる点もメリットとなっています。
販売実績とリピーターが多い
メディオテックの販売実績は、業界でもトップクラスで有名です。2017年には、投資用太陽光発電・小型風力発電の掲載サイトにおいて、全国の販売業者の中から販売実績No.1に選ばれた実績がありますから、顧客にとっては心強いですね。
さらに、下記人数の半数がリピーターや購入者からの紹介だということから、メディオテックへの信頼の厚さが伝わってきます。
項目 | 累計数 |
---|---|
オーナー数 | 1,000人以上 |
販売数(2018年度) | 360件 |
厳しい条件で土地を選定している
メディオテックでは、土地買収・立地選定においても厳しいチェックを行っています。特に日照条件のクオリティに関しては絶対的な自信があり、候補地の約8割が不採用になるなど、厳しい条件をクリアした土地しか選定していません。
つまり、メディオテックが提案する土地は「日照時間が長くて安定した売電収入が期待できる」ということですから、初期投資の早期回収にも期待できそうですね。
初期費用がなくても始められる
銀行からのローンが下りない人に朗報です。メディオテックでは、独自の太陽光発電ローンを提供しており、初期費用0円でも太陽光発電投資が始められます。
融資額・返済期間は下記のとおり。他社と比べても好条件でローンが組める上、消費税の還付も受けられます。面倒な手続きについても会社が担当してくれるのは、メディオテックの魅力と言えるでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
融資額 | 最大3,000万円 |
返済期間 | 15年間 |
無料セミナーで疑問を解決できる
メディオテックでは、参加費無料のセミナーを開催。メディオテックの専門スタッフや税理士が講師となり、「太陽光発電投資での資産運用」などについて学べます。
コロナ禍では、ウェブ会議システムの「Zoom」を使用してライブ配信を行い、太陽光発電事業に関わる質疑応答を受け付け。初心者でも参加できますので、太陽光発電投資に興味のある人は積極的に活用してみるのも良いでしょう。
メディオテック太陽光のデメリット
メディオテックは「土地付き太陽光発電システム」のパイオニアとして、業界での信頼のある会社ですが、顧客にとってはデメリットも存在します。
購入後「こんなはずじゃなかった」と悔やまないためにも、下記の内容に目を通しておきましょう。
対応エリアが限定的
メディオテックでは、対応エリアが限られてしまうというデメリットが挙げられます。対応エリアが限定的である理由は、立地条件にこだわっているからです。
今年度のみ全国400箇所以上の物件を販売していますが、「購入を検討するタイミングで希望の立地の物件がない」という事態に陥ることも多いので、すぐに購入することを検討している人にとっては、不便さを感じるでしょう。
メンテナンス費用が高いという評判あり
太陽光発電システムで一番のネックといえば、費用面です。とりわけ、メディオテックではアフターフォローには手数料がかかり、メンテナンス費用が高いという評判があります。
メディオテックでは、販売からアフターサポートまで一貫して行ってくれる点が特徴ですが、メンテナンスは子会社に任せるため、年間16万円程度のメンテナンス代が必要です。当然のことながら、土地の面積や条件によってはさらに高額になります。
予想外の出費で苦しまないためにも、太陽光発電の導入を検討する際は、必ずメンテナンス費用を含めてシミュレーションしておきましょう。
メディオテック太陽光の保証やアフターサービス
メディオテックが行うメンテナンスサービスの特徴は、遠隔操作の技術を駆使している点です。例えば以下のようなものが挙げられます。
項目 | 内容 |
---|---|
エナビジョン | 管理業務や遠隔監視装置で発電量をチェック |
ミルエコmini | スマホと連携したHEMS+トータルデータサービス |
メディオテックでは遊休地を活用して太陽光発電システムを導入することも多いため、自宅から離れた場所にあるソーラーパネルを管理するために遠隔監視が不可欠です。
ただ、公式サイトでは、保証・アフターサポートに関する詳細の記載はありません。太陽光発電事業は10年以上という長期期間で運用していくものですから、電気料金を安定させるためにも、必ず事前に保証やアフターサポート内容を確認しておきましょう。
メディオテック太陽光の取り扱いメーカーリスト
メディオテックで取り扱うパネルは、主要国内メーカーを網羅していますので、安全性・高性能・高耐久を重視する人にとって安心です。取り扱いメーカーは、以下のとおり。
- 東芝
- シャープ
- パナソニック
- 京セラ
- 三菱
- カナディアンソーラー
- 長州産業
メディオテック太陽光の向く人・向かない人
ここでは、メディオテックが向く人と向かない人の違いについて、ざっくり確認してみましょう。太陽光発電システムを活用して「投資活動」をしたいか否かが、大きな分かれ道となっています。
向く人 | 向かない人 |
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|
向いている人
メディオテックが向いている人の一番の特徴は、太陽光発電投資を始めたい人です。太陽光発電専用のローンが組めるため、初期設置の資金がなくても太陽光発電投資が始められるのは、メディオテックの大きな特徴となっています。
また、販売からメンテナンスまで一貫してメディオテックに依頼した人も向いています。メンテナンス費用はかかりますが、メディオテックの子会社が担当するためスムーズな連携が期待できるでしょう。
向いていない人
一方、メディオテックに向いていないのは、SNSの口コミを重視する人。Twitterでは悪い口コミが多いため、SNSの口コミをリアルな評判として重視する人にとっては、信頼しづらいかもしれません。
また、メンテナンスの費用が高いという評判もあります。メンテナンスに費用をかけたくない人にとっては、メディオテックはあまり向かないでしょう。
メディオテック太陽光の会社概要
東京に本社を置く株式会社メディオテックは、再生可能エネルギー事業を主力事業として成長してきた会社です。
1996年に設立し、2016年には事業の新たな一歩として電力小売事業に参入しましたが、2023年をもってやむを得ず撤退。上場は未定のままです。
2023年2月に発表されたプレスリリースによると、メディオテックは、関西電力株式会社および環境エネルギー投資を引受先とした第三者割当増資により、17億円の資金調達を実施。これにより2021年11月にリリースしたシリーズと合計すると約27億円の資金を調達したことになります。
再生可能エネルギーを社会の「血液」として正常に機能するような仕組みづくりを目指し、現在、以下の開発事業を勢力的に行っています。
主要事業
メディオテックでは、主に「再生エネルギー」に関わる事業を行っており、脱炭素社会を実現するため、VPP(仮想発電所)事業・Non-FIT太陽光発電所の開発・系統用蓄電所の開発に注力しています。
その他の事業は、以下のとおり。
- webサービス事業
- 各種住宅設備工事業
- 発電システム販売事業
- 電気計測機器製造・販売事業
会社情報
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | 株式会社メディオテック |
本社所在地 | 東京都新宿区新宿1-28-11小杉ビル8階 |
設立年 | 1996年7月17日 |
資本金 | 1億円 |
代表者 | 松本 秀守 |
支店
東京本社以外にも、以下の所在地に支社を置いています。
支社名 | 所在地 |
---|---|
大阪支社 | 大阪府大阪市淀川区宮原四丁目1-46 |
求人情報
求人情報サイトによると、現在、メディオテックでは求人を募集しています。
1996年に設立したベテラン企業ですが、139名いるスタッフの平均年齢は32歳という若手中心の会社です。IT・Web・通信・インターネットを駆使しながら、再生可能エネルギーの開発に貢献する正社員・パート・アルバイトを募集しています。
予定勤務地は本社(東京都新宿区)となっており、営業職の想定年収(正社員)は、480万円~750万円。電気・ガス・水道などの技術職では、想定年収1000~1500万円となっています。
メディオテック太陽光の評判はTwitterでは良くない
メディオテックの太陽光発電に関する評判を見てみると、良いコメントがある一方で、Twitterなどでは、解約を希望しているかのようなコメントも複数見受けられました。とりわけメンテナンス費用の高さやアフターサービスの対応の悪さについての酷評が目立っています。
もちろん口コミはあくまで参考程度に活用するものですから、全てを鵜呑みにせず、自分で業者に問い合わせるなどしてスタッフの対応をチェックすることも大切です。