リクシルの太陽光発電の評判&口コミを紹介するよ!
リクシルは、住宅設備機器や建築材料を得意とする大手のメーカーだけど、太陽光発電も取り扱っているのよ♪
リクシルの太陽光発電の良い評判&口コミ
良い評判&口コミは沢山あったよ!
雨漏りの心配がない
屋根一体型のため屋根に穴を開けることがない為、雨漏りの心配がない。
後乗せタイプでも垂木固定施工のため雨漏りの心配がなく安心。※根本的に垂木だから雨漏りの心配がなくなるわけではありません。気持ちはわかりますが・・・。
施工方法や職人の技術力によっては、雨漏りの可能性もないとは言えませんが、屋根に穴を開けずに施工することができれば、雨漏りの心配をせずに済むので安心できますね。
街並みに溶け込む自然なデザイン
太陽光システムは以前から興味ありました。従来の据え置き型だと、屋根にうっとおしく『乗っかている』という感じがあり悩んでいたのですが、屋根一体型でシャープな仕上がりになる『ソーラールーフ』は理想的な商品でした。
街並みにも自然に溶け込めますし、さりげなく発電している感じが格好良いんです。屋根一体型のため屋根材が不要で軽量という点も魅力的でした。
また、屋根材に穴をあけることもなく、サッシの原理で発送された排水設計で雨漏りもないということで非常時に対する精神的な余裕も生まれました。
晴れてさえいれば1,500Wまで使用できる太陽光システムはとても心強いです。カラーモニタで使用量や発電量などが一目でわかるので、心の余裕と省エネ意識、その両方を手に入れることができました。
経済面の効果、美観上の効果、非常時の対策の3つのポイントから、とても価値ある住宅設備だと思いました。
太陽光発電パネルは屋根の上の載せる物なので、普通の屋根とは見栄えに違いが出てしまいますが、屋根一体型は、屋根の外観を損ねることなく自然に溶け込んでくれるので嬉しいですよね。
工事が早い
設置工事は一日で終わるし、作業も屋外だから日常生活になんら影響がなかった。
架台は業界トップクラスの製品(アルミニウム素材は得意分野)
工事が早く終わってくれると、日常生活に支障がでずに済むのでありがたいですよね。
施工時にはどうしても音が出てしまいますし、近隣の方にも迷惑になりかねませんが、工事が早いと周りへの負担も軽くなります。
便利なプランがある
リクシルには便利なプランがあるとの評判&口コミです。
太陽光発電システムを導入するなら、蓄電池も一緒に導入すると、災害時などいざというときにも便利です。
倒産の心配がなくて安心
住宅業界ではかなり大手の会社だから倒産の心配がなく安心。
太陽光発電システムを取り扱っている会社の倒産が問題になっている時期もありました。
太陽光発電は、10年20年と長期間使用するもの。
その間にもし太陽光発電の会社が倒産してしまったら、今後のアフターフォローなどどうなるのか不安です。
リクシルは大手会社ですから、そのような心配はありませんね。
カーポートがかっこいい
カーポートは家の正面(玄関前)に設置することが多いです。
玄関前は家の顔ともいえる場所なので、お洒落なデザインのカーポートだと家も素敵に見えますね。
リクシルの太陽光発電の悪い評判&口コミ
残念ながら、悪い評判&口コミもあったよ!
価格が高いと感じる
中間マージンが他社に比べかかっているため…「リクシル→窓口販売店→工務店→購入者」という感じ。
販売する側としてもすすめにくいとのこと。
そもそも主力が単結晶パネルなので価格が割高になるのは否めない。
メイド・イン・チャイナなのに国産品と同価格だと割高に思えてしまう。
太陽光発電パネルには、単結晶と多結晶パネルの2種類があり、単結晶の方が値段が高くなりますが、その分性能も高くなります。
そして、中間マージンがかかってしまうのは、大手ならではかなと感じますね。
建具もリクシルにしないといけない
こちらは、リクシルの太陽光発電を選択すると、建具もリクシルにしないといけないという評判&口コミです。
リクシル縛りになってしまうと、トイレなどの建具を、他のメーカーにしたくても出来ないのが不便ですよね。
せっかくお金をかけるのであれば、全て自分の好きなものを選びたいと思うのは当然です。
太陽光発電に力を入れていないのでは?
住宅用においては業界内の付き合い…というレベルで参入しているのではないか?という噂もあり、2021年現在展開しているシリーズは「ソーラーラック」「ラックレスタイプ」の2種類のみ。
リクシルは、住宅設備機器や建築材料を扱う大手会社ということもあり、あまり太陽光発電に力を入れていないと感じるのも無理はありません。
違う見方をすれば、2種類のシリーズのみでも十分自信があるとも取れますよね。
リクシルの太陽光発電の特徴とは?
リクシルは、太陽光発電に詳しくない方でも知っているメーカーかと思います。
住宅設備機器、建築材料メーカーの印象が強く、太陽光発電も取り扱っているのは意外に思われるかと思います。
そんな、リクシルの特徴をご紹介するね!
リクシルは5社が統合した会社
実は、リクシルは、5社が統合した会社です。
統合した会社は、以下のとおりになります。
- イナックス(INAX)
- サンウェーブ
- 新日軽
- 東洋エクステリア(TOEX)
- トステム
このように、5社を統合してリクシル(LIXIL)となっているのです。
ブランド名としてそれぞれの社名が残っているので、問い合わせなどするときも、各会社名ごとに分かれている場合があり、少し面倒くさいかもしれません。
では、太陽光発電でも5社それぞれブランドごとに分かれているのか?
実は、太陽光発電に関しては、「LIXILエナジー」という会社がまとめて行っています。
単結晶パネルで効率よく発電
リクシルの太陽光発電は、高純度の単結晶パネルを使用し、高い発電量を実現しています。
ソーラーパネルはシリコンで作られていますが「単結晶セル」と「多結晶セル」の2種類があります。
リクシルが採用している「単結晶セル」は、シリコンの原料であるケイ素をインゴットにして固め切り出した物になり「多結晶セル」は、切り出した時に出た切りくずを固めたものになります。
太陽光発電の素人でも、なんとなくこの説明だけ聞いて「単結晶セル」の方が発電量が高そうだと感じるのではないでしょうか。
勿論「多結晶セル」が悪い訳ではありません。
専門的なことを言いますと「単結晶セル」は、シリコン原子が規則正しく並んでいるため、発電ロスが少なく効率よく発電するのです。
シリコン原子が規則正しく並んでいるものを切り崩した集合体が「多結晶セル」になるので、どうしても「単結晶セル」よりも発電効率は劣ってしまう所はあります。
このようにして作られた「単結晶セル」は、曇りの日や朝夕の発電量が落ちる時間帯でも、「多結晶セル」より発電量が多くなると言う仕組みになっています。
発電量が高いのは嬉しいわよね♪
単結晶と多結晶についてはこちらの記事もご覧ください。
保証が手厚い
リクシルの一番の特徴ともいえるのが、保証が手厚いこと!
リクシルの保証は、以下のとおりになります。
- モジュール出力保証:20年
- パワーコンディショナ:15年
- モジュール:15年
- 接続箱:15年
- 設置架台:15年
- 金具:15年
- カラーモニタ(種類により対象外もあり)
パワーコンディショナやモジュール以外にも、接続箱や設置架台、金具までもが保証の対象となっています。
機器保証15年は、他メーカーよりも長めに設定されています。
もし、保証期間内に製造上の異常が発生した場合、保証規定に準じて無償で対応してくれるので、とても安心できますね。
出力保証は、20年間公称最大出力の82%を保証してくれます。
もし、出力を下回ってしまった場合は、無料で点検・修理・交換などを行ってくれます。
それだけじゃないよ!
保証に関しては太陽光発電だけでなく「ソーラーラック」「ソーラールーフ」「ソーラーベース」全ての機種を対象としているのよ!
さらに、自然災害補償もあり、補償範囲は以下のとおりになります。
- 火災
- 風災
- 台風
- 飛来物
- 落雷
日本に多い自然災害と言えば「地震」ですが、残念ながら保証対象外となっています。
これはリクシルに限らず、ほとんどのメーカーが補償対象外になっています。
リクシルの太陽光発電価格相場
リクシルの太陽光発電価格相場は、2022年1月時点で以下のとおりになります。
1kWあたり322,000円(税別)。
大手販売会社4社の平均価格で算出しているよ!
参考までに、リクシルの最新パネルの価格一覧もご紹介するわね♪
型式 | セルの種類 | 最大モジュール変換効率 | 公称最大出力 | 小売価格 |
---|---|---|---|---|
STP230S-16/Tem | 単結晶 | 0.175 | 230W | 104,000円 |
LX1C-240H | 単結晶 | 0.1784 | 240W | 130,000円 |
STP290S-20/Wem | 単結晶 | 0.178 | 290W | 131,000円 |
LX1C-300H | 単結晶 | 0.1804 | 300W | 163,000円 |
リクシル太陽光パネルの特徴
リクシルの太陽光パネルの特徴の1つが、単結晶パネルで効率よく発電することです。
さらに、リクシルで取り扱う太陽光パネルには2つのサイズがあり、それにより屋根に無駄なスペースなく太陽光パネルを敷き詰めることができます。
大きさは、標準タイプの「Fサイズ」、標準サイズの80%の大きさの「Sサイズ」があります。
そして、リクシルの太陽光パネルは以下の2種類あります。
- ソーラーラック
- ラックレスタイプ
これから詳しくご紹介するね!
ソーラーラック
ソーラーラックの特長は以下の通りです。
- 縦横ラック方式(縦横に材を組みあわせる)のため、高い強度を保つことができる
- 架台が軽い(アルミ製L・Eラック)ので、総重量が減り屋根への負担が少ない
- 「シール付きネジ」で雨もりを防ぐ
- 「整線トレイ」で外観を美しく、工期の短縮を実現
「整線トレイ」は特許を取得していているのよ♪
ひとつ補足すると、特許を取得した「整線トレイ」を使用しています。
「整線トレイ」は、ケーブルを束ねたり整理する必要がないため、余分なものを無くし、その分外観もスッキリとすることができ、余計な作業も少なくなるため、工期も短縮できます。
ラックレスタイプ
ラックレスタイプの特長は、以下のとおりです。
- 部材を使用せずに、直接パネルを金具に固定
- 屋根に穴を開けずに設置できる
部材を使用しないので、スッキリとした見た目になり、余分な重さも軽減できますね。
屋根に穴を開けずに太陽光パネルを設置できるので、雨漏りの心配も少なくなります。
リクシルの「建て得バリュー」とは?
「建て得バリュー」は、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の新築時に使えるプランです。
建て得バリューは、太陽光発電システムのローンが実質「0円」なんだ!
「建て得バリュー」は、なぜ実質「0円」なのか?
「LIXIL TEPCO スマートパートナーズ」に、太陽光発電設置後10年間の余剰売電収入を譲渡することで実質「0円」を実現しているのです。
最終的な総額負担は、一般の住宅とほぼ変わらない価格で、住宅と太陽光発電システムを手に入れることができます。
だけど、条件があるの!
その条件とは、リクシル製品を選ぶことです。
多くの製品を選べば選ぶほど、より電気料金プランがお得になります。
上手くできてますよね。
商品 | ライト | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|
サッシ | ○ | ○ | ○ |
ドア | ○ | ○ | ○ |
太陽光発電システム | ○ | ○ | ○ |
構造 | ○ | ○ | |
パネル | ○ | ||
システムバス | △ | △ | |
システムキッチン | △ | △ | |
トイレ | ○ | ○ |
※○:必須設備 △:どちらかを選択
建て得バリューのメリット
建て得バリューのメリットは、以下のとおりになります。
- 月々の電気代が安い
- ZEHを初期費用を抑えてお得に建てられる
月々の電気代が安くなるのは、日中に太陽光発電で発電した電気を使い電気代を節約でき、ZEHだから実現できる断熱性の高さで、冷暖房を使用した際の消費電力も軽減されるからです。
発電できない夜間などは、電気料金プランでお得に電気を購入するとができるよ!
電気の料金プランは以下になるわ♪
電気料金プランは、東京電力管内の場合です。ご参考までに。
■一般向け基本料金
全てのプラン | |
---|---|
30A | 858円 |
40A | 1,144円 |
50A | 1,430円 |
60A | 1,716円 |
6kVA以上1kVAあたり | 286円 |
■一般向け電力量料金
ライト | スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|---|
~120kWh | 一律 2,385.78円 | ||
121~300kWh | 25.95円/kWh | 25.29円/kWh | 24.10円/kWh |
301kWh~ | 29.96円/kWh | 29.20円/kWh | 27.83円/kWh |
■オール電化向けプラン
スタンダード | プレミアム | ||
---|---|---|---|
基本料金 | 1kVAあたり | 一律286円(対応は8kVA以上) | |
電力量料金 | 午前6時~翌日午前1時 | 25.80円/kWh | 25.80円/kWh |
午前1時~午前6時 | 17.78円/kWh | 16.76円/kWh |
ZEHを、初期費用を抑えてお得に建てられると先ほども説明しましたが、その理由が「建て得バリュー」を利用することで太陽光発電システムが実質「0円」になるためです。
一般的に太陽光発電システムを導入する際は、余剰電力の売電収入で設置費用を回収するのですが、売電価格が下がったり、天候によってシミュレーションどおりに発電しなかった場合、元が取れるまでに時間がかかってしまう可能性があります。
ですが、「建て得バリュー」は、10年間で余剰電力の売電収入とローンが相殺される形になり、上記のようなリスクは避けられます。
建て得バリューのデメリット
「建て得バリュー」のデメリットは、以下のようになります。
- 電力会社を選択できない
- リクシル商品を選ばないといけない
- 途中解約の場合は清算金が発生する
「建て得バリュー」を利用する際の電気の契約は「LIXIL TEPCO スマートパートナーズ」だけしかできません。
お得な電気料金プランはありますが、他の電力会社が良い方もいると思います。
そういう方には、「建て得バリュー」は融通が利かないため、向いていないと言えます。
さらに、「建て得バリュー」を利用するためには、リクシル製品を選択する必要があります。
リクシル製品は、十分に品質、性能、デザインに優れた商品を取り扱っていますが、トイレなら「○○のメーカーが良い」と思う方もいるでしょう。
どうしても、リクシル縛りになってしまうので、こだわりがある方には大きなデメリットかと思います。
最後のデメリットは、途中解約する際に清算金が発生することです。
「建て得バリュー」は10年間の契約が条件となり、10年間で余剰電力の売電収入とローンが相殺される形になります。
そのため、途中解約には清算金が発生してしまいます。
そして、注意していただきたいのが、電気の契約者や建物の所有者が変わってしまうと、解約となってしまうことです。
リクシル太陽光の評判 まとめ
内容盛りだくさんでご紹介しましたが、いかがでしたか?
色々ご紹介して感じたのが、リクシルの最大の特徴は、家を建てて太陽光発電を導入したい方にはとてもお得だという事でしょうか。
太陽光発電を取り扱っている業者は沢山ありますが、自分に合った業者選びがとても大事になりますので、見積もりして貰う場合は、最低でも3社には見てもらうようにしましょう!
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