
パワーコンディショナーは太陽光発電には欠かせない機器だけど、メーカーによって変換効率は違うのかな?

メーカーによって、変換効率は結構違うよ!パワーコンディショナーの開発技術に定評のあるパワコンメーカーもあるからね!

そうなんだね!パワーコンディショナーを販売しているメーカーって、国内だけでも相当な数があるけど、どうやって比較すればいいのかな?

電力ロスを少なくするためにも、やっぱり変換効率の良いパワーコンディショナーを選ぶといいよ!パワコン変換効率をランキング形式でお届けするね♬

パワコン変換効率ランキングTOP10
パワコン変換効率のランキングTOP10は、以下のとおりです。
メーカー名 | 型式 | 最大変換効率 |
---|---|---|
HUAWEI | SUN2000-125KTL-JPH0 | 0.988 |
ダイヘン | P500JHL2-A01 | 0.988 |
東芝三菱電機産業システム株式会社 | PVH-L3200ER(J) | 0.988 |
GSユアサ | LBSJ-10-T3C | 98.0% |
シャープ | JH-55NF3 | 97.0% |
カナディアンソーラー | SUN2000-4.95KTL-JPL1 | 97.0 % |
日立 | 100kWモデル【HSP900-2シリーズ】 | 0.967 |
パナソニック | VBPC255NC2 | 0.965 |
田淵電機 | EHF-S55MP3B 5.5kW 3回路モデル | 0.965 |
オムロン | KPW-A55-2PJ4 | 96.0% |
1位 HUAWEI
1位はHUAWEIのSUN2000-125KTL-JPH0で、最大変換効率は驚異の98.8%でした。
HUAWEIは、1987年に中国の深センで創立された企業であり、ICTインフラストストラクチャとスマート端末プロバイダーです。

HUAWEIって聞くと、真っ先にスマートフォンが頭に浮かぶ人も多いんじゃないかな!
2005年に、ファーウェイ・ジャパン(華為技術日本株式会社)が設立され、通信事業者向けネットワーク事業、法人向けICTソリューション事業、コンシューマ向け端末事業の3つの専業分野を柱とし、日本市場ニーズに応える幅広い製品やサービスを提供しています。
HUAWEIのパワーコンディショナーの強みは、発電量が多く故障が少ないことです。
太陽光パネルと同様に、近年の中国メーカーの製品の質が上がっていることを裏付けますね。

パワーコンディショナーは、平均寿命が10~15年と太陽光パネルに比べて短いから、故障が少ないのは助かるよね♬
また、価格も他のメーカーと比べて安価であることも、設置する側からすれば、大きなメリットでしょう。
2位 ダイヘン
2位はダイヘンのP500JHL2-A01で、最大変換効率はHUAWEIと同じ98.8%です。
ダイヘン(株式会社ダイヘン)は、1919年に大阪変圧器株式会社という名で創立された、小型変圧器や溶接機のトップメーカーです。
関西電力向けの製品が多く、半導体や液晶関連の搬送用ロボットも手掛けています。
平成27年には業界初の省エネ大賞を受賞し、エネルギーの変換効率と地球環境に優しい製品の開発に定評があります。

省エネは魅力的な言葉だよね!
3位 東芝三菱電機産業システム株式会社 (TMEIC)
3位は東芝三菱電機産業システム株式会社のPVH-L3200ER(J)です。こちらも最大変換効率は、驚異の98.8%です。
東芝三菱電機産業システム株式会社は、2003年10月に東芝と三菱電機の産業分野を事業分割・統合して誕生した企業です。

大手同士が手を組むのは凄いことだね!
高品質で先進的な製品、技術、エンジニアリングにより注目を集めていますが、太陽光発電システムの分野でも大きく貢献しています。
大容量太陽光発電システム用のパワーコンディショナー市場でトップクラスの生産、出荷量を誇っており、国内大手の企業ということもあり、信用度という点では群を抜いています。

国産ブランドに拘る人には、オススメのメーカーだよ!
4位 GSユアサ
4位はGSユアサのLBSJ-10-T3Cで、最大変換効率は98.0%です。
GSユアサ(株式会社GSユアサ)は、2004年に創立された企業で、オートバイ用鉛蓄電池で世界1位、自動車用鉛蓄電池でアジア1位のシェアを誇っています。
近年は、太陽光発電のパワーコンディショナーやリチウムイオン電池を採用した電源システムの販売も手掛けています。
太陽光関連に関しては、まだまだ実績は未知数ですが、日本を代表するリーディングカンパニーとして注目を集めています。

最大変換効率98.0%は業界でもトップクラスだよ!耳に馴染みのない企業だけど、これからは目が離せないね!
5位 シャープ
5位はシャープのJH-55NF3で、最大変換効率は97.0%です。
シャープ(シャープ株式会社)は、1924年に早川金属工業研究所として創立、1935年に株式会社に改組、1970年に社名をシャープに変更した国内最大手の企業です。
総合電子機器メーカーとして様々な製品を手掛けていますが、太陽光関連ではパワーコンディショナーだけでなくソーラーパネルも長年に渡って販売しており、高い販売実績を誇っています。

品質にも定評があるから、劣化による発電量の低下も防いでくれるって評判だよ♬
6位 カナディアンソーラー
6位はカナディアンソーラーのSUN2000-4.95KTL-JPL1で、最大変換効率は97.0%です。
カナディアンソーラーとは、2001年創業のカナダのメーカーです。日本でもその知名度は高く、国内出荷量はトップクラスを誇っています。
ソーラーパネルに関しては、価格が安いのに製品の質が良いというコストパフォーマンスの良さが特徴ですが、パワーコンディショナーでもその技術を発揮していると言えるでしょう。

カナディアンソーラーは、太陽光発電に関して世界中で知名度があるから、製品の質という点で安心ができるよ!
7位 日立
7位は日立の100kWモデルHSP900-2シリーズで、最大変換効率は96.7%です。
日立(株式会社日立製作所)は、1910年創業の世界有数の電機メーカーです。

日本の最大手だから、知らない人はいないよね!
太陽光発電事業に関しては、長年蓄積した日立グループの技術を結集して、効率の良い太陽光発電システムを提供しています。
変換効率や製品の質だけでなく、太陽光発電を普及させることで地球環境にも貢献しています。
8位 パナソニック
8位はパナソニックのVBPC255NC2で、最大変換効率は96.5%です。
パナソニック(パナソニック株式会社)とは、1918年に創立された日本最大手の電機メーカーです。
パワーコンディショナーに関しても、質の高さから多くのユーザーから指示を集めています。
国内に複数の拠点を持っていることから、設置後のアフターサービスも充実しています。

まさに、安心の国産って感じだね♬
9位 田淵電機
9位は田淵電機のEHF-S55MP3B 5.5kW 3回路モデルで、最大変換効率は96.5%です。
田淵電機(田淵電機株式会社)とは、1925年創立の日本の電機メーカーです。あまり耳に馴染みがないかもしれませんが、元はラジオ部品の製造会社として旗揚げした企業です。
アメリカやイギリス、東南アジアにも会社を設立しており、近年は太陽光発電システムや蓄電池システムのパワーコンディショナーの製造・販売も手掛けています。
太陽光発電事業に関しては、蓄電池の製造技術に定評がありますが、パワーコンディショナーも電力ロスの少ない製品の開発に成功しています。

最大変換効率が96.5%なら立派なもんだよ!
10位 オムロン
10位はオムロンのKPW-A55-2PJ4で、最大変換効率は96.0%です。
オムロン(オムロン株式会社)とは、1933年創業の日本の電機メーカーです。
太陽光発電の他にも、駅の自動改札機やヘルスケアなど多岐に渡って事業を拡大しており、国内だけではなく海外に幾つものグループ会社が存在します。

オムロンと言えば、血圧計や体温計を思い浮かべる人が多いかもしれないね!
パワーコンディショナーに関しては、品質に定評があり価格の割に発電できるという口コミも目にします。
また、過積載に強いことも人気の理由となっています。

パワコンの変換効率はなぜ重要か
パワーコンディショナーの変換効率がなぜ重要なのかと言うと、変換効率の数値が高いほど太陽光パネルが発電した電力を無駄なく使うことができるからです。

変換効率の数値が、パワコンの性能だと考えていいよ!

つまり、変換効率の数値が高いパワコンほど、性能が良いってことだね♬
パワーコンディショナーは太陽光パネルが発電した直流電力を、家庭で自家消費や、売電ができる交流電力に変換をする役割を持っています。
引用:CHANGE
パワーコンディショナーが交流電力を生み出す際、太陽光パネルから受け取った直流電力を100%変換できるわけではありません。必ず電力ロスが発生します。
その電力をロスを限りなく減らすために、変換効率の良いパワーコンディショナーが必要となるわけです。

ランキングで紹介した上位のパワーコンディショナーは、最大変換効率が98%以上だから発電した電力を無駄なく使うことができるね♬
家庭での自家消費や、売電する電力をなるべく多く得るために、パワーコンディショナーの変換効率が重要となることをご理解ください。
また、太陽光パネルとパワーコンディショナーの組み合わせも重要となります。
太陽光パネルの発電出力(kW)に対してパワーコンディショナーの定格容量が不足していると、過積載になりパワーコンディショナーに負担が掛かるので故障の原因にもなります。
電圧計算など、専門的なことはプロに相談するのが1番ですので、太陽光パネルやパワーコンディショナーの設置を検討されている方は、無料シュミレーションを活用してみてください。
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パワコン変換効率ランキング まとめ
ここまで、パワコン変換効率をランキング形式で解説をしてきました。
まとめると、以下のようになります。
メーカー名 | 型式 | 最大変換効率 |
---|---|---|
HUAWEI | SUN2000-125KTL-JPH0 | 0.988 |
ダイヘン | P500JHL2-A01 | 0.988 |
東芝三菱電機産業システム株式会社 | PVH-L3200ER(J) | 0.988 |
GSユアサ | LBSJ-10-T3C | 98.0% |
シャープ | JH-55NF3 | 97.0% |
カナディアンソーラー | SUN2000-4.95KTL-JPL1 | 97.0 % |
日立 | 100kWモデル【HSP900-2シリーズ】 | 0.967 |
パナソニック | VBPC255NC2 | 0.965 |
田淵電機 | EHF-S55MP3B 5.5kW 3回路モデル | 0.965 |
オムロン | KPW-A55-2PJ4 | 96.0% |
パワーコンディショナーは、変換効率以外にも家庭用か産業用かで種類が分かれており、太陽光パネルを設置する場所によっては、屋内用か屋外用かを選ぶ必要もあります。
また、同じメーカーから数種類に渡ってパワーコンディショナーのラインナップが揃っていますので、自分の希望する条件に沿った製品を探してみてください。