サニックスは、太陽光パネルから撤退してしまったの?
撤退の有無や、サニックスの評判&口コミを見ていこう!
サニックスは太陽光発電から撤退したのか?
結論から申し上げると、サニックスの太陽光発電事業は撤退していません。
公式サイトではサニックス製のパネル・蓄電池が掲載されており、撤退報道についての記載もありません。また、以下のニュースリリースからも分かるように、現在も公共施設の設置事業者に選出されていることから、今後も太陽光発電事業を拡充していくものと思われます。
発表日 | 内容 |
---|---|
2023年4月7日 | 鹿児島県枕崎市の「枕崎市分散型電源強化事業(PPA事業)」の受託候補者に選定 |
2023年4月5日 | 北海道苫小牧市が取り組む、「苫小牧市市有施設太陽光発電設備等導入事業(地域レジリエンス分)」の受託候補者に特定 |
ほかにも、福岡市、座間市、栃木県大田原市において、太陽光発電設置事業者に選出されています。
サニックスはやばい?悪い評判&口コミ
サニックスの評判を検索すると、以下のようなネガティブな声がありました。
- 訪問販売に不快感がある
- 初期不良があった
「サニックス=ヤバい会社」という負のレッテルを払拭できるものもありますので、それぞれ見ていきましょう。
訪問販売に不快感がある
サニックスの訪問販売がマジでウザすぎてしんどい
— 東野卍駿 (@ktbrhgsn) April 14, 2021
ノルマ達成に必死になっている営業マンの姿が目に浮かぶ一方で、残念ながら熱意のある訪問販売がかえって投稿者のようにウザい会社と受け取られてしまう場合があるようです。
サニックスでは太陽光発電の販売以外にも、シロアリ駆除やメンテナンス業、電力小売など多岐に渡り、各部門の営業マン達は売上のスキルアップ研修を受けつつ、ポスティングや訪問営業に励んでいる模様。
もし自分にとって必要のない訪問販売に遭遇した場合は名刺をもらい、会社名・販売目的の製品を確認した上で、必要があればこちらから連絡する旨をはっきり丁寧に伝えましょう。
契約の意思がないことを伝えているにも関わらず、何度も訪問して勧誘することは法律上禁止されていますので、度重なる訪問販売でお困りの方は、お住まいの地域にある消費者センターに相談するのも良いでしょう。
初期不良があった
通常「チーー・・・・」や「キュィーーーーーー・・・・」と一定の周波数の音を発しているのだが、真ん中のパワコンからネズミの鳴き声に似た「チュー、チュリチュリ・・・」と不安定な音を発していたのだ。サニックスの担当者も色々と手をかけてくれたのだが、単純に真ん中の一台だけが、初期不良なのかもしれない。
生活の質を妨げる不快音のトラブルです。上記ブログから察するに、機器の初期不良があるものの、サニックスの対応自体に不満があるわけではないようです。
むしろサニックスでは、営業、施工、補助金申請、請求書作成、メンテナンスなどの全工程を一括して行ってもらえるもの魅力ですから、不具合があった場合は、当社フリーダイヤルに質問するなどして無料調査に応じてもらいましょう。
情報 | 詳細 |
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対応日時 | 月~日・祝日(8:30~17:30) |
フリーダイヤル | 0120₋39₋3290 |
サニックスの良い評判&口コミ
以下のように、サニックスを褒めたたえるコメントもありました。
- 発電量が良い
- 安いものの期待以上
- 訪問のマナーが良い
教育が行き届いた社員とコスパ最強の太陽光パネルを扱うサニックスは、まさに鬼に金棒です。
発電量が良い
ソーラーパネルを設置するにあたっては、事前に発電シミュレーションを行うことをおすすめしていますが、投稿者の満足気なコメントから、サニックス製太陽光パネルの発電量が予想以上に良かったことが伺える内容です。
コメントを投稿されたのは、4月中旬。発電量は気温が高く日差しが強い夏に高くなり、冬の時期は減少傾向にある中で、3月~5月ごろにかけては晴天が多く雨天が少ない季節であることから、太陽光パネルが電気を作るのに適した環境だと言えます。
ちなみに、ツイート内のHITとは「パナソニックのHITシリーズ」のことを指していると思われます。HITは、太陽光発電業界でもトップ水準の製品で、限られた面積で多くの発電量が期待されているシリーズ。
ネット上でもメーカー別に発電量のシミュレーションを算出することも可能ですが、より詳しく発電量を知りたい方は、実績のある評判の良い業者に算出してもらうのもおすすめです。
安いものの期待以上
価格が安く、発電効率が期待以上であるサニックス製太陽光パネルは、コスパ最強と言えますね。
野立てタイプは屋根パネルよりも出力が大きく、FIT制度を利用することで長期的(20年間)に安定した収入を得やすい点もメリット。もちろん太陽光発電システムは長期的に使用するものですから、本体価格の安さだけでなく定期点検や保証などアフターフォローがしっかりしている施工業者を選ぶことも大切です。
他社と比べてサニックスの太陽光パネルが安い理由については、「サニックスの特長やメリット」をご覧ください。
訪問のマナーが良い
サニックスさんは「ご近所で作業させていただいたので、広告のチラシいれさせていただきますね。わからないことがあったり気になることがあったら声かけてください☺️」とサラッと終わったので好感
— ねこ子 (@nekotanekoko1) August 29, 2022
他のシロアリ業者や特に太陽光発電の業者は何が何でも対面しようと粘るからほんとにダルい
営業マンは、会社の顔。顧客は自分が見聞きする情報をもとに、良くも悪くも会社の印象が決まっていくことを示唆するコメントです。
投稿者が太陽光パネルを購入したかは不明ですが、サニックスの営業マンに対する印象が良かったことから、他社よりが有利な立場となったことが伺えます。
上記ツイートのように訪問目的を曖昧にせず、最初の段階できちんと目的を説明したり、買う気のない人に対しては潔く去るくらいの柔軟な対応ができるような業者を選びたいものですね。
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サニックスの特長やメリット
サニックスについて特筆すべきは、以下の2点。
- トータルサービスなので他社より安い
- 19,000件以上の導入実績がある
選ばれ続ける理由は安さだけでなく、「仕組み」と「信頼」がキーワードです。
トータルサービスなので他社より安い
サニックスの太陽光パネルが他社より安い理由として、以下の2点が挙げられます。
- 製造元として韓国製・中国製を使用
- 自社一括工程のため工事代が抑えられる
例えば太陽電池モジュールには、以下のメーカ―のものを使用しています。
製造国 | 詳細 |
---|---|
韓国製 | LS産電・ヒュンダイ重工業など |
中国製 | 上海ソーラーエナジーなど |
販売、施工、メンテナンスなどを自社で一貫して行うため、中間マージンが発生せず工事代金を安く抑えることができます。
また、トータルサービスだからこそ、万が一のトラブルに際しても段取り良くスピーディーに対応してもらえる点もメリットです。
19,000件以上の導入実績がある
サニックスの住宅用太陽光発電システムは2009年10月の販売以来、導入状況は4.5万件ほど。そのうち住宅用は約1.9万件を導入(2021年10月時点)。これは、電子力発電所1基分(約1.3GW=約1,300,000kW)以上に相当するほどの規模とされています。
優良企業を見極める方法として実績数を知ることも重要なポイントですから、これだけの導入実績があるサニックスは心強い会社と言えるでしょう。
サニックスのデメリット
公式サイトでは製品仕様書は公開されているものの価格が明記されていないため、他メーカーと比較しづらいのが難点と言えます。
太陽光発電の導入は、いわば投資。価格や性能も大切ですが、設置工法の内容、保証・補償・アフターフォローなどを含めたトータルで検討した上で施工業者を決めましょう。
太陽光発電をつけてよかったと思えるように、自分自身でしっかりリサーチすることも大切です。
サニックスの保証やアフターサービス
導入後、太陽光発電が故障・不具合を起こすことが考えられるものの、サポート体制が万全な点がサニックスの最大の魅力。以下の保証期間内であれば、無料で何度でも点検してもらえます。
機器 | 保証期間 |
---|---|
システム機器 | 10年 |
ソーラーパネル | 25年 |
パワーコンディショナー |
メーカー保証に加えて、自然災害・盗難補償についても以下のとおり充実しています。
項目 | 内容 |
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補償適用範囲 |
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サニックスが向く人・向かない人
向いている人 | 向いていない人 |
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国内製パネルや特殊モジュールなど、こだわってソーラーパネルを選びたい人や、営業担当の対応を重視したい人、訪問販売の会社に対してあまり信頼していない人にとっては、不向きと言えるでしょう。
一方で、安くソーラーパネルを導入したい人や、補償内容が充実している会社に一貫したサポートをお願いしたい人は、サニックスが向いていると言えますね。
サニックスの会社概要
株式会社サニックスは福岡市博多区に本社を置き、全国各地にある事業拠点数は120カ所以上。
創業以来「次世代へ快適な環境を」を企業理念とし、衛生管理サービスを開始後、太陽光発電などのエネルギー事業も拡大中で、1996年以降東証一部(現:東証プライム)に上場している企業です。
事業内容
法人向け・家庭向けに対する主な事業は以下のとおり。
項目 | 内容 |
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法人向け |
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家庭向け |
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会社情報
情報 | 詳細 |
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会社名 | 株式会社サニックス(SANIX INCORPORATED) |
所在地 | 福岡市博多区博多駅東2丁目1番23号 |
設立 | 1978年(昭和53年)9月 |
資本金 | 140億4,183万円(2022年3月31日現在) |
代表者 | 【代表取締役社長】宗政 寛 |
電話番号 | 092-436-8870 |
サニックスは太陽光発電から撤退してない
西日本エリアが中心となりますが、サニックスのCM(シロアリ防除と太陽光発電)も放送中であり、全国地域に支店を構えて太陽光発電事業を拡大しています。
ニュースリリースでは自治体の公共施設と連携して太陽光発電システムの新規導入を進めていることから、サニックスの環境・エネルギー事業は今後ますます注目されることでしょう。