太陽光発電の費用は、一括見積もりサイトを利用して比較すると便利よね。
ちょっと待って。太陽光発電の一括見積もりサイトと言ってもさまざまよ。まずはサイト自体を比較することが大切なの。詳しく見てみましょう。
太陽光発電の一括見積もりサイトを比較
複数の太陽光発電の一括見積もりサイトを利用すれば比較できる数は増えますが、膨大な見積もりから1件を選ぶのは簡単ではありません。
それよりも、信頼に値する太陽光発電の一括見積もりサイトから、お任せしたい業者を見つけるのが賢明でしょう。
タイナビ | ソーラーパートナーズ | グリエネ | エコ発 | 価格.com | |
---|---|---|---|---|---|
おすすめタイプ | 実績重視 | 豊富な選択肢から選びたい | 専門スタッフのサポートを受けたい | 太陽光発電の知識を取り入れたい | 知名度が高い価格比較サイトを利用したい |
登録業者数 | 全国約250社厳選 | 全国600社以上の厳選された自社施工会社 | 全国450社以上 | 158社の販売店登録済※2023/03/06時点 | 全国450社以上 |
最大同時見積もり数 | 最大5社 | 3社の相見積もりが可能 | 最大5社 | 最大5社 | 最大5社 |
対応地域 | 全国対応 | 全国対応 | 全国対応 | 全国対応 | 全国対応 |
太陽光発電の見積もりを比較する前に、一括見積もりサイトを比較して一番自分に合うサイト選びから始めてみましょう。
太陽光発電の一括見積もりサイト一覧
太陽光発電の一括見積もりサイトの中には、業者から広告料をもらって情報を掲載しているケースもあります。
そのため、太陽光発電の一括見積もりサイトを利用する場合には、サイト自体が優良であることが大前提になります。
ここからは、おすすめの太陽光発電の一括見積もりサイト各社の特徴をご紹介しましょう。
タイナビ
2020年に日本マーケティングリサーチ機構がインターネットで調査した『太陽光発電・ソーラーパネル一括見積もりサイト』において1位を獲得しています。
サイト運営歴が長いタイナビは、これまでに100万人以上の利用実績を積み上げてきました。タイナビは評判や口コミも多く、判断材料が豊富なサイトです。
太陽光発電の知識が豊富なプロのスタッフが多数在籍しており、中立的な立場の提案や気軽に質問ができるのも嬉しいポイント。
なお、運営会社のグッドフェローズは、タイナビ蓄電池やタイナビnextを展開しています。太陽光発電と蓄電池の両方の見積もりがとりたい方や、10kw以上の産業用太陽光発電の見積もりがほしい方は利用してみてください。
- 10年以上のサイト運営歴
- 日本最大規模の太陽光発電の一括見積もりサイト
ソーラーパートナーズ
ソーラーパートナーズは、リフォーム産業新聞の調査で2015~2018年の4年連続、太陽光発電の依頼件数№1に輝いています。
NHKやフジテレビ、朝日新聞など大手メディアに数多く出演しているソーラーパートナーズは、抜群の知名度を誇るだけではなく、信頼性の高い一括見積もりサイトです。
施工会社がユーザーと直接対応するため、中間マージンが発生せず価格を抑えて太陽光発電を設置できます。
また、万が一施工会社が倒産しても引き継ぎの業者をソーラーパートナーズがすぐに手配。途中で工事を投げ出されてしまう心配がないことも支持されている理由でしょう。
- 多数のマスコミ出演実績
- 独自の「あんしん完了保証」がある
グリエネ
太陽光発電の一括見積もりサイトの運用開始が早く、老舗サイトの1つです。
グリエネではユーザーからの要望や太陽光発電の設置環境などを確認し、ユーザーに合った業者をピックアップして紹介しているので、最初から業者を厳選した上での比較が可能です。
カスタマーセンターでは太陽光発電導入に関する質問や不安などを個別に受け付けているので、気軽に相談ができます。
- 累計利用者数は340万人以上
- カスタマーサポートが手厚い
エコ発
「販売店担当者満足度92%」「工事内容満足度92%」「エコ発利用満足度96%」の業界トップクラスの満足度を獲得しているサイトです。
日本住宅性能検査協会が認定する資格の太陽光発電アドバイザーが2名常駐しており、相談を受け付けています。太陽光発電設置前の不安や、設置後のトラブルにも支援を行っているので安心ですね。
全国の太陽光発電の施工・販売会社が一覧になっており、お住まいの地域の業者を確認することができるのも安心を得られる大きなポイントでしょう。
一覧には社名と住所だけではなく、保持資格やアフターサービスの有無なども記載されており、内容が充実しています。
- 年間10,000件以上の見積もり実績
- 補助金について確認ができる
価格.com
商品の価格やスペック、口コミなどを掲載し比較している大手サイトです。一度は利用したことがある人も多い認知度の極めて高いサイトでしょう。
サイト内では新着口コミを読むことができ、似たような悩みを持つユーザーの投稿や回答を目にすることで自分の不安を解消することができます。
なお、一括見積もりサイトはグリエネと提携しています。
- 口コミやレビューが多い
- グリエネと提携しているので一括見積もりを利用できる
太陽光発電の業者を選ぶポイント
太陽光発電は詐欺が多く、業者選びがとても重要です。
「太陽光発電は収入になる」「電気代を驚くほど削減できますよ」などの甘い言葉で、悪徳業者による詐欺の事例は後を絶ちません。詐欺に遭わないためには、太陽光発電の業者の見分け方を覚えておくことが必要でしょう。
施工実績が多いか?
施工実績が多い業者は、それだけユーザーから選ばれているということです。
太陽光発電は住宅の方角や屋根の形状によって、ユーザーに最適な設置状況は異なるもの。施工実績が多ければ、数々の難題やトラブルをクリアしているという安心にも繋がる部分ですよね。
施工実績が多いと感じる件数は人それぞれですが、100棟以上が一般的な目安と言えるでしょう。
複数メーカーから提案が可能か?
メーカーの取り扱いが1社の業者との契約では、他のメーカーを利用した場合との比較ができません。
コスパを抑えた太陽光パネルを取り扱っているメーカーと一口に言っても、A社は「設置費用が安い」、B社は「初期投資の回収期間が短い」、C社は「発電が安定していて長期で利益が得られる」では内容は違います。「初期投資の回収期間が短いメーカー」を要望している人に、C社の太陽光パネルは最適とは言えませんよね。
アフターサービスの範囲は納得できるか?
太陽光発電のメーカー保証は、JIS基準により最低でも10年と決まっています。
太陽光発電の保証には、大きく分けて次の3つの保証があります。
- システム保証(機器保証)
- 出力保証
- 自然災害補償
どのメーカーでも10年の保証は受けられますが、メーカーによって独自の保証内容を設けていたり保証期間が違うため、事前に必ず業者に確認しましょう。
また、メーカー保証はメーカーが定める正規資格(施工IDや電気IDなど)を保有する業者しか受けられません。
太陽光発電を設置した業者が正規資格を持っていなければ、保証期間内であっても保証を受けられないので注意してください。
見積もりで失敗しないためのチェックポイント
「見積もりは難しいことが書いてあってよく分からない」と、業者に言われるがまま契約をしてしまうのは絶対に避けましょう。
太陽光発電の一括見積もりサイトを利用した意味がなくなってしまいます。
見積もりでしっかりとチェックすべき点は、実はそこまで多くありません。
見積もり総額で補助金が入れられていないか?
太陽光発電の設置では各自治体が補助金制度を設けていますが、業者によって補助金を差し引いた後の総額を提示することもあれば、差し引き前の金額を提示するところもあります。
総額が安いA社に決めようと思ったら、B社は補助金の差し引き前で高く見えただけだった、ということがあり得るのです。
総額で比較をするときは、補助金の有無を同条件にしてから見積もりをとるようにしましょう。
また、ブログやTwitterなどでは太陽光発電の見積書を公開している方もいます。自分の太陽光の見積もりと比較してみるのもよいでしょう。
型番や性能は希望するタイプか?
見積書に太陽光パネルのメーカーのみが記載されている場合は、必ず型番を確認してください。
同じメーカーが製造している太陽光発電でも、型番が違えば価格や性能がかなり違います。
見積書に記載されている太陽光発電の型番は、カタログやインターネットで調べましょう。容量や出力、変換効率が自分の希望に合う製品かどうか、きちんと見極める必要があります。
1kwあたりの単価は相場から見て適正価格か?
太陽光発電の相場は、1kWで計算します。
経済産業省が発表した『令和3年度以降の調達価格等に関する意見』によると、2022年の太陽光発電の1kWあたりの相場は27.5kWでした。
一般的な住宅用太陽光発電は3~5kWのため、相場は以下のとおりと推測できます。
設置容量 | 見積り総額(設置費用) |
---|---|
3kW | 82.5万円 |
4kW | 110万円 |
5kW | 137.5万円 |
1kWの単価は、見積もりの総額÷パネルのkW数で求めることができるので、業者から提示された太陽光の見積もりで相場との比較が行えます。上記の場合であれば、1kWあたりの価格が27.5kW以下なら安いと判断することができますよね。
ただし、太陽光発電はパネルの容量が増えても、工事の手間やパワーコンディショナーなどの機械の数が変わらないので、設置容量が増えると1kWあたりの価格も下がります。
なお、太陽光発電の設置費用は企業努力などもあり年々減少傾向で、2~3kWの小規模なら100万円以下、5kWでも100万円代で設置ができるようになっています。
不安点や質問に対して丁寧に対応してくれるか?
太陽光発電の仕組みや見積もりの内容について、分からないことがあれば積極的に質問してみましょう。
太陽光発電は人生で何度も設置するものではないので、多くの場合が初心者。ユーザーは太陽光発電の知識に乏しいのが前提なのです。
また、太陽光発電の法定耐用年数は17年ですが、実際の耐用年数は20~30年と言われています。40年以上現役で利用されているケースもあり、業者との付き合いもそれだけ長期に渡るもの。
そのため、レスポンスが早いかどうかも良い業者を見極めるためには重要です。レスポンスが遅い業者は、急なトラブルにすぐに対応してもらえない可能性があります。
危険な見積書を見分けるポイント
見積書に書かれているのは、太陽光発電に関する内容だけではありません。
見積書には、悪徳業者を疑わせるチェックポイントを見つけることができます。
ここでは、こんな見積書を提示する業者とは契約をしてはいけない注意点をご紹介しましょう。
容量が記載されていない
見積書に設置容量が記載しないのは、1kWあたりの価格をすぐに計算できなくするためです。
A社とB社から次の見積もりを提示されたとしましょう。
見積り総額 (設置費用) |
設置容量 | 1kWあたりの価格 | |
---|---|---|---|
A社 | 96万円 | 3kW | 32万円 |
B社 | 123.75万円 | 4.5kW | 27.5万円 |
一見するとA社の方がお得に見えますが、1kwあたりの価格ではB社の方が安いことが分かりますね。
見積書は総額ばかりを気にしてしまいますが、太陽光発電は1kWあたりの価格が相場と比べてどうかを見る必要があります。
相場に比べて1kWあたりの価格が高い場合は、要注意と言えます。
過剰な値引きがある
300万円の総額から値引きを150万円してもらえたら、誰もがお得だと感じますよね。
ですが、そもそもの300万円はどのような内訳になっていたのでしょうか。本来なら必要がない高額な設備や機材まで総額に盛り込めば、その分値引き額を大きく見せられます。
値引き額が多いと担当者が頑張ってくれたと思ってしまいますが、冷静になって相場と比較してみることが大切です。
一括見積もりを利用するメリット
一括見積もりサイトは一度フォームに入力すれば、3~5件の業者に依頼を出すことができますが、利用するメリットはこれだけではありません。
詳しくご紹介しましょう。
手間を省ける
お住まいの地域に太陽光発電の工事ができる業者が何件あるのか、把握している人は稀でしょう。
また、業者を知っていたとしても、詳しい情報はホームページを探さなくてはいけません。複数の業者の情報を集めるには、かなりの労力が必要と安易に想像ができますよね。
一括見積もりサイトの中には業者の情報を公開しているものもあります。
空いた時間で太陽光発電のコラムを読み、事前に知識を蓄えておくことも可能ですよね。
良い業者を選べる可能性が高まる
「太陽光発電の一括見積もりサイトは、どれを選んでも同じ業者が入っている」と思ってはいませんか。
太陽光発電の一括見積もりサイトの中には、それぞれ独自の基準やルールの下、掲載する業者を決定しているところもあります。そのようなサイトには、非常に優良な業者が集まりやすいもの。
太陽光発電で詐欺に遭わないためには、優良な業者を掲載しているサイトと出会うことが必要不可欠ですが、独自の審査基準を設けて登録できる業者を選定している一括見積もりサイトを選ぶと、その可能性は高くなります。
サイト名 | 業者の登録の基準 |
---|---|
タイナビ | ユーザーからのクレームに適切な対応を行うよう警告し、従わなかった場合は登録を解除するペナルティー制度を設けている |
ソーラーパートナーズ | 自社施工会社のみ加盟でき、審査通過率は9.8% |
グリエネ |
工事保険の加入、過去2年間法的処置を受けていないなど、厳格な審査を通過した業者のみが登録可能
|
エコ発 | 年間見積もり実績10,000件以上から、ユーザーの満足度の低い業者は提携を解除 |
価格.com | ※グリエネと提携 |
相場価格が分かる
太陽光発電はパネルのメーカーや工事を請け負う業者によって、設置費用に違いがあります。
見積もりを1件しかとらないと、費用は業者の言い値になり相場は見えてきませんが、複数の業者から見積もりをとれば費用の相場が見えてきます。
また、一括見積もりサイトには太陽光発電に関する情報や知識が掲載されているので、経済産業省や資源エネルギー庁などの公式サイトで発表されている最新の想定値が把握できることも大きなメリットと言えるでしょう。
無料で利用できる
一括見積もりサイトは、太陽光発電の導入は決定済で、後はどの業者に工事を依頼するか迷っているユーザーが利用するだけではありません。
まずは費用の概算を知り、そこから太陽光発電の導入を前向きに検討したいユーザーも多いので、一括見積もりサイトの利用が有料だと足が遠のいてしまうでしょう。
気軽に見積もりがとれることが、一括見積もりサイトの最大のメリットと言えます。
一括見積もりを利用するデメリット
太陽光発電に限らず何かを比較検討する場合に、メリットだけに目に向けるのは間違いです。
必ずデメリットにも目を通しておくことが大切です。
デメリットはマイナスな内容が書かれていますが、事前に知っておけば対処が可能なこともあります。
一斉に連絡がくる
一括見積もりは一度に複数の業者に見積もりを依頼できて便利ですが、返信も一度に届いてしまいます。
業者からの頻繁な連絡を避けるには、一度に見積もりができる業者の数を限定している一括見積もりサイトを選ぶのがおすすめです。
また、とりあえず見積もりだけほしい場合は、しつこい営業行為を禁止している一括見積もりサイトを選ぶとよいでしょう。
一括見積もりサイトは全業者を網羅していない
一括見積もりサイトを利用しても、太陽光発電の工事を行っているすべての業者を知ることはできません。
登録をしていない業者から見積もりがとりたい場合は、個人で依頼をする必要があります。
できるだけ多くの業者の情報を得たいのであれば、1つの一括見積もりサイトではなく複数の一括見積もりサイトを利用すると業者の漏れを防ぐことができます。
太陽光発電の一括見積もりサイトを利用する流れ
一括見積もりサイトを利用して、実際に太陽光発電を設置するまでには、次のような流れが一般的です。
- 必要な項目を入力する
- 業者から連絡がくる
- 見積もりを比較する
- 選んだ業者に正確な見積もりを依頼する
- 選んだ業者が住宅を訪問し調査する
- プランを相談する
- 業者と契約する
- 設置工事
- 売電する場合は電力会社と契約する
それぞれについて詳しく確認してみましょう。
必要な項目を入力する
一括見積もりサイトによって入力フォームの内容に多少の違いはありますが、太陽光発電は設置する場所が重要のため郵便番号や住所、連絡に利用するために電話番号、メールアドレスが必須の場合が多いですね。
入力といっても必要最低限なのでとてもカンタン。最短30秒から1分くらいで終わってしまいます。
業者から連絡がくる
業者からは入力フォームに記入した電話番号もしくはメールに連絡が入るので、日中に連絡がとれる番号を記載したり、メールアドレスに間違いがないか確認しましょう。
見積もりは早ければ当日中に連絡が届くこともあります。
見積もりを比較する
複数の業者の見積もりを比較し、自分にとって最適な業者を決めましょう。
見積もりをとった業者は見積もりの内容だけではなく、ウェブのホームページを確認しておくこともおすすめします。
会社概要や実績、スタッフ紹介やブログなどで、会社の理念やお客様との接し方を見ることができるからです。太陽光発電の業者とは長い付き合いになるため、これらの情報を得ることはとても大切です。
選んだ業者に正確な見積もりを依頼する
一括見積もりサイトで依頼をした見積もりは、あくまでも太陽光発電の簡易の見積もりとなります。
概算の見積もりから選んだ業者には、さらに詳しい見積もりを依頼しましょう。
選んだ業者が住宅を訪問し調査する
詳しい見積もりを出すには、現地の調査が必要になります。
業者は住宅が建っている方角や屋根の形状、広さなどを調査し、正式な見積もりを提示します。
自宅の設計図面や、電気料金の検針票を用意しておくとよいでしょう。
プランを相談する
業者に伝えたプランがすべて実現するわけではありません。現地調査の結果次第では、要望するプランが不可となる場合もあります。
分からないことは躊躇わず、どんどんと質問して不安や不明な点をすべて解消してください。
また、業者に任せっきりにせず、太陽光発電のシミュレーションができるサイト(※)を活用し、住んでいる地域の発電量を調べておきましょう。
日本は北の地域は発電量が少なく南の地域が発電量が多いと言われますが、北海道でも発電量が多い地域もあります。調べなければ「北海道に太陽光発電を設置しても意味がない」と最初からあきらめてしまいますよね。
(※)エコめがね
業者と契約する
契約時には、太陽光発電の設置の工事日程や支払いの方法を決定します。
太陽光発電の補助金が受けられる場合は、申請書類を準備しておきましょう。
また、太陽光パネルのメーカーの認定資格「施工ID」や「電気ID」を取得しているか、必ず確認するようにしましょう。
設置工事
契約が済んだらいよいよ設置工事です。
住宅用の太陽光発電の設置工事は1日で終了し、設置が終わると「竣工検査」といって、施主(設置の依頼をした人)立ち合いで工事に不具合がないか確認し、機器の取り扱いの説明を受けます。
すべてが終わってから、業者から保証書を受け取ってください。保証書には太陽光パネルのメーカーだけではなく、業者が独自で出しているものもあります。
売電する場合は電力会社と契約する
太陽光発電の設置の完了後は、電力会社との契約が必要になります。
電力会社から足りない電力を買う(買電)、もしくは余った電気を売る(売電)契約は複雑のため、業者が代行してくれるケースが多いです。
また、売電には電力会社との契約後、さらに経済産業省に「事業計画認定申請」や「系統連系申請」を行わなくてなりません。専門知識が必要となるので、業者に依頼することをおすすめします。
太陽光発電の補助金も調べておこう
太陽光発電設置の補助金については、国からの補助金は2014年で終了しています。※
現在、一般家庭でも利用できるのは地方自治体の補助金のみですが、すべての地方自治対で必ず助成を行っているわけではありません。補助金の有無や金額については、地域によって差があるのが現状です。
例えば東京では、2023年の補助金は太陽光発電と蓄電池がセットなら、4kW未満の場合で15万円/kWhとなり補助率3/4に拡大されました。停電などのリスクに備えるための手段としてだけではなく、今後も見込まれる長期的な電気代の値上がりを見越してでしょう。
2023年度の太陽光発電の補助金については、詳しくはこちらの記事で解説していますので、併せて参考にしてください。
太陽光発電の一括見積もりを依頼しよう
太陽光発電の詐欺に遭わないためには、相場との1kWあたりの単価での比較が重要です。
また、太陽光発電は設置して終わりではなく、設置してからの方が長いので、メンテナンスやアフターサービスがしっかりとしている業者を選ぶ必要があります。
さらに、これからの時代は自然災害による停電や電気代の高騰に備え、太陽光発電だけではなく蓄電池との併用も考慮しなくてはいけないでしょう。蓄電池の見積もりサイトのおすすめと併せて、太陽光発電の一括見積もりサイトを利用してみてはいかがでしょうか。
最後になりますが、一括見積もりサイトは「見積もり」と名が付いているものの、良い業者を探す手段として活用してみるのがおすすめです。