PR

東京電力の売電価格は?選べるプランや便利なサービス内容もご紹介!

ひかり
ひかり

東京電力の売電価格は、いくらなのかしら?他社の買取価格と比較したいわ。

てんか
てんか

卒FIT後は売電価格だけではなく、太陽光発電だからこそ受けられるプランを選ぶことが大切よ。東京電力で受けられるサービスを見てみましょう。

30秒でサクッと見積もり可能
ソーラーパートナーズ

東京電力の売電価格は?

東京電力の売電価格は?

2024年4月現在の東京電力の売電価格は、以下のとおりです。

東京電力の売電価格 8.5円/kWh(税込)
FIT適用時の売電価格 16円/kWh(税込)

出力10kW以下の住宅用太陽光発電のFIT(固定価格買取制度)の適用は10年間です。

2023年に太陽光発電を設置した場合、2033年までは16円で売電ができますが、2034年以降は各電力会社によって売電価格が変わります。

FIT適用時の売電価格は経済産業省資源エネルギー庁のホームページで、卒FIT後の売電価格は各電力会社のホームページで確認してください。

東京電力と他社の電力買取価格を比較

東京電力と他社の電力買取価格を比較

東京電力の売電価格は8.5円(2023年3月現在)のため、8.5円よりも高い買取価格を提示している事業社を表にまとめました。

事業社名 買取サービス名 対応地域 kWhあたりの売電価格(税込)
伊藤忠エネクス 太陽光電力買取サービス 東京電力管内 14.5円
京葉ガス プラチナプラン 東京電力パワーグリッド(株)の送配電地域 13.8円
スマートテック スマートFIT 東京電力/東北電力/中部電力/関西電力/中国電力/九州電力管内 11.5円
エネオス エネオス太陽光買取サービス 東京、神奈川、埼玉、千葉、栃木、群馬、茨城、
山梨、静岡(富士川以東)
11.0円
住友林業 スミリンでんき 東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、茨城 10.9円
丸紅ソーラートレーディング ecoとくプラン 東京電力管内 10.0円
坊ちゃん電力 東京スタンダードプラン 東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県の全域と山梨県、静岡県の一部 10.0円
鈴与電力 余剰電⼒買取サービス 中部電⼒管内・東京電⼒管内(⼀般送配電事業者が中部電力パワーグリッド・東京電力パワーグリッドである地域) 10.0円
エネックス 卒FITプラン 埼玉県、東京都 10.0円
旭化成ホームズ 太陽光発電買取サービス(へーベル電気) 全国 10.0円
東京ガス 太陽光買取プラン 東京電力管内 9.5円
出光興産 スタンダード買取プラン 北海道、東北、東京電力エリア  9.5円

太陽光発電の買取価格については、期間や条件によって金額が変わります。必ず各事業社のホームページでご確認ください。

また、経済産業省資源エネルギー庁にて売電できる事業者を公開しているので、併せてご確認ください。

東京電力の選べるプラン特集

東京電力の選べるプラン特集

太陽光発電はこれまで、余剰電力の買取で利益を得られることが大きなメリットとされてきました。

しかし、昨今の光熱費の高騰により、余剰電力を売電ではなく電気代を抑えるための自家消費に利用したいと考える人が増えています。

こうしたユーザーのニーズから、東京電力では太陽光発電で得た電力に対する様々な利用方法を提案しています。

  • 再エネ標準プラン
  • 再エネおあずかりプラン
  • 定額機器利用サービス(エネカリ)
  • 再エネ企業応援プラン

それぞれを詳しくご紹介しましょう。

再エネ標準プラン

FIT期間終了後の余剰電力の買取を行うプランです。

FIT期間満了まで東京電力で売電を行っていた場合は、自動的に東京電力エナジーパートナーの再エネ買取標準プランへと変更になります。

東京電力以外を利用していた人が申し込みたい場合は、最寄りのカスタマーセンターへの電話が必要になります。

「売電しても振り込まれない」の問い合わせについては、2022年6月分までは毎月の支払いになっていましたが、現在は支払い方法は1月分から5月分は6月分に合算、7月分から11月分は12月分に合算して振り込みになっているので注意してください。

なお、売電収入の振込日は地域によって違います。

再エネおあずかりプラン

自宅に蓄電池がなくても、余剰電力を利用して自家消費に充当できるプランです。

余剰電力 買取方法
毎月250kWhまで 単価の高い使用電力から順に買取
250kWh以上 8.5円/kWhで買取
250kWh以下 8.5円/kWhで買取

蓄電池を導入する必要がないので初期費用が抑えられますが、月額4,000円がかかります。

注意したいのは、実際に電力を貯めているわけではないので、自然災害発生による停電に有効な蓄電池と同じような利用はできません。

定額機器利用サービス(エネカリ)

太陽光発電や蓄電器、エコキュートなどの省エネ設備を初期費用0円、月々の定額料金のみで利用できるプランです。

プラン利用期間中の機器保証、工事保証、自然災害補償もついています。

急なトラブルが起こってもTEPCOホームテックのコールセンターが24時間365日対応してくれるので安心。TEPCOホームテックの電話番号は0120-948-356になります。

再エネ企業応援プラン

ユーザーから買い取った再生可能エネルギーの余剰電力に含まれる環境価値を、仮想的に企業へ届けるプランです。

環境価値とは、太陽光発電には発電によって得た電力以外にCO2を排出しない価値も含んでおり、これを環境価値といいます。

再エネ買取標準プランもしくは再エネおあずかりプランに加入のユーザーは無料で行うことができ、環境価値を届けた企業からは「感謝のきもち」が送られます。

過去の例では、お菓子メーカーのロッテが「感謝のきもち」としてロッテグループ公式オンラインモールで使える1,000円分のクーポンを発行していました。

東電の便利なWebサービス「くらしTEPCO」

東電の便利なWebサービス「くらしTEPCO」

東京電力ユーザーなら積極的に利用したいのが「くらしTEPCO」。

しかし、くらしTEPCOに登録はしているけれどログインしたことがない、どうせ企業の広告が主だろうなどと思ってしまっている人は多いかもしれません。

ここでは、くらしTEPCOの内容や賢い使い方をご紹介しましょう。

くらしTEPCOとは

くらしTEPCOは、 東京電力が運営する家庭ユーザー向けのWEBサービスです。

電力自由化に伴い新電力の参入が活発になる中、東京電力が暮らしの中心となる住まいに関する有益な情報を発信する目的で開発がスタートしたものです。

取引先の企業に向けた情報や東京電力が発信したいことではなく、ユーザー目線に立ったサイト構築を意識されているのが特徴。

また、幅広い年代のユーザーが利用することを想定し、サイト自体の使いやすさにもこだわっています。

売電料金明細や電気使用料を手軽に確認できる

太陽光発電を設置して東京電力にて売電を行っているユーザーは、くらしTEPCOで売電実績や買取価格などを見れます。

また、電力量や電気料金の確認では、最大過去2年間の使用量や料金が分かるだけではなく、家族構成や住宅の仕様などが似た家庭との使用量や料金の比較も行えます。自宅の電気料金の方が高ければ使いすぎていることを自覚しやすくなり、節約に意識が向きやすくなるでしょう。

さらに東京電力が提供する都市ガスのユーザーなら、くらしTEPCOでガス使用料金も一緒に確認することができます。

お得な料金プランの推奨

くらしTEPCOの料金プラン試算では、以下の簡単な質問に答えるだけでユーザーに合ったお得な料金プランを提案してくれます。

  • 家族の人数
  • オール電化の有無
  • 郵便番号
  • 現在の電力会社や契約内容
  • 電気料金と使用量など

オール電化住宅やエコキュートを使用している家庭では、夜間の使用が安くなるプランに加入していることが多いですが、日中の電気使用量が多い場合は必ずしもお得とは限りません。

くらしTEPCOにログインして、家庭に合った料金プランを検討してみましょう。

各種手続きがWebで完結

くらしTEPCOにログイン後に手続きを行えば、名前や住所などの基本情報の入力の手間が省けて便利です。

くらしTEPCOで行える各種手続きは、以下のとおり。

  • 登録情報の変更
  • 電気料金プランの変更
  • 電気・ガスの支払い方法の変更
  • 引っ越しの手続き
  • 他社からの切り替え

くらしtepcoならインターネットから24時間いつでも手続きが行えます。

また、手続きした内容の確認や変更などが行いたい場合や、困っていることを聞きたいときは画面右下のチャットを利用することもできます。

太陽光発電の実績や契約内容は、「契約内容の確認・変更」では見れないので注意してください。利用明細より確認ができます。

ログインするだけでポイントが貯まる

対象プランを利用し、くらしTEPCOにログインすると50ポイントがもらえます。

対象プランは、以下のとおり。

プレミアムS・L プレミアムプラン スマートライフS・L スマートライフプラン 夜トク8・12
スタンダードS・L・X・A アクアエナジー100 動力プラン 深夜動力 深夜電力 マイコン
深夜電力 併用 第2深夜電力 電化上手 おトクなナイト8・おトクなナイト10 ピークシフトプラン
低圧高負荷契約(電灯) 低圧高負荷契約(動力) TEPCOプレミアムプラン for SB、TEPCOプレミアムS for SB、TEPCOプレミアムL for SB とくとくガスプラン

 

とくとくガスプラン(中部エリア)
とくとくガスプラン(関西エリア) とくとくガス床暖プラン とくとくガスAPプラン とくとくガスプラン for au ソフトバンクガス

ログインポイントは月1回のみ有効で2回目以降は受け取れませんが、電気・ガスのセット契約の場合は2回線契約となり、50ポイントずつ合計100ポイントが加算されます。

くらしTEPCOポイントは1ポイントにつき交換先1ポイントとなり、300ポイントから交換が可能です。

主な交換先は、次のとおり。

Tポイント Pontaポイント WAONポイント
nanacoポイント dポイント Amazonギフトカード

使い勝手が良くところばかりなので、買い物などと併用するとポイントが早く貯められそうです。該当するポイント交換先に登録をしていない方は、スムーズな利用のために事前に交換先を選んで申込をしておきましょう。

卒FIT後の東京電力活用方法

卒FIT後の東京電力活用方法

東京電力で余剰電力を全て売電した場合と、自家消費に充てた場合の2パターンでシミュレーションをしてみました。

卒FIT後の選択に迷っている方は、ぜひ参考になさってみてください。

ただし、太陽光発電の発電量は天候や屋根の向きなどで変わります。

必ずしもシミュレーションと同じになるとは限らないため、目安としてご覧ください。

余剰電力を全て売電

環境庁の調査のデータによると、日本の平均年間発電量は以下のとおり。

太陽光発電の容量1kW 1,215kWh
システム容量が4.5kWの場合 5467.5kWh

続いて、経済産業省のデータでは余剰電力として売電される割合は、発電量の平均69.4%(2021年調査)とされるため、約3,772.5kWが余剰電力として一年間に売電されると推定できます。

東京電力の卒FIT後の売電価格は8.5円のため、余剰電力を全て売電した場合の収入は次のようになります。

8.5×3,772.5=32,066.25円

年間で約32,000円の収入となることが分かりました。

余剰電力を全て自家消費

余剰電力を全て自家消費するケースを、東京電力のオール電化対応スマートライフLで検証してみました。

スマートライフLの1kWhあたりの午前6時から翌午前1時までの買電価格は25.80円(2023年3月現在)なので、余剰電力を全て自家消費した場合の想定節約金額は次のようになります。

25.80×3,772.5=97,330.5円

年間で約97,000円の節約ができることが分かりました。

あくまでも簡易的なシミュレーションですが、余剰電力を全て売電するよりも、自家消費した方が年間65,000円のお得になります。

東京電力の売電でインボイス制度にはどう対応すれば良い?

東京電力の売電でインボイス制度にはどう対応すれば良い?

インターネット上には「インボイスに登録しなければ売電ができなくなる」などの誤った情報がありますが、2023年2月10日の財務金融委員会の答弁にて「一般家庭の太陽光発電の売電で、消費税の課税は行わない」と明言されています。

また、自宅に設置した太陽光発電の余剰電力の売電が課税対象にならないことは、国税庁のホームページでも確認ができますのでご安心ください。

とはいえ、今後の動向も踏まえて、インボイス制度についてある程度知っておくことは大切でしょう。

インボイス制度と太陽光発電の売電について、簡単になりますが解説を行います。

インボイス制度とは?

2023年10月1日から開始されるインボイス制度は、正式名称は「適格請求書等保存方式」といいます。

2019年10月1日に消費税法および地方税の改正が施行され、消費税率が10%となりました。しかし、飲食料品と新聞は8%のままのため、消費税が10%のものと8%のものが混在しており、計算が複雑になっています。

そこで、適用税額や消費税額が明記された「適格請求書(インボイス)」を交付し、正確な納税額を分かりやすくするために導入されるのがインボイス制度となります。

また、売上1,000円以下の免税事業者は消費税の納税の義務がなく、消費税分も収入として得ていました。これを益税といいますが益税の解消も、インボイス制度の導入の大きな目的と言われています。

インボイス制度で何が変わるの?

これまで、消費税の仕入税額控除(※)を受けるには「区分記載請求書」やレシート、領収書が利用されてきましたが、今後は「適格請求書(インボイス)」が必要となります。

(※)仕入税額控除とは、課税売上の消費税から課税仕入れの消費税を差し引く制度です。

商品価格(売上)3,300円 うち消費税10%=300円
仕入れ価格1,100円 うち消費税10%=100円

売上と仕入れそれぞれに消費税がかかると、400円の二重納税となりますが、仕入税額控除が適用されると、300ー100=200円の消費税の納税になります。

FIT売電者に影響はある?

FITによる売電は国によって買取の保証がされています。

通常とおり太陽光発電による売電が行えますので、インボイス制度が開始されたからといって、「インボイスに登録しないと売電できない」といった問題は起こらないと考えてよいでしょう。

そもそも、インボイス制度の対象は売上1,000万円以上の課税事業者(個人事業主や法人)です。

一般家庭で太陽光発電を設置して売電している人の多くは、売上1,000万以下の免税事業者です。免税事業者にはインボイス登録の義務はないので、慌てて登録をする必要はありません。

ただし、一般家庭の太陽光発電の売電でインボイスが発行されないと、電力会社は仕入税額控除ができません。売電に対する消費税は電力会社が納めることになり、負担増となった結果、電気料金の値上がりが起こる可能性はあるでしょう。

東京電力ではライフスタイルに合った電力の利用ができる

東京電力ではライフスタイルに合った電力の利用ができる

年々売電価格が下がり続けている昨今、太陽光発電は設置しても損をするだけと思う方は多いですが、卒FIT後は太陽光発電で得た電力の自家消費により、電気代を安く済ませられることが大きなメリットになります。

また、蓄電池があれば自然災害による停電時でも安心して暮らせるでしょう。

二酸化炭素を排出しない環境に優しい太陽光発電で、お財布にも優しい生活を始めてみませんか。

TOP