Qセルズは、太陽光発電の設置費用が安めでコスパ良しって本当?!
ユーザーの口コミや評判を紹介しているから、一緒に見てみよう!
Qセルズの良い評判&口コミ
Qセルズのユーザーは、コスパの良さと充実した保証制度に満足していることが伺えます。
ソーラーパネルは20年~30年の暮らしを共にするものですから、どんな視点で購入を決断したのか、投稿者たちの口コミから太陽光選びのヒントを探りましょう。
曇りでも発電する
ちなみに曇ってても2kw位は発電してる
Qセルズの太陽光パネル優秀だな— kozika (@kozika1124) December 19, 2022
Qセルズの一番の魅力は、世界トップクラスの技術力を採用している点です。特にQ.ANTUM DUO (クアンタムドゥオ)という独自のテクノロジーを搭載した超高性能パネルは、日照時間の少ないドイツで開発されただけあり、曇りや雨の日が多い日本でも十分な発電量が期待されています。
Qセルズのパネルにように、悪天候時でも十分な発電量が確保できている優秀なパネルを選びたいものです。
費用が安く保証もしっかりしている
太陽光発電の設置するために数社から見積りを取りました。
各社ともさまざまなメーカーを提示してくれたのですが、その中で最も費用が安かったのがQセルズでした。
できるだけ設置費用を抑えたかったのでQセルズは魅力的でした。
海外メーカーということで心配もありましたが、自分で調べていくなかで保証もしっかりしているし、世界でも知名度があるメーカーだったので設置を決めました。
引用:エコの王様
投稿者の素晴らしい点は、数社から見積もりを取り寄せていること・保証内容などを自分で調べた上で購入を決断している点です。
Qセルズは、古くから日本に進出している海外メーカーとして、高出力・高効率・高品質が自慢の太陽光パネルであることは言うまでもありませんが、長期的に使用するものだからこそ途中で故障・破損するリスクも考えておかなければなりません。複数業者と見積もりを取る際には、保証内容・期間を比較しておきましょう。
発電量のシミュレーション結果が良かった
電気代が高いこともあって太陽光発電を設置したいと思っているなかでうちの家はいろいろ調べているなかで日照時間が短い地域に住んでいることが分かりました。
太陽光発電の設置を諦めようと思っていましたが調べているなかでQセルズであれば、日照時間が短い地域でも発電量が確保できることが分かりました。
エコの王様の人にメーカーの発電量シミュレーションをしてもらったところ他のメーカーよりも発電していたので購入を決めました。
引用:エコの王様
居住地域の日照時間を考慮して、発電量をシミュレーションしている点は素晴らしいですね。ただし、Qセルズのシミュレーションは他社メーカーと同じ計算式ではないことが明らかになっていますので、注意が必要です。
Qセルズの悪い評判&口コミ
良い評判がある一方で、Qセルズの辛辣なコメントにも目を通しておきましょう。太陽光発電を導入するには多額の資金を必要としますから、情報をどれだけ集めるかが成功へのポイントです。
後悔しているユーザーの声を参考に、注意すべき点を確認しておきましょう。
知名度が低い
国内での知名度が低いので、あまり選択の対象にはなりませんでした。
引用:太陽光発電おすすめのメーカーはどこ?
Qセルズは、パナソニック、東芝、シャープなど国内メーカーと比較するとまだ知名度は低いのかもしれませんが、欧州市場を中心に事業を拡大していており住宅分野のシェアも順調に獲得しています。
太陽光メーカーを選ぶ際は、メーカーの知名度以上にパネルの発電効率や耐久性など製品自体のスペックを自分で確かめてみることも大切です。
デザインがスマートではない
デザインがごついかも。スマートな太陽光パネル希望ならば、他のメーカーの方がいいかも。
引用:太陽光発電おすすめのメーカーはどこ?
Qセルズのソーラーパネルは、セル・フレーム・バックシートに至るまで黒で統一されています。落ち着いた雰囲気で住宅の屋根によく馴染む一方で、デザインがごつくて重厚感のある印象を与えるとして好みが分かれるようです。
見た目やデザインにこだわりたい人には、Qセルズは向かないかもしれません。
シミュレーション結果より発電量がかなり落ちる
太陽光発電メーカー 「Qセルズ」のアフター対応がひどい。
設置半年で発電量がシュミレーション比70~60%まで落ちる。 どうしてこんな事になるのか? と聞いてものらりくらり。
Qセルズは絶対ダメだ!
引用:サンサン太陽光発電
設置半年で発電量がシュミレーションの70~60%まで落ちるとなると、初期費用を回収する計算自体がずれてしまい赤字確定。これでは「絶対ダメだ!」と言い放ちたくなる気持ちも理解できます。
Qセルズのカタログに記載されているシミュレーション計算式は、他社メーカーと異なりますので注意が必要ですが、一方でQセルズの出力保証は初年度98%を保証しており、他メーカーよりも手厚いのが魅力でもあります。不安に感じたら、すぐにメーカーや代理店に相談してみましょう。
Qセルズの特長やメリット
ドイツ生まれのQセルズのソーラーパネルは、他メーカーにはない優れた特徴や魅力があり、特に「Q.ANTUMテクノロジー」と呼ばれる特殊なセルを採用することによって発電量を大幅にアップしています。
今後ますます国内シェアを伸ばすことが予想されていますので、Qセルズの特徴をひとつずつ解説していきます。
太陽光発電のパネルは世界トップクラスの技術力
Qセルズの最大の特徴は、世界トップクラスの高性能な技術力を保有していることです。
特筆すべきは、特殊なナノレイヤーを形成したセルの裏面。従来は無駄になっていた太陽光のエネルギーを、セル裏面の層で閉じ込めることで多くの電気を生み出しています。
既存の技術に以下の技術を融合した「Q.ANTUM DUO (クアンタムデュオ)」モジュールは、Qセルズ独自のテクノロジーの結晶とも言われ、今までにない最高パフォーマンスを実現。この技術によって、さまざまな設置状況においても変換効率19.5%を発揮しています。
項目 | 特徴 |
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バスバー技術 |
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ハーフセル技術 |
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ワイヤー・インターコネクション |
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設置費用が安めでコスパが良い
Qセルズの太陽光発電は欠陥が少なく耐久性に優れていることに加えて、国内メーカーよりも低価格に販売されています。低価格で商品を提供できる背景として、生産がオートメーション化され人件費の安いアジア圏(中国・マレーシアなど)に生産地を移行したことがあげられます。
もちろんドイツで培ってきた技術力の高さは高品質の証。製品の信頼性と費用の安さ(コスパの良さ)がQセルズの大きな魅力であり、他メーカーとの価格競争において有利な立場となっています。
曇りでも発電しやすい
Qセルズのソーラーパネルは、天候に左右されない発電効率の高さを誇っていることで有名です。Qセルズの開発研究を行ってきたドイツは日照時間が短く、悪天候でも発電効率が高くなるようなテクノロジーを採用しています。
少ない日照量でも無駄なく活用するために、セル裏面には「アルミ裏面コンタクト」と「エネルギー反射層」を形成し、太陽光を逃がさずに効率よく電力を生み出すことに成功。低照度特性の高いパネルがQセルズの特徴でもあります。
蓄電池も販売している
Qセルズでは、家庭用高機能ハイブリッド蓄電池も販売しています。
蓄電池を併用するメリットは、停電時にもしっかりバックアップできて安心感につながる点です。さらに太陽光パネルと蓄電池を併用し、昼間の太陽光発電による余剰電力を使用することで、月々の電気料金を大幅に削減できることは言うまでもありません。
例えば6kW太陽光発電システムを使用して家族5人で消費した場合、一ヶ月あたり15,000円の経済効果が期待されています。ソーラーパネル・蓄電池・パワコン・モニターをひとつのパッケージ化して施工すれば、より節約できるでしょう。
Qセルズのデメリット
高性能で優秀なパネルを販売しているQセルズですが、当然ながらデメリットも存在します。
ユーザーの口コミでも指摘されていた「シミュレーションの計算式」や「倒産していた過去」については、業界内でも有名な話ですから情報として頭の隅に入れておきましょう。
シミュレーションの計算式が他メーカーと異なる
Qセルズの発電量予測のシミュレーションは、他社メーカー(パナソニック・東芝など)の同条件で比較した場合、Qセルズの方がかなり多く発電をする計算になっています。これは、Qセルズだけが太陽光発電協会(JPEA)が定めている発電量予測の計算式を使用していないことが一番の理由です。
発電量シミュレ―ションは、太陽光発電は購入を決断する際に、電気代の削減額や売電収入を予測するための重要な判断材料となります。Qセルズのカタログの数字だけを見て判断するのではなく、他社メーカーの発電量と比較したり数字のカラクリを知るために、自分でもネットなどでデータ情報を取得ことが大切です。
倒産したことがあるので不安を抱かれやすい
Qセルズは1999年に太陽電池の生産を開始して以来、生産規模を急速に拡大し2008年には世界首位になりましたが、中国メーカーの進出の波に押され価格競争に勝てず、2011年12月期の決算で約960億円の大幅な赤字に。そして、2012年に一度倒産しています。
しかし、現在は韓国有数の大企業であるハンファ・グループに買収されており、国内の導入実績を順調に伸ばしていますので、過去の倒産を過度に心配するする必要はないでしょう。
Qセルズの保証やアフターサービス
優秀なモジュールかどうかに関わらず、常に外に設置しておく太陽光パネルは破損・故障のリスクにさらされるものですから、寿命を保つためにも保証内容やアフターフォローの確認は必須です。
Qセルズのアフターサービスや保証内容は、他社と大きく差をつける魅力的な内容となっていますから早速チェックしましょう。
システム保証
Qセルズは国内最高レベルの長期安心システム保証があり、以下の条件であれば無料で保証が受けられます。
項目 | 内容 |
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対象 | 設備容量50kW未満の太陽光発電システム |
保証期間 | 系統連系日から15年間 |
保証内容 | 修理or交換 |
出力保証
Qセルズの出力保証は、以下のとおり高い出力保証が付いています。
項目 | 内容 |
---|---|
保証期間 | 25年 |
出力保証下限値 |
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一般的な日本メーカー製品は、10年目まで公称最大出力の出力下限値の90%以上を保証していますが、Qセルズ(Q.PEAK DUO-G11シリーズ)は、初年度98%を保証。
さらに2年目以降は毎年0.5%の出力低下を下限に出力を保証するという破格の保証内容となっており、他メーカーの相場基準とは比べ物にならないほど魅力的な内容となっています。
日本全国にサポート拠点あり
Qセルズは、製造・販売・サポートにおいて全国にサポート拠点を設けています。
国内の海外メーカーではサポート拠点数が最も多いのが強みであり、インフラ環境体制が整っていることはユーザーにとって非常に安心です。日本全国にある営業所やサービスサポート拠点は、以下のとおり。
項目 | 内容 |
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関連協力会社 | 450ヶ所 |
物流拠点(9ヶ所) |
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営業拠点(5ヶ所) |
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Qセルズの向く人・向かない人
価格や保証面で大きな強みのあるQセルズですが、全ての人に向いているわけではありません。
購入後に後悔しないためにも、どういった人に向いていて、どういった人は購入すべきでないのか、確認していきましょう。
向く人 | 向かない人 |
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向いている人
費用が安い割に高品質なのがQセルズの特徴ですから、コスパの良い太陽光発電設備を設置したい人にはぴったりのメーカーです。
さらにソーラーパネルと併用して蓄電池やパワコンなどの周辺機器もセットで検討している人、充実した保証内容で長期的に安心して使いたい人にとっても、Qセルズが向いていると言えます。
向いていない人
海外メーカーへの不安感がぬぐえない人は、Qセルズはあまり向かないかもしれません。倒産などでメーカーと突然連絡が取れなくなる可能性があるのでは?と不安感が消えない人は、Qセルズのような海外メーカーではなく、日本国産メーカーを検討しても良いでしょう。
また、Qセルズは、ドイツで開発されたモジュールで頑丈なところが特徴です。デザインや見た目の美しさにこだわりたい人は、パナソニックなど国内大手メーカーのものと複数比較しながら決めましょう。
Qセルズの会社概要
1999年にドイツで設立されたQセルズ。現在は韓国大手メーカーのハンファグループが買収したことにより、正式には「ハンファQセルズ株式会社」となっています。その圧倒的な生産量と潤沢な資金によって、太陽電池出荷量ランキングでは世界トップレベルに躍り出ています。
日本法人である「ハンファジャパン」は1984年に設立され、ハンファとの連携によって幅広い産業のアジア諸国間での輸出入業務や販売事業を展開。太陽光発電関連事業にも力を入れており、2021年の住宅用販売棟数は10万棟となっています。
主要事業
Qセルズの主な事業は、以下のとおり。現在は、太陽電池モジュールの製造・販売だけでなく、IPP、PPA事業などによる分散型電源の普及や、新電力(PPS)事業への事業拡大にも傾注しています。
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- 太陽光発電事業
- 電力小売事業
- ケミカル事業
- 貿易事業
- セキュリティ事業
会社情報
項目 | 内容 |
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会社名 | ハンファジャパン株式会社 |
本社所在地 | 東京都港区芝四丁目10番1号 ハンファビル9階 |
設立年 | 1984年2月 |
資本金 | 8,698,500,500円 |
代表者 | 尹 柱(ユン ジュ) |
Qセルズの評判は発電量と保証の充実ぶりが好評
Qセルズの太陽光パネルは、世界最高品質で発電量が高い上、アフターサービスの保証制度は他では類を見ないほどの充実している点が大きな魅力となっています。
世界トップレベルの技術によって、低照度特性(=光が弱くてもしっかり発電する)のモジュールを使ったQセルズの太陽光発電システムを設置すれば曇りの日にも発電量が見込めるため、初期工事費を早めに回収することも期待できるでしょう。