ウエストエネルギーソリューションの評判＆口コミ｜太陽光から撤退？

ウエストエネルギーソリューションの良い評判＆口コミ

太陽光発電の導入には、多額の出費と将来に対する不安が付きものだからこそ、「ウエストエネルギーソリューションに依頼して良かった！」と満足するユーザーたちのコメントからは、どこかしら安堵感も伝わります。

不安を乗り越えて喜ぶユーザーたちの背景を、それぞれ確認してみましょう。

売電収入の保証が魅力的

作物価格の下落や経費の高騰など、不安定な要素も多い農業経営ですが、農業収益にプラスアルファが担保されるというのが魅力的でした。売電収入の20年間の保証や水害に対する保険など、ずいぶんと手厚いなと思いました

引用：ウエストエネルギーソリューション

ウエストエネルギーソリューションのアフターサポートの手厚さに、喜びを表す投稿者。

グループ会社の「ウエストO&M」が提供する保証内容は手厚く、農地ならではの不安要素に対してもしっかりサポートしてもらえますので、台風、洪水など自然災害のリスクに怯える農業経営者にとって心強い存在であることが伝わります。

ソーラーシェアリングで経営の安定化が図れる

一番の決め手は農業と太陽光発電のダブル収入で、経営の安定化が図れることです。同時に、かつて米を作っていた休耕田を有効活用してニラの生産量を増やし、事業拡大が図れることも魅力でした

引用：ウエストエネルギーソリューション

投稿者のように、農業で得られる収入のほかに、太陽光パネルで発電した電気を電力会社へ売電することで、ダブル収益が見込めるのがソーラーシェアリング（営農型太陽光発電）の良きところ。

休耕田を活用すれば二毛作も可能なことから、ソーラーシェアリングは日本の農地全体の安定化にむけて無限の可能性を秘めていると言えるでしょう。

ソーラーシェアリングの失敗理由＆成功事例｜デメリットとは？

ソーラーシェアリングで失敗する理由を解説しています。ソーラーシェアリングの成功事例やメリットとデメリット、失敗しないためのコツやパネル下での栽培に向いている作物についてまとめました。営農型太陽光発電を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

solar-jp.net

2023.11.25

電気代がほとんどかからなくなった

ウエストホールディングスで太陽光発電を取り付けました。
あまり考えを持っていたわけではなく、単に電気代が安くなればなと思った程度だったのですが、購入してみれば驚くばかりという状態です。
うちの場合は発電量が5kwと、ウエストホールディングスの説明では平均的だということでしたが、売電の利益がかなりあります。
普通に生活していても電気代がほとんど掛かっていない上に、利益が十分に出ているのは期待以上の効果です。
どのくらいの発電量があるかはモニターで見れるのも良いですね。
収益が多いので、太陽光発電の購入費用は実質0円になっているのもうれしい限りです。

引用：太陽光発電ガイド

設置前のシミュレーションよりも実際の発電量が良好で、電気代がほとんどかからなくなったと喜悦に満ちている投稿者。

この投稿は、おそらくウエストエネルギーソリューションが「住宅用」太陽光発電の販売事業を行っていた頃に設置したと思われますが、現在は、住宅用太陽光発電の新規募集は行っていませんのでご注意ください。

太陽光発電で電気代は安くならない？実際の削減額をシミュレーション

太陽光発電で電気代が安くならないのか？について解説しています。太陽光発電を導入しても電気代が安くならないと言われている理由や、太陽光発電で電気料金を0円にできるのか、具体例での電気料金のシミュレーション、電気料金を安くするコツなどをまとめています。

solar-jp.net

2023.12.15

営業マンの説明が良かった

ウエストホールディングスでの太陽光発電導入は2年前ですが、今ではここにして良かったと思っています。
正直な所、見積りでは決して安いとは思えなかったのですが、営業マンが良い人だったのと、説明が魅力的だったので決めました。
費用としては多分高いのかもしれませんが、電気を売って得られるお金がかなり大きいので導入費用を賄えた上でお釣りが出る様な状態です。
電気代が事実上かからないので、利益全体で見ると結構な額になります。
初期費用はかかりますが、高いと思ったのは最初だけで、最終的には安いと感じる買い物だったと実感できる業者でした。

引用：太陽光発電ガイド

コメントのように、太陽光発電業者を選ぶ際には、商材のスペックだけでなく、担当者の人柄や説明力も重視しておきたいポイントです。

メリットもデメリットも中立的に説明してくれたり、データと照らし合わせながら将来の費用シミュレーションを解説してくれるなど、誠実な担当者が多くいる会社とご縁を紡ぎましょう。

「お値段以上」の優良企業を探し当てるためにも、時間はかかるかもしれませんが、複数業者から見積もりを取るなどして比較検討することを徹底してほしいと思います。

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ウエストエネルギーソリューションの悪い評判＆口コミ

ウエストエネルギーソリューションに対する酷評コメントは少ないものの、不可抗力によって発生したようなトラブル事例もあり、ユーザーたちは困惑しています。

説明責任を果たさない企業側に思わず檄を飛ばしたくなる2名のコメントを覗いてみましょう。

担当者の変更で現場が混乱

担当者によって、大きく差が出るように感じています。

工事自体は、専属の業者が行っているので、全く問題ありませんが、工事半ばにしてウエストの担当者が変わった途端に、工事現場も混乱し、アフターフォローも全くない状態となりました。

シミュレーションどおりの発電量を得るには、自分自身で創意工夫して、ようやく達成できるような状態で、最終的には天候任せとは言え、あまりのフォローの無さです。

工事施工業者さんも、とても怒っておられます。

引用：サンサン太陽光発電

全体を指揮する担当者が変わったことで、現場が混乱して困っているという内容です。

担当者や企業側のやむを得ない事情でスケジュールが急遽変更する場合もありますが、工事現場の業者も怒るほどに困惑を招いているとのことですから、担当者がいい加減だったかが伝わってきます。

担当者の知識や経験値に差はあれども、企業内でうまく情報共有するなどしてうまく進めてほしかったと言える一件です。

保証期間内なのに有償修理と言われた

太陽光発電が半減！

電力会社は、弊社の原因ではなくパワコンの故障の可能性が高いとのこと。

ウエストビギンが販売元だがすでにウエストホールディングスに変わっていた。

心配はあったがこのままでは困るのでとりあえず電話してみた。

すると・・・

保証期間内なのに有償の可能性を強く推してくる。

うちは、発電量が下がったあたりに落雷はないと電力会社からお墨付き、台風も来ておらず有償になる可能性は皆無。

その旨を伝えるも、何度も落雷とかの話を繰り返すばかり。

有償にしたいとしか思えない対応。

何のための保証期間なのか疑問。

有償ありを承諾しないと放置するしかないらしい。

引用：サンサン太陽光発電

保証内容をめぐって、無償を主張するユーザーと有償を求める社員との間で、埒が明かない内容となっています。

一番の気がかりは、保証期間であるにも関わらず、保証（補償）してもらえないというくだり。保証の「対象外」となるのは、本来の使い方ではなかったがために起こった故障（重過失）や故意に壊した場合ですから、なぜ企業が保証（補償）してくれないのか、ユーザーが納得できないのは当然です。

このようなトラブル事例は多くないかもしれませんが、納得いかない場合は、国民生活センターなどに相談してみるのも選択肢のひとつでしょう。

ウエストエネルギーソリューションの特長やメリット

ウエストエネルギーソリューションは、2012年を皮切りに日本各地で数多くの産業用太陽光を建設してきたメガソーラーのパイオニア。

広大な土地ではないものの、「遊んでいる土地を有効活用したい」「手軽に太陽光発電ビジネスを始めたい」という人は、以下の特徴を確認しておきましょう。

中小規模の土地でも太陽光発電事業を始められる

ウエストエネルギーソリューションでは、空き地・駐車場・工場・店舗・賃貸集合住宅の屋根などの中小規模の未利用地を有効活用して、太陽光発電事業を始めることも可能です。

コストを削減しつつも、BCP（事業継続計画）を意識した対策や環境への取り組みなど、案件ごとに適したシステムを提案してくれます。

中小規模の土地を活用した主な事業とその特徴は、以下のとおり。

自社一貫体制で安心できる

ウエストエネルギーソリューションでは、企画からアフターメンテナンスまでワンストップ制で対応してもらえます。

自社一貫性体制のメリットは、設計、造成、施工、アフターケアなど各部署で連携が取りやすく、状況や課題も把握・共有しやすいことから、齟齬・ミスの回避、品質向上にもつながる点です。

ウエストエネルギーソリューションにおける自社一貫体制の中身は、以下のとおり。

日本全国に施工実績がある

ウエストエネルギーソリューションは、日本全国300ヶ所以上でメガソーラーを建設してきた実績があります。

これほど多くの太陽光プロジェクトを展開してきたウエストエネルギーソリューションは、まさに地方創生のデベロッパー。これまでに蓄積された豊富なノウハウで、環境に配慮しつつも日本特有の土地（傾斜地、変形地、山間部など）に合わせた運用をアドバイスしてもらえるでしょう。

ウエストエネルギーソリューションのデメリット

ウエストエネルギーソリューションのデメリットを強いて挙げるなら、関連企業が複数あることによる「ややこしさ」です。

この端的な説明では分かりにくいでしょうから、早速、以下を確認していきましょう。

住宅向け太陽光発電事業からは撤退

ウエストエネルギーソリューションでは、1984年に住宅サービス事業を開始後、2006年から太陽光発電事業をスタートさせ「住宅用」太陽光発電を販売していましたが、その後廃止。現在は、「産業用」太陽光発電事業を中心に販売設置を行っています。

それに伴い、株式会社ウエストホールディングスのグループ会社である「株式会社ウエストビギン」が運営していた定額サービス「みらくる！」は、2021年3月末をもって新規受付を終了。

既存顧客へのサービスは期間満了まで継続し、その後に無償譲渡される予定。無償譲渡後もモジュール出力保証やメンテナンスは、引き続き行ってもらえますが、新規での申込みができないのはデメリットと言えるでしょう。

ホームページはグループ企業のものだけ

グループ企業の全事業が一つのホームページに集約されており、網羅性はあるものの、どの事業がどの会社なのか一見して分かりづらいというのが正直な感想です。

例えば、「ウエストエネルギーホールディングス」のグループ会社に「ウエストホールディングス」という会社があり、グループ全体の経営管理およびCSサポートの提供を行っています。

グループ企業の関係者にとっては特に問題ないかもしれませんが、初めてホームページを訪れる人（新規顧客）が関連会社の関係性や役割の違いを理解するのには、少し時間がかかるかもしれませんね。

ウエストエネルギーソリューションの保証やアフターサービス

ウエストエネルギーソリューションのアフターメンテナンスは、グループ会社「ウエストO＆M」が太陽光発電所の監視・管理・保守サービスを提供しています。

太陽光発電の全量買取期間と言われる20年間で、最大限の発電量を維持するためには「オペレーション」と「メンテナンス」がとても重要ですが、ウエストグループでは業界専門誌に取り上げられるほどの高い技術力で発電所運営をバックアップしてくれるので安心です。

なお、以下はすべて「ウエストO&M」のサービス内容となります。

専門オペレーターによるモニタリング

広島本社のメガソーラー監視センターには、専門オペレーターが24時間体制でモニタリングしており、異常があれば迅速に対応してもらえます。

昼夜を問わず異常や不具合を早期発見しますので、発電量の低下リスクを回避することができるでしょう。

ダブルフォロー体制によるメンテナンス

ウエストエネルギーソリューションでは、ひとつの現場に2人の技術者がつくダブルフォロー体制によって、しっかりメンテナンスが行われています。

万が一故障などのトラブルが発生した場合は、技術担当者がすぐに出動して対応してくれます。

自然災害や盗難などの補償

発電所を運用するにあたり必ず直面するのが、自然災害や盗難のリスク。しかし、「ウエストO＆M」の幅広い補償と充実のサポート体制（無料・有料）があるので安心です。

補償の対象となる自然現象・事故は、以下のとおり。

• 雹災
• 台風・旋風・暴風・暴風雨などの風災
• 建物外部からの物体の落下・飛来・衝突
• 電気的・機械的事故による破裂or爆発
• 豪雪・雪崩などの雪災
• 盗難

ウエストエネルギーソリューションの取り扱いメーカーリスト

ウエストエネルギーソリューションでは、以下のメーカーを取り扱っています。

• サンテック
• テラスクール
• コンパクトソーラー

ウエストエネルギーソリューションの向く人・向かない人

ウエストエネルギーソリューションは、基本的に大規模な高圧太陽光発電の実績が多いことから、太陽光発電ビジネスを始めたいかどうかによって、向き不向きが分かれます。

向いている人

産業用太陽光発電を導入したい人やソーラーシェアリングを行いたい人は、ウエストエネルギーソリューションが向いていると言えます。

「営農型太陽光発電システム」と呼ばれるソーラーシェアリングは、営農を続けながら太陽光発電を行う設備です。作物の栽培環境を整えたり、ひとつの土地で効率的に収益性を上げたい人におすすめと言えるでしょう。

向いていない人

ウエストエネルギーソリューションの太陽光発電投資は、30坪以上の土地さえあれば可能で、予算的に低圧発電所しか難しい人も依頼できるのが強みですが、そもそも「住宅用」太陽光発電の新規募集は現在行っていません。

住宅用のソーラーパネルを検討している人は、他社を探しましょう。

ウエストエネルギーソリューションの会社概要

株式会社ウエストエネルギーソリューションは、株式会社「ウエストホールディングス」の関連会社として1981年に創立。再生可能エネルギーを軸とした太陽光発電システムの施工・販売などを行う企業グループの持株会社です。

2012年以降、埼玉県桶川市を皮切りに日本各地でメガソーラーを建設。新電力を活用した地方創生に注力するなど、脱炭素社会の実現に向けたESG（環境・社会・ガバナンス）経営に取り組んでいます。

主要事業

ウエストエネルギーソリューションでは、複数のグループ会社と連携しながら、主に以下の事業を行っています。

会社情報

ウエストエネルギーソリューションの会社概要は、以下のとおり。

求人情報

ウエストエネルギーソリューションでは、現在、新入社員（新卒求人）の募集は行っていません。

求人登録データによると、従業員の給与は職種や在籍年数によって差があるものの、総合職・営業系・建築系エンジニア（正社員）の平均年収は、約500万円～600万円（年収幅：250万円～750万円）となっており、中途採用者が多い模様。勤務地は、広島県および東京都となっており、福利厚生も充実。

グループ会社全体で、従業員の仕事と子育ての両立のために、産前産後休暇・育児休暇制度の奨励、妊娠中や出産後の女性労働者の相談窓口を設けるなど、男性だけでなく女性にとっても働きやすい雇用環境整備への取り組みが評価されています。

ウエストエネルギーソリューションの評判は農業関係者に好評

ウエストエネルギーソリューションの評判は、ソーラーシェアリングにも対応していることから農業関係者に好評であることが分かります。

ちなみに、農林水産省の資料「営農型太陽光発電について」（2022年11月）によると、ソーラーシェアリングを設置するための農地転用許可実績は、2020年度までに3474件（面積：872.7ha）となっており、産業用太陽光発電の中では唯一伸びている分野となっています。

メガソーラーの建設に対する意見は賛否両論がありますが、日本の農業経営を安定化させる方法として可能性を秘めていることからも、ウエストエネルギーソリューションの太陽光発電は今後も注目されることでしょう。