沖縄のキングダムソーラーを検索しても、公式サイトが見れなくなってるわ！
沖縄のキングダムソーラーは、撤退してしまったみたいなの。九州、沖縄地方の人に愛された企業なんだけど、残念ね。口コミや評価を、確認していこう。
キングダムソーラー公式サイトは閲覧不可
キングダムソーラーは、現在ヤフーショッピングサイトで商品の出品はあるものの、公式サイトは閲覧不可の状態です。
撤退の確認は取れませんが、撤退したものと判断できる状態にあります。
キングダムソーラーの太陽光パネルは、沖縄県の気候に対応した防水機能やアルミ耐腐食フレームを採用し、太陽光パネルを支える架台は、業界初となるオールステンレス製で防サビのため塩害に対応しており、沖縄県を中心に2009年から価格の安さや充実の保証で愛された企業です。
キングダムソーラーの評判&口コミ
キングダムソーラーは、高温多湿の沖縄県の気候に特化した企業です。そのため九州、沖縄地方にお住まいの人の口コミがメインとなります。
沖縄県の気候に特化している
沖縄県用の太陽光発電システムと言っても過言ではない（沖縄特別仕様のパネルあり）
引用：太陽光発電リアル見積もり体験談【8社徹底比較】
沖縄県の高温多湿の気候に対応しているところが、大きな特徴です。
沖縄県は台風が必ず通る地域と言っても過言ではなく、毎年多大な被害を出しています。
強風で太陽光パネルの塩害が及ぶため、防水機能やアルミ耐腐食フレームを採用しており、もしも災害で被害に遭っても災害補償が付いているので安心です。
沖縄県の気候に特化したメーカーと言えるでしょう。
価格がダントツで安い
とにかく他のメーカーに比べて格段に安かったのでキングダムソーラーに決めました。
設置後もシミュレーションよりも発電してくれて大満足です。
予定よりも早くシステム費用が回収できそうです。
引用：サンサン太陽光発電
キングダムソーラーの太陽光パネル1枚の値段は、2万850円です。
太陽光パネル1枚の値段の平均が約7万円〜16万円なので、かなり安いことが分かりますね。
太陽光発電は初期費用を早く回収することで、発電した電気を売電に回せるので、初期費用の安さは魅力的と言えるでしょう。
キングダムソーラーが向いているおすすめの人
キングダムソーラーの太陽光発電は、塩害地域や高温多湿に強いことが特徴です。
台風が毎年直撃する沖縄や九州地方に住んでいる人においては、台風で被害にあった時にすぐに対応してもらえるのでおすすめです。
逆に言うと、九州・沖縄地方以外の人には特におすすめとは言えません。
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 台風の被害が出やすい地域に住んでいる | 実績ある業者に依頼したい |
| 九州地方・沖縄県に住んでいる | 充実したサポートを受けたい |
| 重塩害地域に住んでいる | – |
2009年から太陽光事業をスタートさせた若い会社なので、実績は不安要素と言えるでしょう。
キングダムソーラーの保証制度
キングダムソーラーの太陽光の保証はほかの企業と比べても、保証がかなり充実していると言えます。
| 保証対象 | 保証期間 | 料金 |
|---|---|---|
| モジュール出力保証 | 25年 | 無料 |
| 太陽光パネル保証 | 25年 | 無料 |
| 架台保証 | 10年 | 無料 |
| 機器保証 | 10年 | 無料 |
| 工事保証 | 15年 | 有料 |
| 災害補償 | 10年 | 有料 |
| カラーモニター保証 | 1年 | 無料 |
有料ではありますが、下記の災害に対して、災害補償を10年対応してもらえるのは嬉しいポイントです。
- 落雷
- 火災
- 風災
- 水災
- 破裂
- 爆発
地震は対象外ですが、上記の場合は10年間修理対応してもらうことが可能です。
しかし、現状の運営サイトが停止中であるため、サポートへの問い合わせに不安が残るのは事実です。
そのため、充実したサポートを受けたい人には向いていないと言えるでしょう。
キングダムソーラー太陽光パネルの価格
キングダムソーラーのソーラーパネルは、業界トップクラスの300Wの発電能力です。
大容量で効率よく電気を貯めることができ、変換効率も15.3％あるので低いとは言えません。
さらに沖縄県特化のための、防水機能やアルミ耐腐食フレームで長持ちするのも特徴で、架台も業界初となるオールステンレス製で防錆、強風に対応します。
価格の一例を紹介すると、下記のとおり。
| 品名 | KD−M250 |
|---|---|
| セル形式 | 単結晶 156×156 |
| 設置場所 | 屋外 |
| 質量 | 18kg |
| 価格 | 25,850円 |
キングダムソーラーのソーラーパネルは種類が少なく、面積の広い屋根にしか載せることはできないので、狭い複雑な屋根に載せることは不可能です。
しかし、下記の各種認証を取得しています。
| 認証 | 内容 |
| IEC | パネルの性能に関する試験をクリアしていると言うマークです。 |
| CE | 製品の安全試験認証をクリアした製品と言うマークです。 |
| ISO | 品質、環境マネジメントシステムが整っているメーカーや工場で生産されていると言うマークです。 |
上記の認証を受けていることで、安心の材料になりますね。
キングダムソーラー会社概要
キングダムソーラーは、2009年8月に沖縄県で創業した太陽光発電の企業です。
| 会社名 | キングダムソーラー株式会社 |
|---|---|
| 代表者 | 森山 悦男 |
| 所在地 | 沖縄県那覇市曙3-18-10 |
| 資本金 | 2000万円 |
事業内容は、太陽光発電システムの卸販売、住宅用、商業用、メガソーラー発電所です。
中国のキングダムソーラーと連携して発展した企業で九州、沖縄地方を中心に愛された企業と言えます。
キングダムソーラーは、太陽光発電の周辺機器の取り扱いも充実しています。
| 周辺機器 | 説明 |
| パワーコンディショナー | 屋外用で、コンクリート寄棟、切妻屋根に対応しています。 |
| モニター | 計測ユニット、カラーモニターでバッテリーや発電量を確認できます。 |
| 接続箱 | パワーコンディショナーの種類によっては不要です。 |
| 架台 | 業界初となるオールステンレス製で防錆、強風に対応します。 |
| 施工 | 沖縄の台風、塩害に対応しています。 |
太陽光パネルも架台も、沖縄の気候に合わせて強風や塩害に対応できるところが、キングダムソーラーの特徴と言えるでしょう。
キングダムソーラーはサービス停止中か
キングダムソーラーは、現在は残念ながら事業から撤退したものと思われ、サービスについても停止中です。
2020年頃から、海外メーカーの価格と安さや品質の向上に対応できなくなったために、大手の太陽光発電事業の撤退が相次ぎました。
キングダムソーラーは中国のキングダムソーラーと提携していましたが、時代の波に飲まれてしまい撤退を余儀なくされてしまったのでしょう。
沖縄地域特化と言う、地域密着の企業として頑張ってほしかったのですが、残念です。
太陽光発電事業は今や海外メーカーの激しい追随に押され、日本企業は岐路に立たされています。
日本のメーカーは信頼と、何かあった時にすぐに対応してもらえる安心感があるので、これからも太陽光発電の分野で発展し続けてほしいと願います。
