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太陽光発電は沖縄だとトラブル多発!?台風・反射光・塩害のリスク

太陽光発電は沖縄だとトラブル多発!?台風・反射光・津波のリスク トラブル
ひかり
ひかり

太陽光発電って、設置する地域で何か違いがあるの?

てんか
てんか

発電量だったり、注意点だったり、地域によって違ってくるのよ。

ひかり
ひかり

じゃあ、沖縄で導入するならどんなことに注意しないといけないの?

てんか
てんか

沖縄で太陽光発電を導入する場合に注意すべきトラブルやリスクなど、みんなに知っておいてほしい情報をお届けするね!

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沖縄で太陽光発電を導入する3つのリスク

沖縄で太陽光発電を導入する3つのリスク

沖縄で太陽光発電を導入する際に必ず知っておきたいリスクから見ていきましょう。

台風による被害のリスク

沖縄で太陽光発電を導入する上で最も気になるのが、台風の影響ですよね。

沖縄県よりも勢力が弱まった台風であっても、太陽光発電を破損させてしまった事例も多々あります。

台風24号による強風の影響で佐賀県の太陽光パネルが墜落した事例

台風で太陽光パネルが飛んだ事故事例

引用:朝日新聞

台風が太陽光発電システムに与える影響は、主に次の3つです。

  • 風で太陽光パネルが飛んでしまう
  • 飛ばされてきたものが太陽光パネルにぶつかってしまう
  • 太陽光パネルの架台が風圧で折れてしまう

強い風によって飛ばされてきたものが自宅の太陽光パネルに直撃して、パネルが破損してしまう可能性も考えられるでしょう。

台風による飛来物で太陽光パネルが割れた事故事例

台風で太陽光パネルが飛んだ事故事例2

引用:メガソーラービジネス

沖縄で太陽光発電の導入を検討している人は、必ず台風のリスクを念頭におくようにしてください。

太陽光パネルが台風で飛ぶ事故事例|ソーラーパネルの落下事故とは?
太陽光パネル(ソーラーパネル)が台風で飛んだ事故事例を紹介しています。強風で太陽光パネルが飛ぶ事故や、落下事故など、台風による被害は様々です。そんな台風被害の対策方法もご紹介していきます。

塩害のリスク

沖縄では、塩害のリスクも考えなければいけません。

塩害は、海水に含まれる塩が風に乗って空気中を運ばれて発生します。

作物や鉄筋コンクリートなどが塩によって被害を受けることがあり、その被害の総称を塩害と呼びます。

塩害により鉄筋腐食によるひび割れが発生した事例

沖縄の塩害により鉄筋腐食によるひび割れが発生した事例

引用:道路構造物ジャーナルNET

沖縄は、その土地柄、日本の中でも塩害が多い地域です。

具体的には、次の2つの被害が考えられます。

  • 電気機器の故障
  • 架台などの器具のサビ・劣化

購入を検討している人は、耐久性という面も視野にいれ、導入を検討するようにしましょう。

反射光による近隣トラブルのリスク

太陽光発電の導入において、考慮すべき点として近隣トラブルがあります。実際の事例を見てみましょう。

沖縄県大宜味村津波大保両区という地区で、実際にあったトラブルです。

設置された太陽光パネルに対して、近隣住民から「パネルから反射する光がまぶしい」という苦情が出ました。

太陽光発電システムによる反射光トラブル

引用:環境ビジネスオンライン

大宜味村では、今後同様のトラブルを防ぐために「大宜味村自然環境等と再生可能エネルギー発電設備設置事業との調和に関する条例」を施行しました。

近隣トラブルに対して、地域の住民に事前に設置の説明を義務付けるものです。

トラブルになった原因は、太陽光パネルの設置場所です。

しかし、設置する前に反射光の角度などを計算すれば、防ぐことができます。

大宜味村の条例に該当しない地域で導入を検討している人も、必ず反射光による近隣への影響を考慮して、シミュレーションしましょう。

ソーラーパネルを南向きに設置するだけでも、反射光は大きく抑えることが可能です。

太陽光の反射光は南向きは大丈夫だが北向きは要注意

引用:タイナビNEXT

太陽光発電がまぶしいトラブル事例3選|裁判沙汰になったケースも!
太陽光発電がまぶしいトラブル事例をご紹介しています。ソーラーパネルに太陽光が反射し、近隣住民とトラブルになることは、意外と少なくありません。実際にトラブルが悪化し、裁判沙汰にまでなった実例もありますので、導入前には、しっかりとトラブルの内容を知っておく必要があります。

運送費用がかかる

購入するメーカー・業者さん次第ではありますが、本島から太陽光発電システムを輸送する必要がある場合、別途運送費用が必要となる可能性があります。

太陽光発電システム費用+運送費用となると、当初の予定よりも初期費用が多めにかかってしまうため、運送費用についても必ず確認するようにしましょう。

ひかり
ひかり

沖縄への設置はリスクが大きいのね。不安になっちゃった。

てんか
てんか

安心して!

次に紹介する方法で、リスクを下げられるわ!

リスクを下げる3つの方法

リスクを下げる3つの方法

沖縄で太陽光発電を導入するリスクを下げる方法をご紹介します。

信頼できる施工業者を選ぶ

信頼できる業者を選ぶのは、先ほどお伝えしたリスクを回避するためだけではありません。

素人施工による太陽光パネルの設置トラブルは後を絶ちませんので、そういった意味でも業者選びは気をつけるようにしましょう。

素人施工業者によるトラブル事例

無資格工事の結果、台風によるパネル落下事故が発生した事例。

太陽光ソーラーパネルのトラブル

出典:Big Street

では、どんな施工業者が信頼できる施工業者と言えるのでしょうか。

ポイントは、3つあります。

  1. 自社で施工をしている業者を選ぶ
  2. 複数のメーカーを提案できる業者を選ぶ
  3. 見積もりを現地で調査してくれる業者を選ぶ

沖縄で太陽光発電を導入するには、さまざまなリスクが伴います。各メーカーの製品には、価格はもちろん、性能面でも違いがあります。

地域の特性や予算などに合わせて、複数のメーカーで見積もりを提案してくれるかどうか。ここも、信頼できる業者かを見極めるポイントになります。

ひかり
ひかり

正確な見積もりを出してくれる業者を選ぶのが大事だよ♪

てんか
てんか

面倒だからと、1社の見積もりだけですぐに契約するのは絶対ダメ。

ひかり
ひかり

価格交渉や、矛盾点を確認するためにも、必ず複数社から見積もりとって比較検討するようにしようね。

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メーカー保証を確認する

太陽光発電システムの機器には、一般的な家電製品と同じように、無料のメーカー保証がついていることがほとんどです。

無料のメーカー保証は、自然災害が保証適用外なことが多いので注意してください

しかし、有償保証であれば自然災害も補償してくれます

注意点としては、メーカーによって保証適用範囲は異なることです。

必要と感じる保証が適用範囲に含まれているか、必ず事前にチェックしておきましょう。

定期的なメンテナンスを行う

経済産業省は、4年に1度のメンテナンスを推奨しており、費用の相場は1回当たり2万円ほどと想定しています。

4年に1度、2万円のメンテナンスを行うことで、次の3つの安心を手に入れることができます。

  1. 機器の劣化による被害を防ぐ
  2. 発電効率を維持して電気代を抑える
  3. 近隣トラブルを未然に防ぐ

塩害の被害により、機器の劣化、電気機器の故障、架台の破損などの可能性があります。

定期的に適切なメンテナンスを実践することで、故障を防げるだけではなく、事前に劣化している箇所を発見することができます。

メンテナンスを怠ると、発電効率の低下も招いてしまう恐れがあります。メンテナンスにお金がかかってしまうことを気にして、発電効率を低下させてしまうことのないように気をつけましょう。

太陽光発電システムにメンテナンスが必要な理由

引用:エコでんち

沖縄でも北海道でも発電効率は同じなのか

沖縄でも北海道でも発電効率は同じなのか

実は、沖縄と北海道の発電効率は、1年間を通して見ると大きな違いがありません

  • 「沖縄は、1年通して暖かいし、晴れのイメージがある」
  • 「北海道は、寒いし、雪が多いから太陽光発電に向いていないイメージ」

夏のカンカン照りの日の方が、発電量が増えると感じてしまいますよね。

さらに沖縄は、とても暑いため、発電効率が良さそうなイメージを持っている人も多いでしょう。

太陽光発電を北海道に設置するデメリットとは?雪の影響は大きい?
太陽光発電を北海道などの雪国に設置するとデメリットがあるのか?について解説しています。北海道に太陽光発電を設置することの必要性やそのメリットなど、北海道で太陽光発電の導入を検討されている方には必ず見ていただきたいポイントの詳細をまとめました。

実は、どちらも間違いなんです。

太陽光発電の発電効率は、次の3つの要素によって決まります。

  • 日照時間
  • 気温
  • パネルの設置場所

日照時間による差が生じない理由

日照時間とは、直射日光が地表を照射した時間です。

統計データを見ると、沖縄も北海道も1年を通しては、日照時間に大きな差がないことがわかります。

 

地域 日照量(1991~2020年の1年平均)
沖縄(那覇市) 1727.1時間
北海道(札幌) 1718.0時間

引用:国土交通省気象庁HP

発電効率を比較する上では「年間」というスパンで、比較することが大切です。

気温による差が生じない理由

実は、太陽光パネルは、暑さに弱いという特徴を持っています

1年間の平均気温を見ると、沖縄と北海道では、大きな差があります。

 

地域 平均気温(1991~2020年の1年平均)
北海道(札幌) 9.2℃
沖縄県(那覇市) 23.3℃

引用:国土交通省気象庁

その差はなんと、14.1℃です。

しかしながら、沖縄が熱いとは言っても、発電効率に影響を与えるほどの温度になることはありません。

反対に、太陽光パネルは寒さによって発電効率が変わることもありませんので、結果的に気温による差は生じないということになるのです。

設置場所による差が生じない理由

沖縄でも、北海道でも、発電効率を下げない場所に太陽光パネルを設置をすれば、発電効率に差は生じません。

設置場所によって差が生じるのは、地域というよりも、設置の仕方によるところの影響が大きいです。

南向きに太陽光パネルを設置したときの発電効率を100%とすると、各方角の発電効率は、次のとおりです。

 

方角 発電効率(南を100%とする)
100%
60%~65%
85%
西 85%
南東 96%
南西 96%

引用:みんなのでんき

太陽光発電システムは南向きが最も発電量が多い

引用:太陽光ポータル

次に、屋根の傾斜角度です。

傾斜角度30°が最も発電効率が高いですが、角度による発電効率の差は数%です。

以下の表は、傾斜角度ごとの発電効率で、30°を100%としています。

 

傾斜角度 発電効率(30°を100%とする)
30° 100%
20° 98%
10° 93%

引用:みんなのでんき

太陽光発電システムの角度は30度がおすすめ

引用:ソーラーサポートセンター

こういった理由から、沖縄でも、北海道でも、発電効率を下げない場所に太陽光パネルを設置をすれば、発電効率に差は生まれないということになります

ひかり
ひかり

沖縄と北海道で、発電効率に差が出ないなんて意外だったわ!

沖縄での太陽光発電設備設置に必要な料金

沖縄での太陽光発電設備設置に必要な料金

沖縄で太陽光発電の設備費用は、どれくらいが相場でしょうか?

ここでは、カナディアンソーラーというメーカーの見積り価格(10.32kW)を見てみましょう。

 

10.32kWにおける価格 単価 数量 金額
ソーラーパネル 142,000円 48 6,816,000円
パワーコンディショナー 440,000円 2 880,000円
接続箱 32,000円 2 64,000円
架台 700,000円 1 700,000円
設置工事代金 760,000円 1 760,000円
割引 ▲4,680,000円
合計 4,540,000円

引用:知恵袋

カナディアンソーラーは海外のメーカーで、高性能・高品質なものを、低価格で販売しています。

平均値よりも低い金額である可能性が高いことを念頭におき、ひとつの目安としましょう。

沖縄電力の買取価格

沖縄電力の買取価格

ひかり
ひかり

売電についても知っておこう♪

沖縄電力の固定売電価格

沖縄電力の太陽光発電の固定売電価格は、次のとおりです。

固定売電価格は、各電力会社によってではなく、国によって決められています。

 

固定売電価格 2020年度 2021年度 2022年度 売電期間
10kW未満 21円/kWh 19円/kWh 17円/Kwh 10年間
10kW以上50kW未満 13円/kWh 12円/kWh 11円/Kwh 20年間
50kW以上250kW未満 12円/kWh 11円/kWh 10円/Kwh 20年間

引用:経済産業省資源エネルギー庁

2020年度から電力の買取価格が低下していることが分かりますね。

この傾向は、今後も続くと見られています。

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固定価格買取制度とは?

固定価格買取制度とは、再生可能エネルギーで発電した電力を、電力会社が一定期間一定の価格で買取を約束してくれるものです。

売電価格17円/kWhで太陽光発電を導入すると、2032年までは17円/kWhの売電価格を保証してくれるということになります。

 

固定売電価格 2020年度 2021年度 2022年度 売電期間
10kW未満 21円/kWh 19円/kWh 17円/Kwh 10年間
10kW以上50kW未満 13円/kWh 12円/kWh 11円/Kwh 20年間
50kW以上250kW未満 12円/kWh 11円/kWh 10円/Kwh 20年間

引用:経済産業省資源エネルギー庁

固定売電価格が毎年下がっているため、早めに導入し、高い売電価格で契約したほうが、お得だと言えます。

沖縄電力の固定価格買取制度終了後の売電価格

固定価格買取制度で定められている10年間を過ぎると、価格はどうなるのでしょうか?

制度終了後の価格については、各電力会社によって異なります。

沖縄電力における、固定価格買取制度終了後の価格を見てみましょう。

 

地域 2022年度 買取単価/条件
沖縄本島系統 7.7円/kWh(税込・消費税率10%)
離島系統 7.7円/kWh(税込・消費税率10%)

引用:沖縄電力

固定買取価格が毎年下がっているといっても、かなりの差がありますよね。

その理由は、買取価格の支払元が変わるからなんです。次の表をご覧ください。

対象期間 買取資金元
固定価格買取制度中 国民から徴収された電気料金から支払われる
固定価格買取制度終了後 電力会社から直接支払われる

つまり、固定価格買取制度が終わると、各家庭から買い取る費用は電力会社が負担することになります。

電力を売る会社が、電力を高く買っていては、利益が減ってしまいますよね。

固定価格買取制度終了後の価格が大きく下がってしまうのは、こういった仕組みがあるからなんです。

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2019年に固定価格買取制度は終了した?

太陽光発電の導入を検討されている人の中には、

「2019年に制度自体がなくなったんじゃないの?」

と思われている人もいるようです。しかし、これは誤りで、固定価格買取制度は今でもあります

2009年に固定価格買取制度(当時は余剰電力買取制度という名称)が始まりました。2009年初期に導入した人は、2019年に期間が終了します。

太陽光発電10年後/20年後の運用

各電力会社も、当時はまだ終了後のプランなども打ち出していませんでした。

ユーザーにとっては「制度終了後は買取自体なくなるの?」という不安が広まりました。俗にいわれる「2019年問題」ですね。

こういった経緯から、2019年に固定価格買取制度自体がなくなってしまうのではないかという認識が広まってしまったのでしょう。

経済産業省もホームページ上で、このように回答しています。

固定価格買取制度自体が2019年に終了するわけではありません。
住宅用太陽光発電の余剰電力は、固定価格での買取期間が10年間と定められていることから、2009年11月に開始した余剰電力買取制度の適用を受けた方については、2019年11月以降、10年間の買取期間を順次満了していくことになります。

引用:経済産業省資源エネルギー庁

太陽光発電の導入を検討されている人は、勘違いしないように注意しましょう。

沖縄の太陽光発電のトラブルまとめ

沖縄の太陽光発電のトラブルまとめ

沖縄では、気候や地形の特徴からさまざまなトラブルやリスクがあることをお伝えしてきました。

しかし、設置する前にしっかりと準備をすれば、リスクを下げてトラブルを未然に防ぐことができることもお伝えしましたね。

太陽光発電システムは、導入コストが昔と比べて下がっているといっても、とても大きな買い物です。しっかりと検討して、導入するようにしましょう。

ひかり
ひかり

最後に、このページのおさらいをするね♪

太陽光発電を沖縄で導入するリスク

  • 運送費用がかかる
  • 台風による災害のリスクがある
  • 塩害のリスクがある

リスクを下げる3つの方法がある

  • 信頼できる施工業者を選ぶ
  • メーカー保証を確認する
  • 定期的なメンテナンスを行う
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