
太陽光発電を設置するときは、太陽光発電専用のブレーカーを取り付けるんだけど、これが落ちてしまうことがあるから困るんだよね~。

そんな時は何らかの不具合が生じている可能性があるわ!
今回は太陽光発電専用のブレーカーが落ちる原因と対策をご紹介するわね♪

太陽光発電のブレーカーについても知っておくといいよ!
太陽光発電のブレーカー
太陽光発電の導入を考えている方は、色々調べたりすると思います。そこで意外と忘れがちなのが太陽光発電を稼働させるには専用のブレーカーが必要だということ。
ここでは簡単に太陽光発電のブレーカーの仕組みと役割をご紹介しておきます。これを知っておくと、後でご紹介するブレーカが落ちる要因と対策をより理解できると思います。
太陽光ブレーカーですが、太陽光発電の太陽電池モジュールで得た直流電力は接続の箱を介しパワーコンディショナーに送られます。
そして住宅内で使用するための交流電力に変換され、この変換された交流電力を住宅内の各部屋に送り、余った分の電気は電力会社の電力網へ送られます。
これを行う太陽光発電の分電盤のボックス内に、太陽光発電用ブレーカーが入っています。

分電盤の中にあるのよ~。これは分かりにくいわよね。
皆さんも良く知っているブレーカーは、建物で使用する電気の量をコントロールするために回路を自動的に遮断する装置になります。

ブレーカーには種類があって、アンペアブレーカー、漏電遮断器、配線用遮断器があるよ!
アンペアブレーカーは、設定されているよりも多く電気が流れた時、つまり使われたときに自動的に電気の供給を遮断します。

電子レンジとオーブントースターなどを同時に使って真っ暗!!!
って経験あるわよね~。結構ビックリしちゃうと思うの~。真っ暗な中ブレーカーを探すのも大変よね~。
そして漏電遮断器は住宅内の電気配線、電化製品で漏電した時に自動的に電気を遮断し、漏電による火災や感電を防ぐ役割があります。

配線用遮断器は分電盤から枝分かれし、各部屋に電気を送るときの回路ごと安全を守るブレーカーになります。
太陽光発電には太陽光ブレーカーが必須
太陽光発電を導入したら太陽光ブレーカーも設置しなければいけません。
太陽光発電ブレーカーは太陽光発電で得た電気を管理しますので、太陽光発電を設置した時に業者が適切なブレーカーを選んで設置してくれます。
もともとある分電盤は太陽光ブレーカーに対応していないことが多いので、太陽光発電に対応したブレーカーを新しく設置する必要が出てきます。
太陽光ブレーカーは、太陽光発電で作った電気を家の中に送り使えるようにしてくれ、余った電力を電気会社に送って売電出来るようにします。

さらに太陽光ブレーカーは太陽光発電システムにトラブルが出た時に電気を遮断してくれるんだよ!
漏電などの事故が無くなるというわけではありません。
あくまで火災などの大きな事故にならないように事前に問題を察知して電気を遮断してくれるのです。

太陽光ブレーカーについて分かったところで、次は太陽光ブレーカーが落ちる原因をご紹介していくわ♪
太陽光発電のブレーカーが落ちる主な原因

普通のブレーカーが落ちてもビックリしちゃうけど、太陽光発電を設置してからブレーカーが落ちてしまうと不安だよね!

もし太陽光ブレーカーが落ちても、冷静に対処できるようにしておかないとね!太陽光ブレーカーが落ちる原因は主に以下の通りになるわよ。
太陽光ブレーカーが落ちる原因1,電力の使いすぎ

これは普通のブレーカーと同じだよね!
太陽光ブレーカーが落ちる原因で一番多いのがこちらになります。太陽光ブレーカーも家庭用に設置してある分電盤と同じく容量が決められているため、電気を使いすぎるとブレーカーが落ちてしまいます。
太陽光発電のパネルの種類や量により、それに合わせた適切な太陽光ブレーカーが設定されるのが鉄板ですが、業者の説明よりも少ない電力しか使っていないのにブレーカーが落ちるときは、この設定が間違っている可能性もあります。

気になることがあれば、設置業者に確認してもらうことが大事よ!
もし、設定ミスではなく単に電気の使い過ぎだった場合は、アンペア数の高い電化製品を太陽光発電用のコンセントから同時に使わないようにしましょう。
電子レンジ、オーブントースター、ドライヤー、IHクッキングヒーター、電気ストーブなどの家電製品はかなりの量の電気を使いますので、現在お住まいの電化製品のアンペア数を把握し、上手に電力の容量を超えないように気を付けて電気を使うことも大切です。

こういうことに意識を向けると、節約にもつながるし大事だよ!
太陽光ブレーカーが落ちる原因2,高温
太陽光ブレーカーが落ちる原因の一つに温度が関係することがあります。
これは、太陽光ブレーカーを外に設置していると、特に夏に落ちやすくなる傾向があります。太陽光ブレーカー内の温度が上がるとブレーカーが落ちるということは結構知られていて、太陽光発電を導入した家庭でも起こっていますのでしっかりと覚えておいてください。

これは高温になったことによる誤作動だから、安全面での心配はないのよ!

だからと言って放置しちゃだめだよ!
太陽光ブレーカーが落ちる原因3,湿気

意外かもしれないけど、温度と同じく湿度もブレカーが落ちる原因のひとつなの。
湿度が高くなると漏電のリスクが高まることから湿気も太陽光ブレーカーが落ちる原因になっています。
温度との関連もあり、高温多湿から温度が下がり結露が起きて漏電に繋がります。
もちろん雨漏りをしてしまった場合もリスクが高くなるので、定期的に目視でよいので雨漏りの形跡がないかチェックしましょう。

とはいえ、漏電していなくても湿気や天候の影響でブレーカーが落ちることもあります。
太陽光ブレーカーは浮遊容量が増加することがちょくちょく確認されており、その場合は感度電流値を適正に設定すると誤作動を防ぐことが出来ます。

浮遊容量とは、向かい合う2つの導体(電線・端子など)に電圧をかけると、その間に目には見えない電気の堪りが発生することなのよ!
これらの場合、設置した業者の設定ミスの可能性があるので、もし漏電している、雨漏りしているなど兆候がないのに天気によって太陽光ブレーカーが落ちることがあれば、業者に連絡し確認に来てもらうことが大事です。

太陽光ブレーカーが落ちる原因4,主幹ブレーカー容量
色んな要因がありますが、これまでに紹介した内容に問題がないのにブレーカーが落ちる場合のケースとして考えられるのが、パワーコンディショナーとモジュールアースを一緒に取っているケースです。

一体なんのこと!!!って感じだけど、なにも問題を見つけられなかったら、一人で悩まずにすぐに業者に相談することを奨めるよ!
太陽光ブレーカーを正常に作動させるためには、主幹ブレーカーの容量と系統ブレーカーの総容量を比較し、主幹ブレーカーの方が大きくなるようにしないといけません。
そして、系統ブレーカーの方が容量が大きいと過積載の状態になります。
これらは太陽光発電を増設した時に起こりやすいトラブルなので、増設する時に主幹ブレーカーを交換し、適切な容量のものにしないと、頻繁にブレーカーが落ちるようになるので注意しましょう。

初期設置の時に価格を下げるために業者が間違って判断してしまうこともあるから、主幹ブレーカーと系統ブレーカーの容量の確認はしっかりすることが大切!

太陽光ブレーカーが落ちる原因5,主幹ブレーカー容量
太陽光ブレーカーを正常に作動させるためには、主幹ブレーカーの容量と系統ブレーカーの総容量を比較し、主幹ブレーカーの方が大きくなるようにしないといけません。
そして、系統ブレーカーの方が容量が大きいと過積載の状態になります。
これらは太陽光発電を増設した時に起こりやすいトラブルなので、増設する時に主幹ブレーカーを交換し、適切な容量のものにしないと、頻繁にブレーカーが落ちるようになるので注意しましょう。

初期設置の時に価格を下げるために業者が間違って判断してしまうこともあるから、主幹ブレーカーと系統ブレーカーの容量の確認はしっかりすることが大切!
太陽光ブレーカーが落ちた時の対策方法

太陽光ブレーカーが落ちる原因は分かったわよね!もし上記した原因が確認出来たら次のように対策してみて!
ブレーカーが落ちた時の対策1,使用電力の確認
太陽光ブレーカーがよく落ちる時間帯、使用電力をチェックしましょう。
例えば夜などよく落ちる時間帯が決まっているようなら、その時間帯に使用する電化製品により容量オーバーになっていないか確認する必要があります。
それらを知ることで、電気を一度に使いすぎるのを防ぐことが出来ます。
そして、週に何度も同じ時間にブレーカーが落ちるのであれば、容量をあげることも考えてみてください。
ブレーカーが落ちた時の対策2,直射日光を避け通気性を確保

これはブレーカーが落ちる原因と被るけどね~。
なるべくなら屋内に太陽光ブレーカーを設置したいところですが、設置場所を確保できない場合は仕方なく屋外に設置することもあります。
そんな場合は、太陽光ブレーカーに直射日光が当たらないような場所に設置し、なるべくなら風通しの良い北側の壁面を探して設置すると効果的です。
もし太陽光ブレーカーが浴室などの湿度が高くなる場所の近くに設置してある場合は、湿気が原因となっている可能性もありますので、風通しがよくなるような工夫も必要になります。

どうしても直射日光を避けられない時は、冷却ファンなどを取り付けたり、日よけなどを設置するといいわよ!設置するときに業者と相談して事前に設置場所を決めてね!
ブレーカが落ちた時の対策3,業者に相談

まぁ、これが一番安心だよね~。
もし、原因がわからない、もしくは原因が判明したけど自分で対処できない場合は、業者に相談するのが一番安心です。
不具合が続くようなら、無理をせずすぐに業者へ連絡しましょう!
電気工事をするには電気工事士の資格が必要なので、専門家に依頼するのが一番の対策方法になります。
太陽光ブレーカーが落ちる まとめ

大きな事故につながる前に、しっかりと対策を講じて、専門家などに相談してね!

ほんとそうだよね!太陽光発電を導入する時は、業者とよ~く相談し、太陽光ブレーカーが落ちる可能性を想定して、適切な対策がとられているか確認することが大事だよ!

しつこいようだけど、業者や専門家に相談することが一番なのよ~♬