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太陽光発電の修理費用の相場|修理依頼はどこにする?

太陽光発電の修理費用の相場 トラブル
ひかり
ひかり

太陽光発電を導入してから月々の光熱費が安くなって助かってるけど、もし故障したら修理費用ってどのくらいかかるんだろう?

てんか
てんか

太陽光発電の修理費用の相場と、もし故障したら修理依頼はどこにするか見ていこう!

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太陽光発電の修理費用の相場

太陽光発電システムがどんなに高額なものでも、精密機器である以上、利用していればどこかに故障が発生してしまいます。

太陽光発電の修理費用はパーツによって異なり、定期点検で部品交換では対処できず故障となった場合は、太陽光パネルやパワーコンディショナーを交換しなければいけません

さらに下記のような、設備周辺のメンテナンスにもそれぞれ費用がかかります。

  • 草刈り
  • 除草剤散布
  • 防草シートの設置

気になる太陽光発電の修理費用の相場を、下記にまとめました。

修理内容 単位 修理費用
太陽光パネル交換 1枚 ¥70,000〜160,000
パワーコンディショナー交換 1台 ¥200,000〜400,000
草刈り(業者依頼の場合) 1000平方m ¥200,000〜300,000
除草剤散布 1平方m ¥100〜300
防草シート設置 1平方m ¥400〜2,000
太陽光パネル洗浄 1枚 ¥800〜(+基本料金が必要)
緊急駆けつけ 1回 ¥30,000〜
故障調査 1式 ¥50,000〜

それぞれに金額がかかってくることが分かりますね。作業内容や注意点などを、ひとつずつ見ていきましょう。

太陽光パネル交換

太陽光発電システムの故障原因の多くは周辺機器にあるので、太陽光パネルを交換するのは、ほとんどの場合寿命がきた時になります。

太陽光パネルは長寿命なので、約30年程持つと言われています。

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しかし、日本は災害が多く、異常気象などで太陽光パネルの強化ガラスの表面が割れてしまったり、砂埃や黄砂が蓄積して汚れてしまうこともあります。

住宅用太陽光電池は、ほとんどの場合屋根に設置することが多いはずです。

ご自分で屋根に登って確認をされると転落事故につながり危険ですので、必ず専門の修理業者に依頼しましょう。

もしもパネル交換が必要となった場合は、工事費込みで1枚7万〜16万円程です。

値段にかなりばらつきがありますが、安い太陽光パネルは何かと問題が出てくる可能性もありますので注意が必要になります。

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パワーコンディショナー交換

太陽光発電で最も故障が多いのが、一般的に「パワコン」と呼ばれるパワーコンディショナーです。

突然壊れてしまうのが特徴で、ある日突然動かなくなってしまいます

https://twitter.com/wolfpackA2/status/1464083401254703104

パワーコンディショナーには「ソーラーパネルで作られたそのままでは使えない電気を、使える電気に変えてくれる」という重要な役割がありますので、寿命と言われている10年〜15年が近付いたら交換を考えたほうが賢明と言えます。

交換費用は、工事費込みで1台20万〜40万円です。

太陽光発電システムの周辺機器の中で、パワーコンディショナーの交換にはかなりの金額が必要になってきます。

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草刈り

野立ての太陽光パネルにとって、雑草は大敵です。

なぜなら雑草が伸びて陰ができることによる発電量の低下、伸びた雑草に小動物が住み着くことによるケーブル切断被害のリスク、見た目が悪くなることにより近隣住民とのトラブルに発展するなど、様々な問題が出てくるからです。

そうならないためにも年4回程度、草刈機による除草を行うと良いでしょう。

ただし、草刈機による除草でケーブル等の配線を誤って切断しないように、回転刃の草刈機は避けて、必ずナイロカッターの草刈機を使いましょう。

ご自分で草刈りを行うのが心配な場合は業者に依頼することもできますが、1000平方メートルで1回あたり20万〜30万円程かかってきます。

ひかり
ひかり

忙しい方や遠方にお住まいの方は、業者に依頼するのがおすすめよ!

太陽光発電の除草費用はいくら?雑草に効果的な6つの対策方法!
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除草剤散布

除草剤をご自分で散布する場合は、コスト面では一番安く済みます。

除草剤は既に伸びているものには液タイプ、草が生える前や小さい状態の時には粒タイプを使うのが効果的です

雑草は伸びる力がとても強いので、春先と秋の年2〜3回の散布が必要になります

ご自分で除草作業をされる場合は、1平方メートルあたり100円〜300円と低コストです。

近隣に民家や田畑がある場合、安全性の高い除草剤を使うことや、散布するにあたって住民の方にとトラブルに発展しないように、一言ご挨拶をするなどの配慮が必要になります。

防草シート設置

防草シートは、除草した土地に設置することで日光を遮断し、雑草の光合成を抑えることで雑草が生い茂ることを防ぐ効果があります。

しかし、雑草の生えてくる力は凄まじく、少しの隙間さえあれば生えてきてしまいます。

風で浮いてしまったり、シートのバタつきを抑えるためにも、隙間なくしっかりと設置する必要があります。

防草シート設置の費用は、1平方mあたり¥400〜¥2,000と価格に差があります。

防草シートには様々な種類があり、耐用年数や性能にばらつきがあるので品質の高さを重視して選んでください。

太陽光パネル洗浄

光を遮断する汚れで、太陽光パネルの発電量は大幅に減少してしまいます。

太陽光パネルの表面はガラスでできているので、基本的には雨で汚れが落ちる設計になっています。

しかし、砂埃や鳥のフンなどの汚れがパネルについてしまった場合、発電量に影響してしまうので、専門業者による清掃や洗浄が必要になります。

住宅用の太陽光パネルは、ほとんどの場合屋根に設置されているので、ご自分で洗浄されると、屋根から落下するなど事故のリスクが高く危険です。

さらにカルキ成分が付着するので水道水は使ってはいけない、ガラスの表面に傷がつくので雑巾で擦ってはいけないなど、やってはいけないことが多いので、太陽光パネルの洗浄は専門業者に依頼しましょう。

太陽光パネル1枚を洗浄するのにかかる費用は、基本料は別で1枚800円〜になります。

太陽光発電のメンテナンス費用はいくら?点検は義務化されてる?
太陽光発電の具体的なメンテナンス費用について、紹介しています。太陽光発電には、住宅用と産業用がありますので、それぞれのメンテナンス費用を解説していることに加え、メンテナンスの必要性や、頻度など、これから長く太陽光発電を利用していくためには、是非とも知っておきたい内容をまとめました。

緊急駆けつけ

太陽光発電システムにトラブルが起きたときに利用するのが、緊急駆けつけです。

基本的に遠隔監視システムでデータを確認していて、緊急性があるときに駆けつけてくれる頼もしいサービスです。

  • 自然災害のあと急に発電しなくなった
  • メンテナンスの除草作業中に誤ってケーブルを切断してしまった

などお困りの際にも駆けつけてくれます。

緊急駆けつけの業者で対処できないケースに関しては、メーカーや販売店に連絡して対応してもらいましょう。

太陽光パネルが破損していたり、パワコンが故障していたら別途費用がかかってきます。

緊急駆けつけ1回の相場は、3万円〜です。

故障調査

太陽光パネルの出力低下など、太陽光発電設備の不具合やトラブルが発生している場合に原因を解明してくれるのが故障調査です。

太陽光パネルのEL測定や出力測定、不具合部分の分析をすることで故障原因を追求します。

EL測定とは、太陽光パネルに強制的に電流を流して光らせることで、異常箇所を可視化する方法のことです。

太陽光発電の修理にはメーカー保証を活用しよう

太陽光発電システムに異常を感じたら、まずは販売店へ連絡しましょう。

家電が壊れた時と同じく、メーカーの保証期間内なら無償で交換することができます。

購入後15年は保証が使えるケースが多い

太陽光発電の購入後15年は、保証が使えるケースが多いです。

保証にはシステム保証と出力保証があり、太陽光発電のメーカー保証は最低でも10年がJIS基準で決められているので、その期間は無料で製品を交換してくれます。

システム保証とは太陽光発電システムの周辺機器が故障したときに補償されるもので、出力保証とは例年に比べて太陽光パネルの発電出力が落ちたときに補償されます。

ただし、保証内容や保証期間はメーカーによって異なりますので、注意が必要になります。

太陽光発電の保証期間はどのくらい?設備機器別の保証期間・内容
太陽光発電システムを導入する際に、必ず確認していただきたいのが保証期間&保証内容です。ソーラーパネル自体もそうですし、太陽光発電の設備機器は全てが精密機器であるため、もしも壊れてしまうと、最低でも数十万円単位で費用がかかってしまいます。このページでは、そんな太陽光発電の保証期間・内容をご紹介します。

保険適用条件の免責事項に注意

突然の自然災害で太陽光発電システムが故障した場合、メーカー保証の対象外になるので保険に加入している方もい多いのではないでしょうか。

しかし、保険に入っているから安心というわけではありません。

理由としては保険には「免責事項」があり、太陽光発電システムに損害が出ても、保険会社が支払い責任を追わないという事項があります。

例えば太陽光発電システムの修理代が10万円の場合、免責金額が5万円の契約だと半分は自己負担。残りの半分の5万円は、保険会社が支払ってくれるといったことになります。

ひかり
ひかり

保険を契約するときには、必ず「免責事項」をしっかりと確認してから検討しよう!

太陽光発電の保険加入は必要?メーカー保証外のトラブルも解説
太陽光発電にはメーカー保証が付きますが、対象外となる事態も数多く存在します。パネルの飛散で他人に怪我を負わせたり、飛来物の落下で破損したりしても、メーカー保証の対象外となってしまいます。本記事では太陽光発電の保険について、保証内容や選び方などをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

保証期間後の故障は自費修理が必要

日本に太陽光発電が普及し始めたのが約30年前のことですので、昨今寿命を迎え修理や交換を必要とした太陽光設備が増えています。

保証期間を過ぎてしまった後の故障については、自費修理が必要になります。

費用については上記で紹介したとおり、ある程度まとまった費用がかかってきます。

そのため、メーカー保証期間が長い製品を選ぶことが重要と言えます。

太陽光発電の修理依頼はどこにする?

太陽光発電にトラブルが発生した場合、まずは施工販売店に連絡しましょう。

保証期間内であれば、メーカーの手配や故障箇所の交換など、施工販売店が手配してくれます。

高額な料金が発生してしまうのではないかと心配される方もおられるかもしれませんが、メーカーの保証期間内の場合は、故障した箇所や原因によりますがメーカーが無料で交換してくれます。

てんか
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困った時にすぐに対応してくれて、気軽に連絡できる施工販売店を選ぶことは重要ね!

太陽光発電の故障を防ぐ方法

太陽光発電を設置したあとに放置せず、定期点検やメンテナンスを正しく実施することで、太陽光発電の故障の可能性を大きく低減させることが可能です。

太陽光発電のメンテナンス会社はどこにする?依頼先&選び方!
太陽光発電のメンテナンスを依頼できる会社の種類、選び方のコツを紹介しています。メンテナンスをしないとどうなるのか、過去に実際に発生した事例を交えてメンテナンスの重要性やそのメリット、怠ったときのデメリットをまとめました。

定期点検を実施する

太陽光発電の故障を防ぐ方法として重要になってくるのは、定期点検を実施することです。

長く安全に利用するために、出力が50KW以上の太陽光発電システムは、2年に1度の定期点検が義務付けられています。

出力が50KW以下の太陽光発電では法的に義務があるわけではないですが、定期点検を実施したほうが安心、安全につながります。

定期点検のほかにも、普段から太陽光パネルに異常がないか気にしたり、発電量や消費量が確認できるモニターをチェックするなど、ご自分でもできる簡単な点検をするのもおすすめです。

メンテナンスを実施する

2017年4月からFIT法により、太陽光発電のメンテナンスが義務化されました。

太陽光発電のメンテナンスは法律で義務付けられているので、必ず行わなければなりません。

FIT法とは、再生エネルギーを国が決めた価格で電力会社に買い取るように義務付けた制度です。

出力が50KW以上の太陽光発電システムは、年2回以上のメンテナンスが必要です。

点検費用の相場は1回1万〜3万円で、点検によって不備が見つかった場合は、別途修理費用などの支払いが発生します。

保険に加入する

太陽光発電が故障してしまった後なら、事後的な対処法になりますが保険に加入することもおすすめです。

https://twitter.com/shima_045/status/1516231760178151426

日本は災害大国なので、太陽光発電の設置当時には考えられなかった想定外の災害が起こることもあり得ます。

太陽光発電の設置当時は必要なくても、これから先のことを考えて火災保険、地震保険、賠責保険、損害保険など保険加入を検討してみてください。

太陽光発電の保険料相場はいくら?保険の種類&年間費用まとめ
太陽光発電の保険料相場をまとめました。太陽光発電のランニングコストと合わせて年間でいくらぐらいかかるのか、事前に把握しておきましょう。保険と一口に言っても様々な種類のものがありますので、保証内容から金額まで、まるっとまとめて紹介しています。

太陽光発電は修理後は再発防止に取り組もう

太陽光発電を修理した後は、再発防止に努めましょう。

太陽光発電を長く安全に運用するためには、定期点検やメンテナンスが重要になります。

太陽光発電は設置後でも、設備を維持するランニングコストがかかってきます。

発電による売電でプラスになるまでには十数年という時間がかかりますので、定期点検やメンテナンスはもちろんですが、日々太陽光発電に異常がないかをご自分でも点検するなど、再発防止に取り組みましょう。

太陽光発電は元が取れるか?設備費用を早期回収して利益を出すポイント
太陽光発電を導入する住宅が増加していますが、果たして太陽光発電は元が取れるか?疑問に思っている人も多いことでしょう。このページでは、そんな太陽光発電の損得勘定に加え、設備費用を早期回収して利益を出すポイントをご紹介していきます。上手に太陽光発電を活用すれば、不労所得を得ることも不可能ではありません。
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