ソーラーパネルって、小型のタイプもあるの?
もちろんあるよ!最近は、用途に合わせた色々なタイプのソーラーパネルがあるから、とても便利なんだよね♬
そうなんだね!小型のタイプなら、屋根に乗せるタイプよりも安く買えるのかな?
そこは気になるところだよね!小型のソーラーパネルの購入を検討している人のために、気になる種類や価格をお届けするね!
小型ソーラーパネルの価格は?
近年のアウトドアや車中泊ブームの影響で、小型ソーラーパネルの需要が高まっています。
そこで気になるのは、小型タイプのソーラーパネルは、幾らで購入ができるのかということでしょう。
結論をお伝えしますと、安いタイプで1000円から、高性能のタイプなら10万円以上します。
随分とバラつきがあるね!これじゃ、あんまり参考にならないよ!
ご安心ください。バラつきがあるのは、それぞれ使用する用途が異なるからです。
ここからは、用途別に小型ソーラーパネルの種類と価格をご説明します。
小型ソーラーパネルの種類と価格
小型ソーラーパネルの種類は、以下のとおりです。
- フレキシブルソーラーパネル
- 折り畳み式ソーラーパネル
- モバイルバッテリー型
それぞれ、詳しく解説をしていきます。
フレキシブルソーラーパネル
フレキシブルソーラーパネルとは、折り曲げることが可能な、シート状のソーラーパネルです。
滑らかな曲線を描くことができるので、カーブ状の壁面や、車のボディーなどにも固定することができます。
気になる本体価格ですが、単結晶50W・18Vタイプで、約1,5000~2,0000円で購入することができます。
単結晶っていうのは、結晶が規則正しく並んでいて、発動効率が高く、おまけに発電ロスが少ない、優れもののソーラーパネルなんだよ♬
50Wですと、1日の発電量は約150Whほどですので、発電した電力で50Wのテレビを使用する場合、約3時間程度は使用できる計算になります。
発電量は、天候や、日射量に左右されるから、上記はあくまで1例だと思ってね!
フレキシブルソーラーパネルは、施工性の高さから、キャンピングカーや、ベランダに設置する方が多く、近年、様々なメーカーから発売されています。
発電量やサイズが大きくなるほど値段も上がっていきます。高性能なタイプですと、10万円以上する商品もあります。
ご自分のライフスタイルに合わせたタイプを選択してください。
折り畳み式ソーラーパネル
折り畳み式ソーラーパネルは、その名のとおり、折り畳むことのできるソーラーパネルです。
下の画像のタイプは、真ん中から半分に折り畳むことができます。
引用:JVC
収納性に優れており、持ち運びに便利なことから、近年、アウトドアには欠かせないアイテムとなっています。
本体価格は、安いタイプなら50Wの発電量でも1万円以下で購入することができます。
先に述べたフレキシブルソーラーパネルと同じように、性能が上がれば、その分値段も上がっていきます。
安いけど、あくまでもソーラーパネル本体の価格だからね!
発電した電力を使うための機器は、別に購入する必要があるから注意してね!
キャンプの際に持ち込めば、車の中でテレビを見たり、電気調理器具を使って料理をすることもできます。
モバイルバッテリー型
モバイルバッテリー型とは、軽量型の小型ソーラーパネルと、同じく軽量型のバッテリーが一体化したタイプのソーラーパネルです。
引用:快晴ブログ
外出先で手軽に発電と蓄電を行うことができ、ケーブル類を接続することで、スマートフォンなど小型の電気機器を充電することができます。
本体価格は、約2,000円程ですので、手軽に購入することができます。
ここまで小さければズボンのポケットにも入るし、もしものときの備えとして、準備しておくといいかもね!
ここまで、小型ソーラーパネルの種類と値段を解説してきましたが、製品の性能だけでなく、保証期間もしっかりチェックしてください。
保証期間は、最低でも1年はほしいところです。
インターネットのショッピングサイトで購入する際は、必ず購入者のクチコミをチェックしてね!実際に使用した人の声は、とてもリアルで貴重な意見だよ!
小型ソーラーパネルは自作できるのか
小型のソーラーパネルは、自作することも可能です。
自作する際に必要な機器は、以下のとおり。
- 太陽電池モジュール(ソーラーパネル)
- チャージコントローラー
- インバーター
それぞれ、詳しく解説をしていきます。
太陽電池モジュール(ソーラーパネル)
太陽電池モジュールとは、ソーラーパネルのことを指します。
小型のソーラーパネルを自作する際、オススメなのは、先にお伝えした、フレキシブルソーラーパネルと、折り畳み式のソーラーパネルです。
なぜなら、モバイルバッテリー型のように、あまりにソーラーパネルのサイズが小さいと、満足な発電量を得られないからです。
発電した電力で、一般家庭の家電製品を使用するには、最低でも50Wの発電力はほしいところです。
小型のソーラーパネルでも、数を増やせば発電量を補うことはできますが、それでは導入コストが掛かってしまいます。
小さいタイプをたくさん買うより、大きなサイズを1つ買ったほうが、結果的に安上がりだったりするよね!
おまけに、数が増えれば設置面積も余分に占められちゃうしね!フレキシブルソーラーパネルなら壁面にも設置できるから、設置場所の確保が簡単だね♬
一般的な電化製品の消費電力を載せておきますので、太陽電池モジュール選びの参考にしてください。
家電 アンペア(A)数 消費電力 / ワット(W)数 電子レンジ 15A 1,500W ジャー炊飯器 13A 1,300W ドライヤー 12A 1,200W エアコン 6.6A 660W 冷蔵庫(450L) 2.5A 250W 液晶テレビ(42型) 2.1A 210W 引用:環境省
チャージコントローラー
チャージコントローラーとは、ソーラーパネルで発電した電力を、バッテリーに充電するための装置です。
引用:僕らのガレージ
でもさ、いちいちチャージコントローラーを接続しなくても、ソーラーパネルを直接バッテリーに繋いでもいいんじゃないの?
そんなことしたらダメだよ!バッテリーが故障するリスクがあるし、最悪の場合、火災が発生することだってあるんだよ!
チャージコントローラーを設置せず、直接ソーラーパネルとバッテリーを接続した場合、以下のような危険性があります。
- 過充電になる
⇒ ソーラーパネルとバッテリーを直接繋げると、充電が満タンになっても電圧が上がり続けてしまう - 過電流になる
⇒ 最大電圧を超えて電流が流れ続け、充電時に発生するガスが増え、膨張・爆発に繋がる危険性がある - 電力が逆流する
⇒ バッテリー側からソーラーパネルに電力が逆流してしまい、バッテリーに貯められた電力を無駄に放電してしまう
それぞれ、バッテリーの故障だけでなく、重大な事故を招く危険な現象です。
これらのリスクを未然に防ぐためにも、チャージコントローラーが必要になります。
インバーター
インバーターとは、ソーラーパネルで発電した直流電力を、一般家庭で自家消費できる、100Vの交流電力に変換する装置です。
流れとしては、以下のようになります。
つまり、インバーターは、パワーコンディショナーの役割を果たしていることになります。
屋根に乗っているソーラーパネルと同じだね!インバーターや、パワーコンディショナーのおかげで、発電した電力を使うことができるんだよ!
引用:CHANGE
ここまで、小型のソーラーパネルを自作するために、必要な機器を解説してきました。
ベランダや車の屋根など、人の手が届く範囲であれば、小型のソーラーパネルは、案外簡単に作成と設置が可能です。
ですが、自宅の屋根に設置する場合は、必ず専門の業者に依頼をしてください。
設置方法が大掛かりで、複雑なことに加え、万が一屋根から落下したら命に関わります。
費用面でも、近頃は丁寧な工事を、安く請け負っている業者がいますので、複数の業者に見積もりを依頼して、内容を見比べてみてください。
意外と「こんなものか」という金額でソーラーパネルの取り付けが可能かもしれません。
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小型ソーラーパネルの価格 まとめ
ここまで、小型ソーラーパネルの種類と、価格を解説してきました。
まとめると、以下のようになります。
小型ソーラーパネルの種類と価格
- フレキシブルソーラーパネル ⇒ 単結晶50W・18Vタイプで、約1,5000~2,0000円
- 折り畳み式ソーラーパネル ⇒ 50Wの発電量でも、1万円以下
- モバイルバッテリー型 ⇒ 約2,000円
小型ソーラーパネルを自作するために必要な機器
- 太陽電池モジュール(ソーラーパネル)
- チャージコントローラー
- インバーター
小型のソーラーパネルは、使い方次第では、非常に便利なアイテムです。
ぜひ、ご自分のライフスタイルに合ったタイプを探してみてください。