ソーラーパネルの単結晶多結晶の違い|寿命はどれくらい?

基礎知識
カーミラ
カーミラ

太陽光発電に使われているソーラーパネルには大きく分けて3種類があるよ!

セクメト
セクメト

シリコン系、化合物系、有機系ね!

カーミラ
カーミラ

そう!その中でもシリコン系が住宅用で普及しているんだよ!

ソーラーパネルを選ぶ時に目にすることが多いと思うんだ~。

セクメト
セクメト

うんうん。でもシリコン系のパネルでも「単結晶」「多結晶」と種類があるから違いが判らなくて困るわよね。それに寿命も気になると思うの。

カーミラ
カーミラ

そうだね!じゃあ今回は単結晶多結晶の違い寿命について解説していくよ!

ソーラーパネルの単結晶多結晶の違い

セクメト
セクメト

単結晶多結晶はシリコン系のソーラーパネルよ~。単結晶多結晶の違いを説明する前に、シリコン系がどのように出来ているかをご紹介するわね♪

シリコン系のソーラーパネルの原料はケイ石といいます。ケイ石にはケイ素(Si=シリコン)が含まれており、このケイ石を加工し溶かしてから冷やし、インゴット(塊)を作ります。

それを切り出した物を「ウェーハ」と呼び、ソーラーパネルを構成するセルの元になります。

単結晶のインゴットを切り出す際に削り屑ができ、その屑を溶かして鋳型に入れ固めたものが「多結晶シリコン」となります。

こうした工程を得て作られ、「単結晶」は「多結晶」より純度が高くなります。

カーミラ
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単結晶多結晶の違いは、分かりやすく言うとこうなるよ!

  • 単結晶ソーラーパネル→シリコン結晶が規則正しく並んでいるので発電効率が良い
  • 多結晶ソーラーパネル→シリコン結晶が規則正しく並んでいないので発電効率が悪い
  • 単結晶の方が多結晶よりも価格が高い
セクメト
セクメト

次は単結晶多結晶の特徴を説明しますわ~♬

単結晶ソーラーパネルの特徴

単結晶ソーラーパネルはシリコン結晶の純度が高いので、発電効率がとても良く20%前後ほどのものが多くなり、面積が狭いところでもある程度の発電量が見込まれるため、住宅用の太陽光発電に使用されることが多く人気があります。

さらに、曇りの日や朝晩の低日照時間帯での発電効率も多結晶より高くなります。

単結晶ソーラーパネルはパネルの表面の色むらがなく黒っぽい色味をしているので、屋根の色や景観に合いやすいモダンな印象になります。

ですが、製造工程が多く多結晶よりも価格が高いというデメリットもあります。

カーミラ
カーミラ

価格以外はとても魅力的だね♪

多結晶ソーラーパネルの特徴

多結晶ソーラーパネルは単結晶インゴットの削り屑を使用しておりシリコン密度が低くいため、単結晶ソーラーパネルよりも発電効率は高くありません

その発電効率は15%前後で単結晶ソーラーパネルよりも効率が悪いですが、多結晶ソーラーパネルは価格と性能のバランスが良いことから産業用太陽光発電では人気があります。

さらに原料をほぼ捨てずに製造されるので無駄がなく、その結果価格が単結晶よりも安くなります。

多結晶ソーラーパネルの見た目は青みを帯びた色合いで、シリコン結晶が単結晶よりも低いのでまだら模様になっています。

セクメト
セクメト

産業用の太陽光発電では人気があるのね!
それに価格も高くないし魅力的ね!

ソーラーパネルの寿命

カーミラ
カーミラ

ソーラーパネルの法定耐用年数は国税庁によって定められていて17年となっているよ!

セクメト
セクメト

でもこの年数は、減価償却の期間を考慮してるのよ!
実際の寿命とは関係ないから勘違いしないでね♪

ソーラーパネルの寿命は20~30年程度と言われており、パネルの種類で稼働する期間や寿命などの劣化状況は違います。

カーミラ
カーミラ

まぁ~、どの種類のパネルを使っても年数が経てば徐々に発電効率は下がるのが普通なんだけどね~。

セクメト
セクメト

実は産業技術総合研究所が行った、ソーラーパネルの「出力劣化特性評価実験」の結果があるからご紹介するわね♪

    パネルの種類          劣化率
5年後10年後20年後
単結晶パネル96.40%92.20%84.20%
多結晶パネル97.40%94.30%88.40%
アモルファスシリコン94.30%87.60%75.70%
CIS/CIGS98.50%92.50%81.40%
ヘテロ接合(HIT)98%95.60%90.80%
カーミラ
カーミラ

アモルファスシリコンはこの中で一番劣化が早いけど、だからといってダメなわけじゃないんだ!

セクメト
セクメト

そうなの~。劣化が早くてもアモルファスシリコンは導入コストがとても安く済むから産業用などによく利用されているのよ♪

では、単結晶と多結晶を比べてみましょう。

20年後を比較してみると、多結晶ソーラーパネルの方が劣化率が低いことがわかります。

ということは、導入時には単結晶ソーラーパネルの方が発電効率が良いですが、20年後、30年後と長期的に見ていくと、単結晶ソーラーパネルと多結晶ソーラーパネルの差が縮まっていくということになります。

カーミラ
カーミラ

発電効率が良い、価格が高い安いということだけでは判断できないね!

セクメト
セクメト

そうね!ソーラーパネルを選ぶときは劣化率も考慮しないとだめね!

ソーラーパネル単結晶多結晶の違いと寿命まとめ

ソーラーパネルの単結晶多結晶の違いや寿命についてご紹介しました。

カーミラ
カーミラ

単結晶と多結晶のソーラーパネル選びのポイントだよ!

発電効率と価格だけでなく、劣化率も考慮に入れるべし!
セクメト
セクメト

何度も言うけど、劣化率も考慮に入れないとね!

ソーラーパネルは種類がありますので、どのタイプを選ぶか迷うと思います。

価格の高い安い、発電効率の高低で決めることなく、劣化率も考慮に入れてきちんと見積もりを出してもらい、単結晶と多結晶どちらを選ぶか決めていくことが大事になります。

後悔しないためにも、慎重にソーラーパネル選びをしましょう!

 

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