「太陽光発電+蓄電池はやめとけ」という口コミがあるのはどうしてなのかな?
蓄電池で後悔しているブログを調べて、悪い口コミがある理由を考えてみよう。
蓄電池で後悔しているブログやTwitterを調査
蓄電池についての口コミを調べてみると、後悔しているといった内容のブログやTwitterが多く見受けられます。
せっかく便利な蓄電池を設置したのになぜ後悔しているのか、投稿内容から理由を探っていきましょう。
工事の時間は電気が使えなかった
最初の事例は、工事中に電気を使えない時間があったという内容です。
工事には、朝の9時~夕方17時まで、日中まるまるかかりました。。。
実際に、電気が不通になる時間も2時間ほどあり、在宅ワークをしている私は工事の間、実家でお仕事をすることに…
引用:子育てママ★ゆっきー調べ
投稿者さんは蓄電池本体をただ屋外に設置するだけの工事をイメージされていたようです。
しかし、蓄電池の設置では電気系統の工事も必要なため、宅内のブレーカーをOFFにしないと作業員が感電してしまいます。
蓄電池の設置工事は、電気を利用できなくても生活や在宅ワークに支障が出ない時間帯を選ぶと良いでしょう。
得しなかった
続いては、太陽光発電と蓄電池をセットで導入したけれど、元が取れないのでやめたほうがいいと投稿されている事例です。
2年前に◯ルーコンシャスで太陽光と蓄電池を取り付けましたが既に後悔しています、、、
営業さんが出した数字はあくまで好条件な数字なのは分かっていましたが
実際初めてみると全然得して無いです。
その後の営業さんの対応もクソだし、、、返品したいくらいです!
できないけど、、— Mr.Yonoi (@kohakusaan) May 13, 2022
販売業者に提示されたシミュレーションのとおりに太陽光が発電せず、電気代がお得にならなかったようです。
太陽光発電と蓄電池を購入する前に、自宅の条件に合わせた条件でのシミュレーションを自分でも行うようにすれば、発電量が大幅に少ないといった事態は避けられます。
契約後により安い業者を見つけた
販売業者と蓄電池購入の契約をした後に、もっと安く購入できる業者を見つけたという事例です。
実は、契約後に旦那さんが他の蓄電池業者も調べてみたんです…
すると、もっと安いところを発見!!
金額が40万円くらい違う!!!😨
引用:子育てママ★ゆっきー調べ
同じ製品でも購入する販売業者が違うと、金額が高かったり安かったりすることがあります。
蓄電池のように高い買い物をするときは、複数の業者に問合せをして金額や担当者の対応などを見て総合的に判断するのがおすすめです。
買えばよかった
蓄電池を購入するべきだったと後悔されている方もいます。
蓄電池夏のボーナスで買うべきだったと後悔している
— 星(ひかる) (@hikaru_cos_) October 10, 2019
この口コミが投稿された2019年10月は、関東で台風の大きな被害が発生した直後のため蓄電池を購入して停電に備えておけばよかったと後悔されている可能性が考えられます。
2011年に東日本大震災が起きた直後の停電中は、ラジオが情報源でした。
現在ではスマートフォンでラジオが聴けるので、スマートフォンの充電ができる程度の容量でも蓄電池があると、停電時も安心できて「つけてよかった」となるでしょう。
大きいサイズにすればよかった
最後は、電気の使用量よりも少ない容量の蓄電池を導入したことを後悔している事例です。
HEMS見れば、1年平均600kwh/月ぐらいの電気使ってるんだよな。
発電量も平均450kwh/月。
蓄電池つけなければなかなかないいモノなんだろう。ケチって蓄電池小さいの付けたこと後悔。
結局発電機とかポータブルリチウム電池用意してるから、自宅用蓄電池少なくてもいいんだ…と言い聞かしてる。— 俺2流 (@ore2ryu) March 13, 2021
投稿者さんは太陽光発電と蓄電池をセットで設置しているのに、ポータブル蓄電池も併用されています。
蓄電池を購入する際は、家庭での電気の使用量に合った容量を選ぶのがおすすめです。
蓄電池の後悔を防ぐポイントを考察
蓄電池を導入して後悔しないようにするためには、何をすれば良いのかポイントを考えてみましょう。
蓄電池で後悔しているというブログの中に、「容量が合わなかった」や「もっと安い業者がいた」といった内容がありました。
では、具体的にどのようにすれば後悔しないようにできるのか、詳細を説明していきます。
適切なサイズを購入するべき
蓄電池は用途に合わせた容量の製品を購入するのがおすすめです。
大は小を兼ねると大きい容量の蓄電池にしても、フルに使うことなく初期費用が高いだけになります。
また、節約として小さい蓄電池にすると、いざ必要なときに電気がすぐなくなるといった事態になってしまいかねません。
ご家庭に必要な蓄電池の容量を確認する方法は、3つあります。
- 太陽光発電の発電量に合わせる
- 家庭の消費電力に合わせる
- 災害時に必要な電力を考える
どのように蓄電池を利用したいかを最初に考えた上で、必要な蓄電池の容量を決めれば失敗を回避できるでしょう。
相見積もりを取るべき
蓄電池を購入するときは、複数の業者から相見積もりを取って比較・検討するのがおすすめです。
蓄電池で後悔している口コミの中に、「契約した後でもっと安い業者を見つけた」という事例がありました。
販売業者が契約をしている流通経路によって、製品の販売金額が違うのはよくあることです。
1社のみに問い合わせしただけで決めず複数社から同じ工事内容で見積もりを取って決めると、もっと安く買えたのにと後悔せずにすみます。
蓄電池についてよくある質問
蓄電池に関して、どのような質問があるのかを調べてみました。
特に「やめたほうがいい?」や「元が取れない?」といったネガティブな質問が多いようです。
それでは、この2つの疑問への回答を見ていきましょう。
蓄電池はやめたほうがいい?
蓄電池を導入してもお得にならない方には、設置をおすすめできません。
例えば以下のいずれかに当てはまるような方は、蓄電池の導入をやめたほうがいいでしょう。
- 蓄電池を設置するスペースがない
- 電気料金を節約する必要がない
- 生活が夜型である
蓄電池の重量は50~150kgあり、サイズも大きいため屋外に広いスペースが必要です。
また、熱に弱いため北向きで直射日光が当たらない場所といった条件もあります。
使用する電気量が少なく節約の必要がない場合も、蓄電池は必要ないと言えます。
反対に「電気代上がった」ということになるかもしれません。
夜型の生活スタイルで、夜間の電気料金が安い電気料金プランを契約している方も、既にお得になっているため蓄電池は不要です。
蓄電池は元が取れない?
蓄電池を購入する費用は本体と工事費を合わせて80万円~200万円が相場と言われており、本当に元が取れるのか不安に感じている方もいらっしゃるかもしれません。
元を取れたかどうかは蓄電池を導入後に、どれだけ電気料金を削減できたかが指標になります。
蓄電池で元を取るためにおすすめの方法を紹介します。
- 保証期間内に初期費用を回収できるよう返済計画をたてる
- 補助金を申請する
- 相見積で優良業者を探す
- お得な電気料金プランに切り替える
- 太陽光と併用している場合は、FIT終了後に電力を自家消費に切り替える
- オール電化住宅にする
以上のように蓄電池で元をとる方法が色々とありますので、自分に合った方法を取り入れてみると節約できるようになるでしょう。
蓄電池を後悔しているブログを見ると避けるべき事態が分かる
ここまで蓄電池を導入して後悔した理由をブログで調べたり、後悔しないようにする方法を説明したりしてきました。
実際に蓄電池を購入した方が、どのような点で後悔しているかを見れば気を付けるべきポイントが分かります。
電気代を節約したり停電に備えたりしたいとお考えの方は、口コミを蓄電池検討の参考にしてみてはいかがでしょうか。