ソーラーパネルって、DIYで自分で設置できるのかな?
設置する場所にもよるけど、できなくはないよ!気になるの?
業者に頼むとお金が掛かるからさ!自分で設置できたら、工事費が掛からなくてお得じゃない?
確かに、そういう考え方もあるね!じゃあ、そんなひかりちゃんのために、設置場所ごとのソーラーパネルの固定方法をお届けするね!
ソーラーパネルをDIYで自分で設置できるのか
結論からお伝えしますと、ソーラーパネルはDIYで設置ができます。
近年、自宅に太陽光発電を設置する人が増えるにつれ、ブログなどで、自作の太陽光発電を紹介する人も増えています。
ソーラーパネルは、設置場所によって固定方法が異なります。
そこで、設置場所ごとの固定方法をご紹介していきます。
ソーラーパネルを住居の屋根に固定する方法
DIYでソーラーパネルを設置する場合、最も難易度が高いのが、住居の屋根に固定するケースです。
っていうか、素人が家の屋根にソーラーパネルを設置できるものなの?
設置方法さえ理解していれば、十分に可能です。
ソーラーパネルを住居の屋根に設置する方法は、以下の流れとなります。
- 架台を取り付ける
- ソーラーパネルは4点留めで固定する
- アースの接続
- 接続箱に接続する
それぞれ、詳しく解説をしていきます。
架台を取り付ける
ソーラーパネルを住居の屋根に設置する場合、最も重要なのが「架台」の設置です。
「架台」っていうのは、下の画像のようなソーラーパネルを乗せる金属製の台のことだよ!
架台の購入方法については、店舗よりも、インターネットのショッピングサイトを利用することをオススメします。
なぜなら、架台を店頭に置いている店舗が少ないためです。通常のホームセンターには置いていません。
時間をかけて探せば店頭に架台を置いている店舗は見つかる可能性もありますが、お住まいの地域で都合良く見つかる可能性は低いでしょう。
架台は運ぶのも大変だから、配送業者に任せたほうが楽だよ♬
また、インターネットのショッピングサイトの場合、架台単体だけでなく、取り付けに必要な金具や、工具がセットで販売されている場合があるので、非常に有難いです。
無事に架台が購入できたら、いよいよ取り付け作業に入ります。
インターネットで、架台と工具などのセット商品を購入した場合、架台の取り付け方法が記載された説明書や、DVDが入っていることが多いので熟読してください。
ビス穴を作るために屋根に穴を開けたり、専用の金具を屋根に取り付けたりするので、必ず事前に、各パーツの設置箇所を、入念に確認しておきましょう。
失敗してもやり直しはできますが、無駄に屋根にダメージを与えるようなことは避けるのは賢明です。
ビス穴を開けて金具を取り付けた際は、必ずコーキング作業を行ってください。
引用:NOHMISO.COM
「コーキング」は、目地材などで隙間を塞ぐ作業のことだよ!ビス穴の隙間から雨水が入り込むことで、雨漏りの原因になるからね!
これで、架台の取り付けは完了です。
ソーラーパネルは4点留めで固定する
架台を取り付けることができたら、ソーラーパネルを固定してきましょう。
ソーラーパネルを固定する基本方法は、ソーラーパネル1枚に対し、押さえ金具を4つ使用する「4点留め」です。
下の画像で丸をつけている部分が、押さえ金具を使用している箇所です。
引用:株式会社ジオリゾーム
ソーラーパネルを設置する際は、最初に最下段のソーラーパネルを固定し、順番に上へと積み貸せていきましょう。
引用:NOHMISO.COM
また、耐久性に不安がある場合は、4点ではなく、6点留めにしておくと安心です。
4点留めでも、強風でソーラーパネルが吹き飛ばされたケースがあるからね!
メガソーラーのパネルが台風で飛ばされた事故事例
引用:JAPAN UPDATE
アースの接続
架台にソーラーパネルを固定したら、隣り合うソーラーパネルを、アースで接続していきます。
「アース」っていうのは、漏電や感電を防ぐためのものだよ!太陽光発電だけじゃくなくて、普通の家電製品にも取り付けられているんだよ!
ソーラーパネルの場合、架台をとおしてアースを接続し、最後に、接続箱のアース端子に接続をします。
引用:株式会社竜洋
接続箱に接続する
いよいよソーラーパネルと、接続箱を繋いでいきます。
接続箱から伸びるケーブルを、隣り合うソーラーパネルの、プラス端子と、マイナス端子に繋いでいきます。
接続後に検電を行い、電気が流れていることを確認できれば一安心です。ソーラーパネルは、ちゃんと発電しています。
なんだ、DIYでも全然余裕だね♬
でも、素人が屋根に上るのはとても危険な行為だから、できればプロに任せて欲しいな!探せば、安くソーラーパネルを設置してくれる業者もいるから、色々な業者に見積もりを依頼してみてね!
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ソーラーパネルを車の屋根に固定する方法
昨今のアウトドアや、車中泊ブームの影響で、車の屋根にソーラーパネルを設置する人が増えました。
キャンプ場や、サービスエリアでよく見かけるよね!
車の屋根にソーラーパネルを設置する方法は、以下のとおりです。
- 「フレキシブルソーラーパネル」か「折り畳み式」か選ぶ
- ソーラーパネルに磁石をつける
- ソーラーパネルをロープで固定する
- ソーラーパネルの配線を車内に引き込む
それぞれ、詳しく解説をしていきます。
「フレキシブルソーラーパネル」か「折り畳み式のソーラーパネル」か選ぶ
まず、設置するソーラーパネルの種類を選びます。
車の屋根に設置する場合、大きさと、重量がポイントとなります。
住宅の屋根に設置するようなソーラーパネルは、大きさも重量もかなりのものですので、車の屋根では耐久性に不安があります。
そこで、以下のような選択肢が出てきます。
- フレキシブルソーラーパネル
- 折り畳み式のソーラーパネル
「フレキシブルソーラーパネル」は、折り曲げることのできる、シート状のソーラーパネルです。
滑らかな曲線を描くことができるので、平らな場所以外にも、ソーラーパネルを設置することができます。
これなら、車の屋根だけじゃくなくて、ボディーとかにも設置できるね♬
対して「折り畳み式のソーラーパネル」は、その名のとおり、畳めるソーラーパネルです。
アウトドア用の折り畳み式テーブルをイメージしてもらえると分かりやすいかな!真ん中から半分に折ることができるから、コンパクトに収納できるよ!
車にソーラーパネルを設置する場合は、重量が軽く、収納に便利な「フレキシブルソーラーパネル」か「折り畳み式ソーラーパネル」のどちらかをオススメします。
発電量はどちらも大差がないので、金額や外見の好みで選ぶのもいいでしょう。
ソーラーパネルに磁石をつける
ソーラーパネルを選んだら、いよいよ車の屋根に設置していきます。
ソーラーパネルを車体に取り付けるには、磁石を使います。
引用:緑色のガレージ
これなら車のボディーに傷をつける心配がないね!
手順としては、接着剤を使って、磁石をソーラーパネルの裏面に取り付けます。
このとき、あらかじめ磁石の取り付け位置を、きちんと決めておきましょう。マジックなどで印をつけておけば間違いありません。
磁石の取り付けが終わったら、ソーラーパネルと車体を密着させます。磁力でソーラーパネルと、車体が密着すれば成功です。
磁石は安く買えるけど、なるべく強力なものを選んでね!
ソーラーパネルをロープで固定する
次に、ロープを使ってソーラーパネルを固定します。
磁石だけでは、走行中にソーラーパネルが落下してしまう可能性もあるので、きちんと固定しましょう。
引用:DRIMO
ソーラーパネルの配線を車内に引き込む
最後は、発電した電力を使用するために、ソーラーパネルの配線を車内に引き込みます。
ここで問題となるのは、どこから配線を車内ひ引き込むかです。
ま、まさか、車のボディーに穴を開けるんじゃ!
そこまでして、ソーラーパネルを取り付けたくはないよ!
安心してください。探せば配線を引き込むくらいのスペースは見つかるものです。
車種によって、どこから配線を引き込むかは異なりますが、注意点として、配線を引き込んだ穴は、隙間ができないよう、必ず塞いでください。
住居の屋根のときと同じ、コーキング作業だね!
隙間から雨が入り込んでしまうと、錆びの原因となりますし、電気機器の故障にも繋がってしまいます。
ホームセンターなどで購入できる、チューブタイプのパテを使うと、簡単に隙間を埋めることができますよ。
無事に配線を引き込むことができたら、持参したポータブル電源などに繋ぐことで、発電した電気を使うことができます。
ソーラーパネルをベランダに固定する方法
ソーラーパネルをベランダに固定する方法は、先の2パターンに比べ、最も難易度は低いと言えます。
ソーラーパネルをベランダに固定する手順は、以下のとおりです。
- ソーラーパネル
- 配線類
- チャージコントローラー
- バッテリー
- インバーター
まず、ソーラーパネルを準備します。
ベランダという狭い空間であることを考慮し、先に説明した「フレキシブルソーラーパネル」や「折り畳み式ソーラーパネル」が良いと思われます。
引用:JVC
次に、上の画像のように、日射量の確保できるスペースにソーラーパネルを置き、配線をチャージコントローラーに接続します。
「チャージコントローラー」は、ソーラーパネルが発電した電力を、バッテリーなどに充電できるよう状態に変換してくれる装置だよ!
次に、チャージコントローラーと、バッテリーに繋ぎます。これで、発電した電力をバッテリーに貯めておくことができます。
引用:僕らのガレージ
「バッテリー」は、いわゆる蓄電池の役目をしてくれるんだよ!
最後に、インバーターと繋ぐことで、発電した電力を、自家消費することができます。
「インバーター」は、ソーラーパネルが発電した電力を100Vの交流電力に変換してくれる装置だよ!いわゆる、パワーコンディショナーみたいなものだね!
インバーターを使用することで、一般家庭の電化製品を、ソーラーパネルが発電した電力で動かすことができます。
ソーラーパネルの固定方法 まとめ
ここまで、設置場所ごとの、ソーラーパネルの固定方法を解説してきました。
まとめると、以下のようになります。
ソーラーパネルを住居の屋根に固定する方法
- 架台を取り付ける
- ソーラーパネルは4点留めで固定する
- アースの接続
- 接続箱に接続する
ソーラーパネルを車の屋根に固定する方法
- 「フレキシブルソーラーパネル」か「折り畳み式」か選ぶ
- ソーラーパネルに磁石をつける
- ソーラーパネルをロープで固定する
- ソーラーパネルの配線を車内に引き込む
ソーラーパネルをベランダに固定する方法
- ソーラーパネル
- 配線類
- チャージコントローラー
- バッテリー
- インバーター
ソーラーパネルは、DIYでも設置することができますので、ぜひ試してみてください。