
土地の使い道がわからなくて放置してしまっている人は、その土地を太陽光発電の事業者に貸して地代収入を得ることが出来るんだよ!

土地を貸す時は、太陽光発電装置の設置費用や維持コストは太陽光発電の
事業者が負担してくれるから、手間も費用もかからないの!

でも、太陽光発電土地貸しで稼げるのか気になるよね!今回は太陽光発電の土地貸しのメリット・デメリット、そして土地貸の賃料をご紹介するね!

土地貸するとしても、向いている土地とそうでない土地があるから、土地貸しに向いている土地の特徴もご紹介するわね♪
太陽光発電土地貸しメリット・デメリット

太陽光発電の土地貸しのメリット・デメリットはどんなものなのか、ぜひ知っておいて損はないよ!
太陽光発電土地貸しのメリット
太陽光発電の業者に土地を貸すと、
- 安定した収入が得られる
- 税金対策になる
- 利用価値のなさそうな土地でも活用できる
- 雑草を処理してくれる
といったメリットがあります。
詳しくご紹介します。
安定した収入が得られる
土地を太陽光発電事業者に貸すと、「賃料」として収入が得られます。
まず、太陽光発電にはFIT制度というものがあり、FIT制度では太陽光発電で発電した電力を電力会社が「一定期間」「一定価格」で買い取ることを義務付けています。

太陽光発電事業者は「一定期間」「一定価格」で収入を得ることが出来るので、土地を貸している側は、20年間賃貸収入が保証されるのよ♪
税金対策になる
土地を貸すことは、税金対策にもなります。

土地を持っているだけだと、お金ばかりかかっちゃうよね…….。
何故、土地貸しすると税金対策になるのか?ですが、土地を所有者以外の人が利用していると、土地の評価額が下がるからです。
土地の評価額が下がると毎年の固定資産税が安くなり、固定資産税の課税標準が固定資産税課税台帳に登録されている金額の1/6~1/3ほどになります。
それに伴い、固定資産税や都市計画税の金額も減り、借地権付きの土地なので相続税の金額も下がり、次世代への相続の対策としてもかなり有効です。
利用価値のなさそうな土地でも有効活用できる
人里離れた農耕地、休耕地などは、アパートなどを建てたとしても収益を見込めない場合があります。
そうした土地は使わないで放置していると、固定資産税がかかります。
このような一見、利用価値のないような土地でも太陽光発電事業者に土地を貸すことで、有効活用できるようになる可能性があります。
雑草を処理してくれる
太陽光発電は日当たりが大事なので、貸した土地の雑草や木を太陽光発電事業者がメンテナンスしてくれます。

所有している土地が広ければ広いほど、自分で草刈りなどのメンテナンスするのは大変だから助かるわね♪

太陽光発電土地貸しのデメリット
太陽光発電土地貸しのデメリットは、
- 土地の利用権が利用者側になる
- 借り手との交渉が必要
- 大きな収入は見込めない
- 長期間ほかの用途で使えない
などがあります。
詳しくご紹介します。
土地の利用権が利用者側になる
自分の土地を他人に貸すということは、土地を使う権利が借りる側に移るということになります。
そうなると、土地の所有者でも自由に使うことが出来なくなります。
もし、その土地を使いたい場合は、土地の賃貸契約が終了してからになります。
借り手との交渉が必要
契約などは当たり前ですが、それ以外にも何かトラブルがあった時なども借り手とのやり取りが必要になります。
大きな収入は見込めない
太陽光発電の土地貸しは安定した収入が得られますが、アパートなどの経営と比較してしまうと、どうしてもリターンが劣ってしまいます。
とは言え、少しでも安定した収入が得られて税金対策にもなりますから、そういった意味ではありがたいでしょう。

長期間ほかの用途で使えない
土地を貸せば契約期間中に、「やっぱりアパートやマンションを建てたい」「自分で太陽光発電をやりたい」と思っても、利用用途を変更することはできません。
土地を貸す時には、慎重に検討するようにしましょう。
もしお金に余裕があるなら、自分で太陽光発電を導入した方が売電収入で大きな収益を得られる可能性が高いので、検討してみるのも一つの手です。
太陽光発電土地貸しの賃料は?!
太陽光発電事業者に土地を貸すと、どれくらいの賃料が得られるのか気になりますよね。
これは、発電容量や事業者で違いますのでハッキリと言えませんが、平均的に「1㎡あたり150円」になります。
ですが、再生可能エネルギーの固定価格買取制度がスタートしてから、太陽光発電を設置する土地に対する需要が増加傾向にあります。

なんと、1㎡あたり500円くらいまで上昇しているケースもあるんだとか!
太陽光発電に向いている土地とは?

太陽光発電を設置する土地にも向き不向きがあるのよ!
詳しくご紹介していくわね♪
太陽光発電を設置するには、向いている土地とそうでない土地があります。
太陽光発電を設置するのにピッタリな土地は、
- 日当たりが良い
- 日照時間が長い
- 電柱が近い
- 土地が広い
などがあります。
詳しくご紹介します。
日当たりが良い
太陽光発電を設置する土地の日当たりは良い方がいいのは想像できると思います。
それ以外にも、土地の周囲に日光を遮る高い建物や木がない土地が向いています。
そして、将来的に周囲に高い建物が建つ可能性があるかどうかも考慮しましょう。
日照時間が長い
太陽光発電は日照時間が長いほど発電量が多くなります。
ちなみに、日照時間が長い都道府県は、「群馬県」「山梨県」「愛知県」が挙げられます。
ですが、この県以外だとダメというわけではありません。

電柱が近い
意外に思うかもしれませんが、電柱が近いほど太陽光発電を設置するのに向いている土地になります。
太陽光発電で発電した電気は、送電線につないで送ります。
近くの電柱に、太陽光発電で発電した電力を送電するための送電線の設置費用は、太陽光発電事業者が負担するので業者にとって、電柱が近い土地は活用しやすいのです。
土地があっても、太陽光発電事業者が貸してほしい土地とは限らないため、事業者側にもメリットがないといけません。
土地が広い
ある程度の土地の広さがある方が太陽光発電に向いている土地になります。
参考程度ではありますが、1KWあたりの太陽光発電設備を設置するには15㎡の広さが必要になります。
広さがなかなかイメージしにくいと思いますが、一般的なコンビニの広さが150㎡です。
少し、想像しやすいかと思います。
コンビにほどの土地になると10KWの太陽光発電になりますが、10KWは家庭用の太陽光発電設備になりますので、事業用になるともっと広さが必要になります。
太陽光発電事業者は、事業用の土地を必要としているので、そうなるとコンビニ10店舗以上の広さが必要となります。
太陽光発電土地貸しで稼げる?まとめ

太陽光発電土地貸しで稼げるのか?!
それは、大きな収入は得られないけど安定した収入を20年間得ることが出来るので、そう考えると稼げるよ!

所有している土地が太陽光発電を設置するのに向いている土地ならという条件があるわよ!
太陽光発電土地貸しで稼げるのかは、考え方によって違いはありますが、大きな収入ではないものの、一定期間、安定した収入が得られ、税金対策にもなるので、結果的にお得です。
土地を貸すと、契約期間中は土地の用途変更は出来ませんので、じっくりと検討してみて下さいね!