
シャープが太陽光発電から撤退するのでは?という情報を目にして心配している人いるんじゃないかな?

東京新聞webで「経営再建中のシャープは太陽光パネル事業から撤退し、事業をソーラーフロンティアに売却する方向で調整に入った」と言う記事もあったよね。

日本経済新聞では、シャープが台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業グループによる買収が完了したとの発表もあったよ!

今回は、そんなシャープの太陽光発電撤退の事や鴻海買収、今後の保証等どうなるのか紹介していくわね♪
シャープは太陽光発電から撤退するのか?!
シャープは、国内でもトップクラスの太陽光パネルメーカーですが、液晶パネル採算性悪化や中国メーカーによる安価な太陽光パネルの出現により、太陽光パネル事業の収益が悪化。
東京新聞webでも、以下のような記事がありました。
経営再建中のシャープは太陽光パネル事業から撤退し、事業をソーラーフロンティアに売却する方向で調整に入った。
引用:東京新聞web
結果的に、太陽光発電から撤退はしませんでしたが、経営悪化が大きな原因となり、台湾の鴻海に買収されました。
引用:東京新聞web
ちなみに、太陽光発電という産業自体が難しいのか、京セラも同様に国内生産撤退を宣言し、減産しています。
日本の太陽光パネルメーカーが相次ぎ国内生産の一段の縮小に追い込まれている。京セラは三重県の工場を休止し、国内の組み立て事業から撤退する。
引用:東京新聞web

シャープの太陽光発電の導入を検討していた人は、一旦落ち着いたほうがいいかもね。

現在はシャープ以外にも優良な企業がたくさんあるから、まずはシミュレーションから始めるといいよ♪
鴻海に買収されたけどシャープの太陽光発電はどうなるの?
今のところ、シャープの太陽光発電事業の撤退はないものの、シャープを買収した鴻海は、太陽光発電事業のことをどう捉えているのでしょうか。
鴻海精密工業グループの鴻海会長は「シャープの雇用は最大限守る」と明言していますが、鴻海がシャープを買収した大きな目的の1つは、シャープの液晶パネル技術の取得です。
極端な事を言えば、液晶パネル以外の事業はいらないとも取れます。
不良債権化している事業が回復に向かわない場合、事業自体の継続自体が断念されることも考えられるでしょう。
赤字部門は鴻海会長が不要と判断した事業は廃止、もしくは他社へ売却するのではという見解です。
太陽光事業は、そのうちの1つですが「赤字部門の太陽光発電事業以外は残す」という鴻海会長の発言もあり、今後シャープの太陽光発電事業がなくなる可能性は低いと考えられます。
シャープ太陽光発電撤退後の保証は?

既にシャープの太陽光発電システムを導入している人や、住宅用太陽光発電の施工を検討している人は今後が気になるよね!

もし、シャープが太陽光発電事業から撤退した場合、どうなるのかご紹介するわね♪
シャープの太陽光発電事業が売却となれば、国内企業、もしくは、発展が著しい中国系の企業が買収先として考えられると言われています。
どこの企業に売却されたとしても、シャープが太陽光発電から撤退すれば、既に販売された太陽光パネルの保証をシャープは行いません。

じゃあ、買収先の企業が保証してくれるのか気になるよね!
メーカー保証は、一般の家電製品などにも多く付与されていますが、事業売却・会社売却の後も、買収先の企業が保証を対応しているケースがほとんどです。
その他の事例でも、事業売却先との連携により、製品保証期間内の修理など継続するように努める企業がほとんどです。
そういった背景を考えると、シャープの太陽光発電事業が他社に買収されたとしても、メーカー保証期間内なら「サポートを継続する」といった内容が買収契約に盛り込まれる可能性が極めて高いと言えます。
その理由として、もし売却後に全てのサポートを打ち切るようであれば、シャープのブランドのイメージが失わることに加え、買収先企業のブランドイメージも地に落ちるでしょう。
そのため、事業譲渡後もきちんと保証が継続されることがほとんどです。
ただ、1つ気になる点を挙げれば、太陽光パネル製品の保証年数は一般家電製品よりもかなり長いので、製品保証年数が短くなることはあり得ます。

それでもやっぱり、シャープは一流メーカだから安心だよね。

そうだね!
既存の利用者を蔑ろにはすることはないはず!
シャープ太陽光発電の問い合わせ先
シャープの太陽光発電は、きちんと利用者・購入検討者が問い合わせられる環境が整備されています。
太陽光発電、蓄電池、太陽電池、パワーコンディショナー、点検、修理のお問い合わせは、以下の公式ページからどうぞ。
シャープの太陽光発電パネル事業撤退まとめ
鴻海の事業計画では、平成29年3月期に太陽光パネル事業の黒字化を目指す方針でしたが、全体的に黒字になったものの、太陽光パネル事業に関してはマイナスの影響があったようです。
現在も鴻海に買収されてから未だハッキリとしたことがわからない状態ですが、今もシャープの太陽光パネルが販売されていますので、必要以上に不安にならなくても良いかと思います。
今後も、シャープの動向などを適度にチェックしておくことをオススメします。
なにはともあれ、もしシャープが太陽光パネル事業から撤退したとしても、既存のユーザーを蔑ろにすることはないと思われます。

既にシャープの太陽光パネルを設置している人は、不安要素はあるかもだけど、無駄に心配する必要はないよ!

そうよね!
今後のシャープの動向をチェックする程度で良いと思うわ♪