太陽光パネルのリサイクルは、義務ではないのよね?
太陽光発電の廃棄費用の積み立ては義務化されているけど、リサイクルの義務化は2021年から環境省が検討しているところだよ。
太陽光パネルをリサイクルする費用はどれくらい必要なのかな?
パネルを撤去しないとリサイクルができないから、まずは撤去費用から確認してみよう。
太陽光パネルのリサイクルにかかる費用
太陽光パネルをリサイクルするには、まず最初にパネルの撤去が必要です。
家庭用太陽光発電の場合、屋根の上で作業するための足場を設置するので足場代がかかります。
また、モジュールを解体して取り外しをする作業員の人工(にんく)費用も発生します。
人工とは、建築業などで職人が1日作業する際の作業費と人件費のことです。
太陽光発電設備の撤去費用は、足場代と人工費用を併せて20万円~40万円が相場と言われています。
太陽光パネルをリサイクルする際に、撤去と回収の両方を対応できる買取業者に依頼すれば撤去費用を安く抑えられる可能性があります。
太陽光パネルをリサイクルできる買取業者一覧
太陽光パネルを買い取って中古品として販売し、リサイクルをしている業者を紹介します。
店舗が近くになくても、出張や宅配での買取に対応している業者ばかりです。
それぞれの業者の特徴なども説明していますので、自分に合った買取業者を探す際の参考にしてみてください。
ツールオフ
情報 | 詳細 |
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運営会社 | 株式会社 ライズ |
買取品目 | 太陽光パネル |
買取方法 |
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ツールオフは店舗数が国内1位で、日本最大の太陽光パネル買取強化店です。高額買取をしているのが特徴で、年間の買取実績は12万点あります。
宅配や出張買取に対応しているので、店舗がないエリアでも買取をしてもらえます。査定と出張が無料なので店舗から離れた地域にお住まいの方でも利用しやすい買取業者です。
ケイコーポレーション
情報 | 詳細 |
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運営会社 | 株式会社ケイコーポレーション |
買取品目 | 太陽光パネル |
買取方法 | 出張 |
ケイコーポレーションは、全国でトップクラスの買取実績がある買取業者です。
リユースできるパネルは高額での買取を行い、廃棄が必要なパネルは提携している廃棄業者がすべて適切に再資源化するため不法投棄や環境破壊の心配がなく安心して処分を依頼できます。
また、太陽光を設置している土地に出向いて設備の撤去を含めた回収を依頼できるので、パネルの撤去と買取を別々に依頼しなくて良い点がおすすめです。
ソーラーパネル買取ドットコム
情報 | 詳細 |
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運営会社 | 株式会社 浜名トレード |
買取品目 | 太陽光パネル |
買取方法 | 出張 |
ソーラーパネル買取ドットコムは、国内初のソーラーパネル専門で買取をしている事業者になります。
国内だけでなく海外にもマーケットを持っているので、買取に対応しているメーカーやモデルが幅広いのが特徴です。
災害に遭って一部破損していても発電できるパネルなら買取してもらえます。
広い倉庫を保有しているので、メガソーラーなど一度で大量にパネルの運搬が必要な場合の買取や搬入にも対応しています。
エルライン住設
情報 | 詳細 |
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運営会社 | エルライン住設 |
買取品目 |
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買取方法 |
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エルライン住設は、太陽光パネル以外にもパワーコンディショナなどの周辺機器の買取にも対応している「建材買取の専門店」です。
ベテランのバイヤーが査定をするので、顧客が納得できる価格で買取してもらえるのが特徴になります。
売買コムズ
情報 | 詳細 |
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運営会社 | 売買コムズ |
買取品目 | 太陽光パネル |
買取方法 |
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売買コムズでは市場相場をリアルタイムで反映させながら、他社よりも高額での買取を実現しています。
実際に他社の買取金額のほうが高いと伝えると他社よりも高い金額にしてもらえるので、売買コムズに査定を依頼する場合は先に他社の見積もりを取得しておくのがおすすめです。
太陽光パネルのリサイクル方法
太陽光パネルは有害物質を含んでいるため、一般廃棄物ではなく産業廃棄物として処分が必要です。
故障などで発電を停止した太陽光パネルをそのまま放置したり、適切な処理をせずに埋め立て処分をしたりすると環境破壊になりかねないため廃棄問題として懸念されています。
環境省でも「太陽電池モジュールの適正なリユース促進ガイドライン」を策定して太陽光パネルのリサイクルやリユースを推奨している状況です。
ここでは、一般的な太陽光パネルのリサイクルとリユースについて紹介していきます。
部品別に仕分けられる
太陽光パネルはいくつもの部品を組み合わせて構成されているので、リサイクルをする際は次に挙げるようなパーツに分解されます。
- アルミフレーム
- ケーブル
- ネジ
- ジャンクションボックス
- 太陽電池
- ガラス
太陽光パネルに使われている部品のほとんどがリサイクルできる素材です。
産業廃棄物を扱う業者が適切に処分すれば資源を無駄にせず、環境破壊も防げて太陽光が抱えている廃棄物の処理についての問題が解決に近づくと言えます。
リユース品として中古市場で販売される
太陽光パネルの寿命は、25年~30年と経産省が公表しています。
固定価格買取制度のFIT期間が終了したのが理由で太陽光発電システムを撤去するようなケースでも、太陽光パネルはまだまだ発電できるということです。
まだ利用できるパネルを買い取ってメンテナンスしてから中古品として販売する企業もあるので、事業終了時はパネルのリユースも撤去後の選択肢として検討することをおすすめします。
太陽光パネルのリサイクル費用は買取で抑えられる可能性がある
ここまで、太陽光パネルのリサイクルや撤去にかかる費用について解説してきました。
太陽光発電設備の撤去には費用がかかりますが、太陽光パネルやパワーコンディショナなどがまだ使えるなら買取をしてもらえば撤去費用を抑えられてリサイクルにもなります。
太陽光パネルの撤去をお考えの方は、買取業者の利用を検討してみてはいかがでしょうか。