太陽光発電の設置を検討したとき気になるのは、元が取れるかってことだよね!
太陽光発電は高い買い物だからね!長期的に運用をして、損をしないことが重要だよ!
実際、太陽光発電で元を取るにはどうしたら良いのかな?
みんなが気になる、太陽光発電で元を取る方法をお届けするね!
太陽光発電は元が取れるか?
結論からお伝えしますと、太陽光発電は元が取れます。
なぜなら、太陽光発電は「初期費用」さえ回収できれば、電気代の削減や、売電収入で得をする仕組みになっているからです。
ここからは、初期費用を早期回収するためのポイントを解説していくよ!
太陽光発電の設備費用を早期回収して利益を出すポイント
太陽光発電の初期費用を早期回収するポイントは、以下のとおりです。
- 費用の安い施工業者を探す
- 太陽光発電の補助金を活用する
- 固定価格買取制度(FIT)を活用する
- 光熱費ゼロ円を実現する
- 売電収入を得る
それぞれ、詳しく解説をしていきます。
費用の安い施工業者を探す
まず、回収する初期費用の元金を少なくするところから始めます。
そのためには、太陽光発電設備のトータルコストを安く抑えることが大切です。
太陽光発電の購入方法は、大まかに以下のとおりです。
- メーカーから直接購入する(例:パナソニックやシャープなど)
- 太陽光発電を取り扱っている業者から購入する
- 新築で家を建てる際にハウスメーカーから購入する
上記の中で、商品価格や、工事などを少しでも安く済ませたいなら「太陽光発電を取り扱っている業者」から購入するのがいいでしょう。
メーカーやハウスメーカーは、商品価格や工事費が社内である程度決まっているので、値引き率は高くありません。
ですが、太陽光発電を取り扱っている業者であれば、商品価格の値引きは難しくても、交渉次第で、工事費は優遇してくれるところが多いです。
また「地域密着」という名目で、業者の所在地と同じ地域にお住まいの場合は、工事費の値引きに加えて、商品券や、ちょっとしたプレゼントを貰えるなど、独自のキャンペーンが実施されているケースもあります。
みんなも郵便ポストに地域の施工業者からのチラシが入っていたことがあるんじゃないかな?
こういった業者は、他社での見積もりを提示することで、更なる値引きにも応じてくれるケースもあるので、複数の業者に見積もりを依頼したほうが、結果的には得に繋がります。
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注意点としては、安さばかりを主張してくる業者は、危険だということです。
住居の屋根にソーラーパネルを設置するには、専門的な技術が必要です。
いい加減な工事をされてしまうと、施工不良で「雨漏り」などのトラブルが発生することもあるのです。
引用:街の屋根やさん
インターネットを駆使すれば、安い業者はたくさん見つかりますが、その中でも、誠実な対応をしてくれる業者を、きちんと見極めてください。
ホームページや口コミがある場合は、必ずチェックしましょう。
太陽光発電の補助金を活用する
太陽光発電には、補助金があります。
補助金を活用することにより、回収する初期費用の元金を更に少なくすることが可能なので、積極的に活用してください。
残念ながら、国で実施していた補助金は終了してしまいましたが、地方自治体で、独自の補助金を実施していますので、ご安心ください。
例として、東京都品川区の「太陽光発電システム・蓄電池システム設置助成事業のご案内(令和4年度)」をご紹介します。
機器の種類 家庭用 業務用 太陽光発電システム 助成金額:3万円 / kW(1件あたり上限9万円) 予算総額:315万円
助成金額:3万円 / kW(1件あたり上限15万円) 予算総額:75万円
蓄電池システム 助成金額:1万円 / kWh(1件あたり上限5万円) 予算総額:175万円
助成金額:1万円 / kWh(1件あたり上限5万円) 予算総額:25万円
「家庭用」なら最高で9万円「業務用」なら最高で15万円の補助金がもらえるんだよ!
補助金は予算総額に達したら終了になるから、早い者勝ちだよ!申請には条件もあるから忘れずに確認してね!
固定価格買取制度(FIT)を活用する
「固定価格買取制度(FIT)」とは、一定期間は、同じ金額で電力を買い取ってもらえるシステムです。
「家庭用」なら10年間「産業用」なら20年間は同じ金額で電力を買い取ってもらえるよ!
FITは、2012年の42円という買取単価をピークに、年々単価が減少していますが、依然として高い金額で電力を売却することが可能です。
引用:みんなの太陽光発電
FITには、初期費用の回収を助けるという側面があるので、FIT適用期間中に、太陽光発電のローンを返済できるように返済プランを組むことが理想です。
月々の売電収入でローンが返済できれば、実質ゼロ円で太陽光発電の導入が可能だよ♬
また、投資目的で売電用の太陽光発電システムを検討中なら、中古の太陽光発電システムを購入するのもアリです。
なぜなら、中古物件の場合、太陽光発電を設置した年のFITが適用されるので、2022年現在よりも、高い売電単価で電力を売却することができます。
太陽光発電システムの中古物件には、電力の買取単価以外にもメリットがあるから、オススメだよ!
太陽光発電の設備費用回収後のお得な運用方法
初期費用を回収することができたら、以下のような運用方法をオススメします。
- 光熱費ゼロを実現する
- 売電収入を得る
太陽光発電を上手に運用することで、十分に元が取れるので参考にしてください。
光熱費ゼロ円を実現する
太陽光発電で生み出した電力は、家庭で自家消費することができます。
しかし、太陽光発電には電力を貯めておくことができないので、夜間帯は、電力会社から電気を買う必要があります。
電気を買うなら電気代がゼロにならないじゃん!
そこで重要なのが「蓄電池」との併用です。
「蓄電池」は、太陽光発電で生み出した電力を貯めておける、バッテリーのようなものです。
日中に消費し切れなかった電力を蓄電池に貯めておき、夜間に取り出して使うことで、電力会社から電気を買う必要がなくなります。
蓄電池の仕組み
引用:GODA
また、エコキュートや、IHクッキングヒーターを導入し「オール電化住宅」にすることで、ガスを使わずに生活することが可能となります。
なるほど!ガスも電気で賄うことができれば、完全に自給自足な生活ができるね!
蓄電池やエコキュートなどは、追加で設置すると新たな費用が発生してしまうので、太陽光発電とセットで購入したほうが、FIT適用期間中にローンの返済を終えることができます。
また、メーカーや、施工業者によっては「セット割り」といった、お得なキャンペーンを実施している場合があるので、必ず複数の業者に見積もりを依頼して、内容を吟味してください。
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売電収入を得る
初期費用のローン返済は、FIT適用中の売電収入で賄うことが理想だと、先にお伝えしました。
つまりFIT適用期間中で得た売電収入は、ほとんどがローンの返済に充てられ、手元に残る利益は僅かだということです。
わかった!ローンの返済を終えてからが、真の稼ぎ時ってことだね!
そのとおりです。初期費用のローンが終わってしまえば、売電収入は、全て利益として入ってきます。
注意点としては、卒FIT後は、買取単価が大きく下落してしまうので、FIT適用期間中に比べて、売電額が少ないということです。
それでも、まるまる利益として入ってくるのは嬉しいよね♬
4kWの太陽光発電を設置した場合の売電収入シュミレーション
試しに、卒FIT後に得られる、年間売電収入を試算してみましょう。
今回は、以下のデータを用います。
家族構成 4人家族 太陽光発電の設置容量 4kW 契約している電力会社 東京電力 売電単価 8.5 / kWh(税込み) 年間発電量 4,500kWh
年間売電収入は、売電単価に、年間発電量を掛けることで導き出すことができます。
決して多い金額とは言えませんが、太陽光発電設備が寿命を迎えるまで、毎年売電収入が得られることは、大きな得だと言えるでしょう。
ちょっとしたボーナスだと思えば嬉しいよね♬
太陽光発電は元は取れるのか まとめ
ここまで、太陽光発電で元を取るための方法を解説してきました。
太陽光発電で元を取るには、初期費用の早期回収がポイントになります。
以下の方法で、効率よく初期費用の回収ができます。
- 費用の安い施工業者を探す
- 太陽光発電の補助金を活用する
- 固定価格買取制度(FIT)を活用する
初期費用を回収したら、以下の方法で太陽光発電をお得に運用しましょう。
- 光熱費ゼロ円を実現する
- 売電収入を得る