太陽光発電は、中古物件もあるのよね?
中古だと、FITが高い物件が多いから狙い目だよ。
太陽光発電物件選びのチェックポイント
太陽光発電の投資を始めてみたいと思い、販売サイトで物件を検索したものの、「結局、投資に失敗しないためにはどの太陽光発電物件を選べばいいの?」とお悩みではありませんか?
太陽光発電の物件を選ぶときに注目していただきたいポイントは、次のとおりです。
- 利回り
- 初期費用
- 立地や周辺
- メンテナンス契約
それぞれのチェックポイントについて、詳細を解説していきます。
利回り
太陽光発電の物件を選ぶときに重要なポイントの一つは、利回りです。
利回りには、表面利回りと実質利回りの2つがあります。
表面利回りとは、太陽光発電を購入した費用を何年で元が取れるのか?の概算を算出した数値で、「表面利回り=年間想定売電収入÷物件価格×100」の計算式で算出できます。
販売サイトなどに記載されている物件毎の利回りも、この表面利回りになります。
実質利回りは、太陽光発電購入時の初期費用や発電に必要な月々の電気代などのコストを差し引きした数値です。
「(年間想定売電収入-月々のコスト)÷初期費用×100」という計算式で算出します。
表面利回りだけを見て投資する物件を決めてしまうと、「思ったよりも収益が少ない」という事態になりかねませんので、実質利回りを含めてしっかりシミュレーションを行ってから物件を決めるようにしましょう。
\Amazonギフト券200円分プレゼント/
初期費用
太陽光発電を購入するときの初期費用に含まれる項目は、販売サイトや各販売会社プランによって異なります。
太陽光発電設備一式のほかに、土地の造成費用や太陽光発電の設置工事代、連系負担金などの費用が掛かります。
販売価格に含まれている初期費用の詳細は販売サイトに記載されていますので、しっかり確認するようにしましょう。
万が一、不明点がある場合は気軽に販売店に問い合わせをしてみてください。
立地や周辺
太陽光発電所の立地条件や周辺の環境も物件選びのときにじっくり確認したいポイントです。
理想は、日照時間が長くて雨や曇りの日が少なく、塩害もなく、積雪量が少ない場所が安定した発電を維持できます。
特に注目していただきたい項目は、次のとおりです。
- 太陽光パネルに影を作る障害物がない
- 土地に傾斜が少ない
- 近くに海や氾濫しそうな河川がない
- 地盤が強いかどうか
- 台風などの自然災害が少ない
- 近隣住民からの反対がない
太陽光発電では、発電量を左右する太陽の光が一番重要です。
周辺の土地に日差しを遮る木や建物がないか?など、実際に発電所に出向いてご自身で現地確認されることをお勧めします。
メンテナンス契約
太陽光発電で長期間安定した売電収入を得るためには、メンテンナンスの契約が必要不可欠と考えましょう。
電気機器である太陽光発電を20年間も屋外に設置したままということになりますので、ある程度の機器の故障は避けられません。
もしも機器の故障やシステムの不具合を放置した場合、太陽光発電設備の良い状態が維持できず、発電量が下がり、売電収入も減ってしまいます。
ランニングコストを抑えて少しでも収益を増やしたいと思われるかもしれませんが、長い目で見ればメンテナンス契約をしていた方が支出を抑えられることになります。
太陽光発電物件は中古が狙い目?
新築と中古のどちらが良いかお悩みの方も多いでしょう。太陽光発電は、中古物件も狙い目です。
中古物件を購入するメリットは、次のとおりです。
- FITの売電単価が高い
- すぐに売電収入を得ることができる
- 年間収支の予測が立てやすい
それでは、太陽光発電で中古物件が狙い目な理由を解説していきます。
FITの売電単価が高い
中古物件であれば、高いFIT単価の物件を購入できます。
例えば設置容量が10kW以上2,000kW未満の太陽光発電設備の場合、2018年にFIT権利を取得した物件のFIT単価は18円+税ですが、2017年にFIT権利を取得した物件ではFIT単価が21円+税です。
FIT単価は、毎年価格が下がっています。
既に稼働している太陽光発電なら過去にFIT権利を取得していますので、高いFIT単価での売電収入が得られるということになります。
すぐに売電収入を得ることができる
太陽光発電の中古物件を購入すれば、比較的早く売電収入を得られるようになります。
新築物件の場合は、太陽光発電設備の設置工事を完了させて無事連系開始するために、行政への申請や電力会社の引き込み工事の調整、土地の造成工事など様々な工程があります。
どの工程も数日では完了しないタスクになり、どうしても時間が掛かりますので、早く太陽光発電の投資を始めて売電収入を得たい投資家の方には中古物件がお勧めです。
年間収支の予測が立てやすい
中古物件は、既に太陽光発電所として稼働している発電実績のデータがありますので、収益を予測しやすくなっています。
ちゃんと初期費用を回収できるのか、本当に発電して売電収入が得られるのか、など不安に思い、投資を迷われている方も安心です。
中古物件であれば、過去の実績でリアルな発電量を確認できますので、具体的なシミュレーションが可能になり、より現実的な事業計画を立てられます。
\Amazonギフト券200円分プレゼント/
太陽光発電物件はどうやって探すの?
初めて太陽光発電の投資をしようとお考えの場合、自分に合う物件をどこでどう探したら良いか分からないですよね。
太陽光発電の物件は、施工業者と仲介業者で探せます。
施工業者
施工業者で太陽光発電の物件を探すメリットは、利回りが高い物件との出会いの可能性があることです。
これらの物件は、仲介業者のサイトでは紹介されていません。
ただし、下記のようなデメリットもあります。
- 物件数が限られている
- 施工業者の比較が難しく信頼できる業者か判断しにくい
既に太陽光発電を複数稼働している投資家の方であれば、物件選びや業者選びに精通していますので、失敗することなく希望に合う物件を探せるでしょう。
仲介業者
仲介業者は、クラベールなどのように自社のホームページに太陽光発電の物件を掲載し、太陽光発電を購入したい投資家と販売業者を繋いでくれる業者です。
仲介業者のホームページはポータルサイトとして運営されていて、細かく条件を設定して希望条件に合う物件の検索ができるようになっています。
物件数が多いことが仲介業者を利用するメリットです。
その分、気になる物件が多くて決めきれない、利用する投資家が多いので良い物件は争奪戦になるというデメリットもあります。
太陽光発電物件のおすすめ仲介業者
仲介業者は、タイナビ発電所がお勧めです。
タイナビ発電所は、土地や屋根を持っていないけど太陽光発電投資を始めたい投資家と土地ありの太陽光発電物件を売却したい販売業者をマッチングさせる、日本初の土地付き太陽光発電投資物件検索サイトで、どなたも無料で利用できます。
タイナビ発電所がお勧めな理由を詳しく説明していきます。
物件数はトップクラス
タイナビ発電所の物件取扱累計数は、35,000件以上とトップクラスです。
関東や関西を中心に全国の物件が多数紹介されていますが、詳細条件で希望条件を選択して検索すれば希望にピッタリな物件を見つけられます。
詳細条件で検索できる主な項目一覧は、下記のとおり。
項目 | 選択肢の例 |
---|---|
電圧区分 | 特別高圧(メガ発)、高圧、低圧 |
売電価格 | 27円(税込み29.7円)29円(税込み31.9円)2円(税込み35.2円)36円(税込み39.6円)、40円(税込み44円)などの高FIT単価が選択可能 |
価格 | 下限なし、500万円、1000万円、1500万円、2000万円、3000万円、4000万円、5000万円、上限なし |
利回り | 5%以上~20%以上で選択できますが、9%以上、10%以上、11%以上、12%以上、13%以上、14%以上などでの選択がお勧め |
エリア | 北海道、東北、関東、甲信越・北陸、東海、近畿、中国、四国、九州、沖縄 |
都道府県 | 福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、京都府など全都道府県が選択可能 |
土地契約 | 賃貸、売買 |
信販会社の利用 | あり、なし |
太陽光見積もりサイト業界No1の運営会社
タイナビ発電所に物件を掲載している企業は、350社以上あります。
これだけ多くの企業が自社の物件を掲載したいと考えるのは、タイナビ発電所が信頼できる仲介業者だからだと言えます。
提携している企業数が多い分、掲載している物件数も多いということになりますので自分の希望に合う物件を見つけやすくなります。
定期的にセミナーを開催
タイナビ発電所では、セミナーや個別相談会を随時開催しています。
地域や企業毎にセミナーや個別相談会を実施しているため、セミナーや個別相談会の開催数も多くなっています。
セミナーは、少人数で行う一般的なセミナーです。
個別相談会はマンツーマンでの相談会になりますので、物件選びや利回りなど、疑問に思っていることがあれば詳しく確認して、太陽光発電投資への理解を深める機会にできるでしょう。
口コミが良い
タイナビ発電所は、良い口コミが多いことが特徴です。
- タイナビを利用して見積りが安くなった
- タイナビが信用できると他者にお勧めしている人がいる
- 利回りが良い物件で太陽光発電投資を始められた
- 物件数が多いので簡単に比較できる
- 説明が分かりやすく、初心者でも安心だった
良い口コミが多い仲介業者だと安心してサイトを利用できますね。
お得なキャンペーンを実施
タイナビ発電所では、サイト経由で物件を契約された方限定のキャンペーンを実施しています。
毎月抽選で15万円の普通為替がプレゼントされていて、当選できたらとてもお得なキャンペーンです。
申込みには条件がありますので、ホームページの掲載内容を確認して申請してみましょう。
太陽光発電を設置する土地選びは重要
どのような土地が太陽光発電の設置に適しているのか、よく分からないと思われている方も多いのではないでしょうか。
太陽光発電において、土地選びはとても重要です。
土地の種類によっては、そもそも太陽光発電が設置できない可能性もありますし、十分な発電量が確保できる土地かどうかも収益に関わってくるからです。
太陽光発電の土地を選ぶときに注目していただきたいポイントを解説していきます。
設置が可能であるか
太陽光発電を設置しようと検討している土地が、そもそも太陽光を設置して良い土地なのか?の確認は非常に重要です。
全ての土地には地目が登録されていて、地目が農地になっている土地は、基本的に農業以外での使用が禁止されているのです。
地目が農地の土地に太陽光発電を設置したい場合は、地目を農地以外のものに変更する農地転用という申請手続きが必要になります。
注意したいのは、農地の中でも青地と言われる土地は農地以外としての使用が厳しく制限されているため地目変更ができません。
一方で、白地と言われている農地であれば地目変更が可能ですので、太陽光発電を設置できます。
土地の地目によっては、太陽光を設置できないケースがありますので、地目は必ず確認するようにしましょう。
発電量を確保できるか
太陽光発電で十分な売電収入を得るためには、太陽光を設置する土地に発電量を確保できる条件が揃っているかも重要です。
- 日照条件が良い
- 太陽光パネルに影を作る背の高い木や建物が周辺にない
- 積雪量がどれくらいか
- 何百枚もの太陽光パネルを設置できる広さがあるか
これらの条件がどうなっているか、購入前に現地で確認するようにしましょう。
自然災害が少ないか
太陽光発電を設置する土地は自然災害の影響が少ない環境が望ましいです。
もしも自然災害が多ければ、太陽光発電設備が故障したり破損したりする回数が多くなります。
故障や破損の度に発電量が下がってしまい、安定した売電収入を得られなくなってしまいます。
自然災害が起こりやすいエリアは、国土交通省が運営しているハザードマップポータルサイトで確認できますので、土地選びの参考にしてみてください。
周辺住民の理解を得られるか
周辺住民からの反対運動で、FIT権利を取得していても太陽光発電の事業ができなくなってしまった事例もあります。
太陽光発電設置のために森林を切り崩したら自分の土地に土砂が流れ込んで来るのではないか?と心配されていたり、住宅の真横に太陽光発電が設置されて太陽光パネルの反射が眩しい、工事の音がうるさい、夜遅くまで工事をしているなど、反対の理由は様々です。
周辺住民の理解を得られないと太陽光発電の事業自体ができなくなる可能性がありますので、周辺住民の方々への配慮は怠らないようにしましょう。
太陽光発電物件は業者選びが成功のカギ
ここまで、太陽光発電物件選びのチェックポイント、FIT単価が高い狙い目の物件、物件はどうやって探すのか、お勧めの仲介業者、太陽光発電を設置する土地選びの重要性について説明してきました。
どれだけ良い土地に出会えても、設置工事や稼働後のメンテナンスに不備や不足があっては台無しです。
太陽光発電物件は、設置工事でも稼働後のメンテンナンスでも、信頼できる業者を選べるかどうかが成功のカギと言えるでしょう。