
最近、太陽光発電の自家消費が注目されているよね!

電力は「売る」から「消費する」時代に変わってきたらしいからね!

でもさ、蓄電池もなしに、太陽光発電の自家消費ってできるのかな?

太陽光発電の自家消費は蓄電池がなしでも可能なのかなど、みんなが気になる情報をお届けするね!

太陽光発電の自家消費は蓄電池がなしでも可能か
結論からお伝えしますと、蓄電池がなくても、太陽光発電の自家消費は可能です。
確かに、蓄電池がなくては、発電した電力を夜間帯に使用することができません。
ですが、日中だけで、発電した電力を使い切ることは、工夫次第では十分に可能です。
以下に、発電した電力を、日中だけで使い切るための工夫を記載します。
- オール電化住宅にする
- 電気自動車と組み合わせる
- 発電の時間帯にライフスタイルを合わせる
それぞれ、詳しく解説をしていきます。

オール電化住宅にする
太陽光発電の自家消費量を上げるためには「オール電化住宅」にするのがオススメです。
オール電化住宅とは、その名のとおり、家庭で生活するために必要なエネルギーを、全て電力で賄う住宅のことです。
引用:パワーアカデミー

お風呂を沸かすときはガスを使う家庭が多いと思うけど、オール電化住宅では、ガスの代わりに電力を使うよ!
例えば、料理は「IHクッキングヒーター」、入浴は「エコキュート」、真冬は「床暖房」といった形で、一般的な生活で必要なエネルギーを、全て電力で賄えば、自家消費率を大幅に上げることが可能となります。

おまけにとってもエコな生活だから、地球環境を守ることにも繋がるんだよ!
また、太陽光発電設備を導入する際、オール電化住宅にすることを施工業者に伝えると、IHクッキングヒーターや、エコキュートといった機器が、割引価格で購入できるケースがあります。
工事費も優遇してくれる業者が多いので、ぜひ複数の業者に見積もりを依頼して、内容を見比べてください。
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電気自動車と組み合わせる
太陽光発電の自家消費の効率性を上げるには「電気自動車」を導入するという方法があります。
電気自動車は、ガソリンの代わりに電力を燃料として走行します。
自宅の太陽光発電で生み出した電力で、電気自動車を充電すれば、自家消費率は大きく上がります。
また、自宅で充電すれば、わざわざ充電スタンドなどで料金を支払う必要もないので、家計も助かります。

充電スタンドってなかなか見つからない場合があるから、自宅で充電できるなら安心だよね!
発電の時間帯にライフスタイルを合わせる
太陽光発電の自家消費率を上げる最後の工夫は「発電の時間帯にライフスタイルを合わせる」です。

それって、どういうことなのかな?
つまり、太陽光発電で電力を生み出している日中に、なるべく電力を消費する生活ということです。
例えば、料理や洗濯は日中に全て終わらせておく、充電が必要な機器は、昼間のうちに充電を済ませておくなど、何かしらのエネルギーを消費する工程を、全て、太陽光で発電した電力で賄うことを意識すると、自家消費率は大きく上がります。

節電ではなくて、いかに電力を消費するか考えるって、なんだか面白いね!

太陽光発電と蓄電池を併用するメリット
太陽光発電の自家消費は、蓄電池がなくても可能であることは、理解してもらえたと思います。
とは言え、蓄電池があれば、更に効率良く自家消費ができるうえ、様々なメリットがあります。
太陽光発電と、蓄電池を併用するメリットは、以下のとおりです。
- 発電した電力を貯めておける
- 電気代を削減できる
- 災害時にも電力を使える
発電した電力を貯めておける
蓄電池の最大のメリットは「発電した電力を貯めておける」ことです。
日中に発電した電力を蓄電池に貯めておけば、夜間帯に取り出すことができるので、無理に日中に使い切る必要はありません。
蓄電池の仕組み
引用:GODA
電気代を削減できる
太陽光発電で生み出した電力を蓄電池に貯めておき、夜間帯に取り出せることは、先にお伝えしました。
これにより、電気代の削減をすることができます。
なぜなら、蓄電池がない場合は、夜間帯に使用する電力を、電力会社から購入する必要がありますが、蓄電池があれば、日中に貯めておいた電力を夜間帯で使用するので、新たに電力を購入する必要がありません。
電力を購入しなければ、電気代が掛からないので、当然、電気代の削減に繋がります。
また、悪天候が続き、日中思うように電力を発電できない場合、事前に夜間帯の安い電力を購入して蓄電池に貯めておき、日中に使用することで電気代を抑えることができます。
災害時にも電力を使える
太陽光発電で発電した電力を蓄電池に貯めておけば、災害時にも電力を使うことができます。
引用:省エネドットコム
また、オール電化住宅であれば、料理や入浴といった日常生活も、問題なく送ることができます。

水道さえ止まらなければ、日常生活で困ることはないね!

災害時に蓄電池があると心強いね!

太陽光発電と蓄電池を併用するデメリット
様々なメリットのある蓄電池ですが、デメリットも存在します。
具体的には、以下のとおりです。
- 導入費用が発生する
- 設置場所が必要になる
導入費用が発生する
太陽光発電単体であっても、高額な初期費用が発生しますが、蓄電池を併用するとなれば、更に高額な費用が発生します。
蓄電池の相場価格は「購入費」と「工事費」を合わせて、80万~160万と言われています。
参考:タイナビ蓄電池

凄く高いね!簡単に支払える金額じゃないよ!
太陽光発電を設置した後に、後付けといった形で蓄電池を導入するのは、金銭的に辛いでしょう。
そこでオススメなのが、太陽光発電と同時に、蓄電池を導入することです。
「家庭用」の太陽光発電であれば、導入してから10年間は「固定価格買取制度(FIT)」が適用されます。

FITは「家庭用」なら10年「産業用」なら20年間、同じ単価で電力を買い取ってもらえる制度なんだよ!
FIT適用期間中であれば、安定した売電収入を得ることができるので、初期費用の回収を無理なく行うことができます。

理想は、売電収入だけでローンの返済を賄うことです。返済プランは慎重に検討してください。
また、施工業者によっては、太陽光発電と蓄電池を同時に購入した場合「セット割り」などのキャンペーンで、費用を安く抑えられるケースもあります。
必ず、複数の業者に見積もりを依頼して、少しでも好条件の業者を探してみてください。
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設置場所が必要になる
あまり知られていませんが、蓄電池のサイズは決して小さくはありません。
そのため、事前に蓄電池を設置できるだけのスペースを確保しておく必要があります。

蓄電池を置く場所がなかったら、そもそも設置自体ができないからね!
また、オール電化住宅にした場合、蓄電池の他にも、エコキュートなどの機器を置くスペースも必要になります。
必ず、事前の見積もり時に、設置可能場所を業者に確認してください。
あまりに狭いスペースに無理やり設置をする場合、追加の工事費が発生するケースがあるので注意をしてください。
蓄電池を選ぶポイント
蓄電池であれば、何でもいいというわけではありません。
ここからは、蓄電池を選ぶポイントをお伝えします。具体的には、以下のとおりです。
- 蓄電池の容量を太陽光発電の発電容量に合わせる
- 家電製品の電圧を調べる
蓄電池の容量を太陽光発電の発電容量に合わせる
太陽光発電と同様に、蓄電池にも「容量」というものがあります。
太陽光発電の容量が、電気を生み出すための出力であるのに対し、蓄電池の容量は、電力を貯めておける量を示す「収納量」のことです。
太陽光発電の容量が大きく、多くの電力を発電できても、蓄電池の収納量が少なければ、せっかく発電した電力を収納し切れず、無駄になってしまう可能性があります。

「キャパオーバー」って言葉を耳にしたことがあるよね?あれと同じことだよ!
そこで、太陽光発電と蓄電池の容量を、ある程度合わせておく必要があるのです。
例えば、4kWの太陽光発電設備を設置したとします。同時に蓄電池の導入を検討した場合、果たして、蓄電池の容量は、何kWhを選択すべきでしょうか。
ずばり、5~7kWhです。
参考:蓄電池設置お任せ隊
これは、太陽光発電の発電量や、家庭での消費電力などを計算して導き出されます。

適当に蓄電池を選ぶんじゃなくて、きちんとしたデータに基づいて選ぶことが大切ってことだよ!
家電製品の電圧を調べる
蓄電池を導入する際、ご家庭で使用している家電製品の電圧を、忘れずにチェックしてください。
なぜなら、家電製品の電圧に適応した蓄電池を選ばなければ、蓄電した電力を使うことができないからです。
一般的に、家電製品の電圧は「100V」と「200V」に分かれています。
エアコンや、エコキュートなど、稼働するために大きなエネルギーを要する家電製品は200V、テレビや、ドライヤーなどの電化製品は100V対応となっています。
オール電化住宅は、エコキュートや、IHクッキングヒーターなど、200V対応の家電製品が多いので、蓄電池も200V対応の種類を選ぶ必要があります。

せっかく蓄電しても、電力が使えなきゃ意味がないからね!

専門的なことはプロに任せるのが1番だから、分からないことは何でも業者の人に相談してね!
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太陽光発電の自家消費は蓄電池がなしでも可能か まとめ
ここまで、太陽光発電の自家消費は、蓄電池がなしでも可能か解説をしてきました。
結論は、蓄電池がなくても可能です。
蓄電池を設置していなくても、太陽光発電の自家消費ができる具体的な方法は、以下のとおりです。
- オール電化住宅にする
- 電気自動車と組み合わせる
- 発電の時間帯にライフスタイルを合わせる
電力は「売る」時代から「消費する」時代にシフトチェンジをしています。
上手に太陽光発電の自家消費をすることで、電気代の削減だけでなく、地球環境を守る「エコ活動」にも力を入れていきましょう。