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太陽光発電を北海道に設置するデメリットとは?雪の影響は大きい?

太陽光発電を北海道に設置するデメリット Q&A
ひかり
ひかり

北海道に太陽光発電を設置しても、あまり発電できないイメージがあるよね。

てんか
てんか

北海道にこそ太陽光発電を設置してほしい理由がたくさんあるから、一緒に見ていこう。

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太陽光発電を北海道に設置するデメリット

太陽光発電を北海道に設置するデメリット

北海道などの雪国に太陽光発電を設置しても、天候が良くないので発電量が少なく、投資には不向きだとお考えではありませんか?

確かに、雪国では積雪が発電量に影響するというデメリットもあります。

しかし、太陽光パネル(ソーラーパネル)の設置角度を工夫したり定期的にメンテナンスを行うなどの対策をしていれば、積雪がそこまで大きく発電量に影響するわけではありません

それでは、なぜ積雪がそこまで大きな問題ではないのかを詳しく解説していきます。

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太陽光発電の積雪は大きな問題ではない?

太陽光発電の積雪は大きな問題ではない?
雪国での太陽光発電において、積雪はそこまで大きな問題ではありません。

雪の影響がそこまで大きくないと言える理由には、次のようなことが挙げられます。

  • 積もった雪は自然に落ちる
  • 日頃の雪かきで被害・発電量低下は防げる
  • 積雪に倒壊は保険や保証で対応できる

それぞれの理由について詳細を見ていきましょう。

積もった雪は自然に落ちる

太陽光パネルには、積もった雪が自然に落ちていくような条件が揃っています。

なぜなら、太陽光発電はソーラーパネルが太陽光を効率よく集められるように、架台で角度を付けて施工されているからです。

太陽光発電システムの角度は30度がおすすめ

引用:ソーラーサポートセンター

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この角度により、太陽光パネルに積もった雪が滑り落ちやすくなります。

また、太陽光パネルの表面の素材は強化ガラスが採用されているので、雪が滑りやすくなっています。

ただし、住宅の屋根に太陽光発電を設置している場合に、近隣の住宅に雪が大量に落ちてしまうとトラブルになりかねません。

雪国で住宅用の太陽光発電を設置するときは、屋根に雪止めを設置するなどの積雪対策が必要不可欠です。

日頃の雪かきで被害・発電量低下は防げる

太陽光パネルに雪が積もったままにしていると、雪で太陽光パネルに影ができるので発電量が低下してしまいます。

太陽光パネルは雪が滑り落ちやすくなっているとお伝えしましたが、いつもすぐに落ちてくれるわけではありません。

日頃から太陽パネルの雪降ろしをしていれば、発電量が少ない時間を短縮できて安心です。

しかし、自分で太陽パネルの雪降ろしをするデメリットもあります。

  • 雪降ろしの最中に太陽光パネルを破損または故障させてしまう可能性がある
  • 住宅用の太陽光発電の場合、屋根の上での作業になり転落の危険がある

業者に雪降ろしを依頼する方法もありますが、1回あたり10万円以上と高額なコストになります。

リスクがある点を十分に考慮注意しつつ、ご自身が安全な範囲で雪かきをすることをお勧めします。

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積雪の倒壊は保険や保証で対応できる

雪の影響で太陽光発電設備が倒壊してしまった場合に、契約している保険が使えるのか、メーカーでの保証がどうなっているのかが心配ですよね。

残念ながら、災害や事故が原因の設備の故障は、無料のメーカー保証の対象外になります

もしも任意加入の保険に入っていれば積雪や台風、落雷などの自然災害による故障は補償の対象になります。

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積雪量が多い地域であれば、最初から雪に強い設備を選ぶ、雪の対策を含めた工事などの対応ができます。

反対に、積雪量が少ない地域でも数年に一度大雪が降るなど、雪の影響が全くないわけではありません。

積雪が少ない地域の場合、設置費用が高額になるため積雪対策をしないことが一般的です。

積雪が多い地域でも少ない地域でも、もしもに備えて保険に加入しておくのが良いでしょう。

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太陽光発電を北海道に設置するメリット

太陽光発電を北海道に設置するメリット
北海道などの雪が多い地域にある土地に太陽光発電を設置しても、発電が少なくて利益が出ず損をするのではないか?と不安に思われていないでしょうか。

実は太陽光発電には、北海道など雪が多いエリアに設置した方が良いという意見もあります。

太陽光発電を北海道に設置するメリットは、次のようなことが考えられます。
発電量は決して低くない

  • 台風被害が少ない
  • 頻繁に点検に行けるなら価値は高い

それぞれ詳しく説明していきます。

発電量は決して低くない

1年中ずっと発電量が少ないわけではありません。

確かに北海道などの雪国の冬は、日照時間が短くて曇りの日が多く、太陽が出ている日が少ないです。

しかし、太陽光パネルは、その表面温度が25℃以上になると発電効率が低下すると言われています。

冬に発電量が少なくても、夏に比較的気温が低い日が多いため、太陽光パネルに日が当たるように設置していれば安定した発電量を確保できるのです。

反対に、気温30℃を超える真夏日が多い地域では、夏に発電量が低下するリスクがあると言えます。

年間を通して見れば、雪が降る地域でも夏に一定量の発電があり売電収入を得られるというメリットがあるのです。

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台風被害が少ない

台風の被害が少ないことも、雪国に太陽光発電を設置するメリットの一つです。

太陽光発電は屋外に設置していますので、台風が来ると強風に乗って飛んできた飛来物で太陽光パネルやパワーコンディショナーなどの破損、故障の懸念があります。

台風による飛来物で太陽光パネルが割れた事故事例

台風で太陽光パネルが飛んだ事故事例2

引用:メガソーラービジネス

災害時は、業者に修繕依頼が集中し、復旧までに時間が掛かることが予想されます。

修繕が完了するまで発電がなく収入が得られない期間が発生してしまうのです。

台風が発生し、日本付近に来ても北海道など雪国の方面を通過することは少なく、通過するとしても勢力が弱まっています。

雪国は台風による被害が少ないので、発電が止まってしまうリスクも少なくなっています。

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頻繁に点検に行けるなら価値は高い

産業用の太陽光発電の場合は、自宅からの物件の近さも重要なポイントになります。発電所が近くにあれば、気軽に現地に通いやすいからです。

何かトラブルが起きたときに、すぐに現地に駆け付けられればトラブルの解決はできなくても状況が把握できるので、業者へのメンテナンスの依頼もスムーズに行えます。

利回りや物件の価格などと併せて、自宅からのアクセスの良さも物件選定時の判断基準の一つにすると良いでしょう。

雪国の物件は、雪国に住んでいる方にこそお勧めしたい物件です。

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暖かい地域のほうが太陽光発電に有利?

暖かい地域のほうが太陽光発電に有利?

一般的に、沖縄や九州などの暖かい地域に設置している太陽光発電は、とても安定した発電量が確保できるとイメージされている方は多いのではないでしょうか。

しかし、北海道や東北などの雪国が太陽光発電で不利というわけではありません。

なぜなら、暖かい地域よりも寒い地域の方が高い発電効率を維持できるからです。

太陽光発電で、雪国が不利ではない理由を説明していきます。

太陽光パネルの温度が上がると発電効率が悪い

太陽光パネルは、その表面温度が高くなると発電効率が低下すると言われています。

発電効率が最大に良くなるのは、パネルの表面温度25℃のときです。

ここからパネルの表面温度が1℃上昇する毎に、発電効率は0.5%低下してしまいます。

例えばパネルの表面温度が85℃の場合、(85-25)×0.5=30となり、最大の発電時と比較して7割しか発電できないということになります。

外気温が30℃以上の真夏日が続く地域では、夏場に発電効率が低下してしまうのです。

北海道は年間を通して気温が低い日が多いため、高い発電効率を保つことができます。

最高気温に関しては北海道と変わらない

夏に気温が高い地域であれば日射量が多く、太陽光発電には向いていると思われていることが多いです。

日射量はもちろん必要ですが、太陽光発電で重要なのは気温が高いことではありません。

前述したように、太陽光パネルは熱に弱い性質があるため、パネルの表面温度が25℃よりも高くなると発電効率が下がってしまいます。

どの地域でも、外気温が高過ぎず晴天が多い時期に最も発電量が多くなるのです

太陽光発電において、最高気温の高低差は大きな問題ではないと言えます。

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北海道だからこそ太陽光発電は必要

北海道だからこそ太陽光発電は必要?
冬に寒さが厳しい北海道にこそ、太陽光発電の設置をお勧めします。

北海道で太陽光発電の設置がお勧めの理由には、次のようなことが挙げられます。

  • 真冬の停電時でも電力が使える
  • 蓄電池を導入すれば電気代を削減できる
  • 室温を高く保つことができる

それぞれのお勧め理由の詳細を見ていきましょう。

真冬の停電時でも電力が使える

真冬に災害が起きて停電になってしまった場合、オール電化住宅が多い北海道では電気の供給がないと暖房が使えず死活問題です。

自宅に太陽光発電を設置していれば、停電のときも家庭で発電した電気を使えます。

ただし、太陽光発電のシステム自体には電力を貯める機能がないため、蓄電池との併用が必須です。

日中の日差しで発電した電力を蓄電池に貯めておき、夜間や停電時にこの電力を使うことができます。

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蓄電池を導入すれば電気代を削減できる

蓄電池の導入で、電気代が削減できます。

蓄電池とは、電気を充電して貯めておける機器のことです。
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固定価格買取制度で余剰電力の買取は10年間と決まっていて、初期に売電を開始した太陽光発電では2019年にFIT単価が高い価格の電力買取が終了しています。

固定価格での買取期間終了後も売電は継続できますが、単価が下がる可能性が高いです。

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そこで余剰電力を電力会社に売電せずに、太陽光発電で発電した電気を蓄電池と併用して自家消費すれば電気代を削減できる点が注目されていて、蓄電池の普及が進んでいます。

蓄電池の導入には補助金が利用できるので、太陽光発電と併せての活用を検討してみるのも良いでしょう。

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室温を高く保つことができる

住宅の屋根に太陽光パネルを設置すると、室内の温度を高く保つ効果があります。

なぜなら、冬の夜に放射冷却で室内の暖かい空気が屋根から外に逃げるのを太陽光パネルが防いでくれるからです。

室内の温度が高く保てれば、エアコンの使用量が減らせて電気代の節約もできます。

冬に寒い北海道だからこそ、暖かい空気が外に逃げにくいのは嬉しい効果ですね。

寒い雪国だからこそ非常時の電力確保が重要

寒い雪国だからこそ非常時の電力確保が重要
ここまで、北海道に太陽光発電を設置するメリット、デメリットを説明してきました。

冬に寒い雪国だからこそ、災害にも備えられる太陽光発電は魅力的です。

太陽光発電で発電した電力は、環境に優しい再生可能エネルギーですので、SDGsの観点からも導入の検討をお勧めします。

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