分譲型太陽光発電とは?自前で土地を用意する場合と何が違う?

ひかり
ひかり

土地がなくても始められる分譲型の太陽光発電投資って、結局のところどんな仕組みになってるの?

てんか
てんか

確かにちょっと分かりにくいよね。分譲型太陽光発電の基礎知識から、メリット・デメリットまで詳しく見ていこうね。

分譲型太陽光発電とは?

分譲型太陽光発電とは、土地と太陽光発電がセットになった投資案件になります。

一般的な太陽光発電のように自宅の屋根に取り付けて電気代を安くするといった使い方ではなく、あくまで投資として土地と太陽光発電システムを購入し、発電した電力を全て売電するビジネスモデルです。

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分譲型太陽光発電が支持される理由

  • 土地がなくても開始できる
  • 投入資金がなくても開始できる
  • 安定収入を確保できる

という投資家に嬉しい3つのメリットが揃っているので、人気の投資先として近年話題になっています。

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分譲型太陽光発電の仕組み

1つの広大な土地に、複数のオーナーの違う太陽光発電設備を設置して運用します。

土地の所有権は、土地を実際に買い取るケースもありますし、土地の所有者から貸し出しという形で設置させていただくケースもあります。

毎年かかってくる固定資産税については、土地が賃貸で借りている状態であれば支払う必要はありませんが、買い取っている場合には支払う必要があります。

分譲型太陽光発電と自前で土地を用意する違い

買収型太陽光発電では、土地を用意する必要があるため、建設期間が長くなります。また、費用も買収型太陽光発電の方が高くなるので注意が必要です。

買収型太陽光発電では、自前で土地を用意する必要がありますが、分譲型太陽光発電では、発電所を建設する土地を分譲されたり、発電所を建設したりする手続きを行うことができます。

また、買収型太陽光発電と分譲型太陽光発電では、発電所の建設期間や費用なども異なります。

自前で土地を用意する一般的な太陽光発電投資

一般的な太陽光発電の導入では、土地を既に所有していたり、自宅の屋根に太陽光発電を設置するケースが大半を占めるため、土地の取得コストがかかりません。

土地も当然ながら自分名義になりますし、太陽光発電設備も好きなように選ぶことができます。

しかしながら、設置する場所や、パネルの種類、パネルの枚数、蓄電池の有無などなど様々な決定事項があるため、導入完了までの期間はどうしても長くなってしまいます。

土地付きの分譲型太陽光発電投資

土地付きの分譲型太陽光発電では、土地とセットで太陽光発電設備の購入を行うため(場合によっては土地は賃貸)、検討項目が少なくなっています。

設置場所や設置角度などなど、細かな点は全て業者側が決定してくれます。一般的な太陽光発電の場合でも業者側がある程度提案してくれるものの、分譲型太陽光発電では、提案と言うより決定に近いイメージです。

太陽光パネルの種類が選べないケースも多いため、良い意味でスムーズにお話が進みます。

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分譲型太陽光発電のメリット

分譲型太陽光発電が投資先として優れている理由として、下記の6つが挙げられます。

  • 土地や設備を持ち合わせていなくても開始できる
  • フルローンで購入できる
  • 固定価格買取制度で20年間安定した売電ができる
  • 利回りが高い物件が豊富
  • メンテナンスフリーで運用できる
  • 駐車場や不動産投資と比較してリスクが低い

いずれも必ず享受できるメリットではありませんが、投資先として検討している人なら知っておくべき分譲型太陽光発電の一般的なメリットなので、それぞれ確認していきましょう。

土地や設備を持ち合わせていなくても開始できる

分譲型太陽光発電は、ひとつの土地に対して複数のオーナーの太陽光発電を設置する仕組みです。そのため、一人で設置に必要な土地を確保する必要がないため、設置費用を大幅に削減できます。

なお、ひとつの土地に一人の太陽光発電設備を設置した場合は、分譲型太陽光発電にはなりません。その場合は、一般的な自前で土地を準備して太陽光発電を設置したケースとなります。

初期費用を大きく抑えたい場合には、土地を買い取る必要のない、賃貸タイプで運用できる投資案件を探すと良いでしょう。

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フルローンで購入できる

分譲型太陽光発電の購入に、フルローンを提供しているケースもあります。

フルローンとは、頭金を入れずに全額融資を受ける融資方法のことです。安定収入が見込まれる場合に、審査が通過するケースが多くなっています。

初期の投資金額がないものの投資を始めたい人には、うってつけの条件だと言えるでしょう。

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固定価格買取制度で20年間安定した売電ができる

電力会社は太陽光発電の導入を促進するため、太陽光発電を導入した個人や法人に対して、発電した電力を一定価格で買い取る「固定価格買取制度(FIT)」を導入しています。

この制度により、分譲型太陽光発電の導入者は、20年間太陽光発電で発電した電力を一定の保証された価格で売電できます。

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利回りが高い物件が豊富

太陽光発電は、土地の取得費用ならびに設置費用がかかるため、初期投資を回収することが大変でした。

しかし、分譲型太陽光発電では土地の取得費用が極端に安くなることに加え、既存の住宅に後付けするのではなく、発電に適したエリアで最適な条件で設置する太陽光発電に投資できるため、発電環境も良く、利回りが高くなっています。

メンテナンスフリーで運用できる

分譲型太陽光発電は、専門のメンテナンス業者が一括で同じ場所に設置する複数の太陽光発電設備のメンテナンスを実施するため、基本的にオーナーはメンテナンスフリーで運用できます。

一般的な太陽光発電の運用では、

  • 太陽電池モジュールの検査
  • インバーターの検査
  • バッテリーの検査
  • ケーブルの検査
  • パネルの清掃
  • 除草作業

などなど、定守が数多くあります。そのほとんどは定期サイクルで依頼することができるものの、そういったものを全て最初から手放しで運用できる点も分譲型太陽光発電のメリットです。

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駐車場や不動産投資と比較してリスクが低い

太陽光発電は安定した電力供給を行うので、収益再現性が高いという特徴があります。

分譲型太陽光発電なら駐車場や不動産投資と比較しても、投資額が少ない上にリスクが低いため、かなり好条件での投資案件だと言えます。

ただし、リスクは相対的に低いものの、案件によっては駐車場や不動産投資のほうが利益が高くなる可能性もありますので、利回りや運用費用をしっかりと確認して投資案件(投資物件)を選別する必要があります。

分譲型太陽光発電のデメリット

メリットと比較すると、分譲型太陽光発電のデメリットはそこまで多くないものの、それぞれ投資の利回りに大きく関わる内容なので、確認しておきましょう。

  • FIT認定が取り消しになる可能性がある
  • 今後さらに規制が強まる可能性がある

FIT認定が取り消しになる可能性がある

ケースバイケースですが、分譲案件はFIT認定が取り消しになってしまうケースもあります。

FITが取り消しになると収益モデルそのものが破綻してしまうため、ここは契約を締結する前に、念押しして業者側と何度も確認をとっておきたい部分です。

今後さらに規制が強まる可能性がある

売電価格の変更や、省令改正などにより、さらに電力の売り手にとって不利になる規制が強まる可能性があります。

電力の買取価格も年々下落を続けているため、太陽光発電自体の今後が不透明という部分は、大きなデメリットだと言えるでしょう。

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分譲型太陽光発電は案件選びが重要

分譲型太陽光発電に投資をするかどうかは、業者側が提示しているシミュレーションだけでなく、きちんとご自身でも希望的観測を捨てた低めの数値でのシミュレーションを行なっておきましょう。

契約締結後に契約をキャンセルすることはできませんので、事前にしっかりと収益性を確認しておくことが大切です。

このあたりの計算をおろそかにせず、しっかりと根拠を持って利回りや損益分岐点を計算できる人は、太陽光発電の投資でもきちんと得をしているものです。

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