蓄電池を設置することで、電気代が安くなるって本当かな?
本当だよ♬蓄電池を導入することで得られるメリットを上手に活用すれば、電気代の削減は実現できるよ!
でもさ、偶然読んだブログ記事に「蓄電池を設置しても電気代は安くならない」って書いてあったんだけど・・・。
それは、蓄電池の効果を生かせていないんだよ!蓄電池を導入することで電気代が安くなる理由や、蓄電池選びのポイントまで、みんなが気になる情報をお届けするね!
蓄電池の設置で電気代は安くならない?
結論からお伝えしますと、蓄電池を設置することで電気代は安くなります。
なぜなら、蓄電池を導入することで、夜間も発電した電力を消費できたり、夜間帯の安い電力を蓄電し、日中に消費できたりするからです。
蓄電池の仕組み
引用:GODA
蓄電池の導入前と導入後では、1日あたり9円、1ヶ月に換算すると2,700円もの電気代を節約できたというデータもあります。
また、蓄電池を導入した場合の、経済効果シュミレーションを実施した結果、FIT期間中は月に605円、FIT終了後は月に2,970円も電気代が節約できたという結果が出ました。
参考:エネがえる
実際に、蓄電池を導入した方のブログでは、
という体験談を目にすることもありますが、それは、蓄電池を上手に活用できていないからです。
蓄電池の様々なメリットを活用することで、電気代の削減は可能なのです。
蓄電池の導入費用は年々下落しているし、地方自治体で補助金制度なども実施しているから、案外安く導入できるかもね♬
メーカーや業者によって、本体価格や工事費は異なるから、複数の見積もり依頼は必須だよ!お得なキャンペーンなどもチェックしてみてね!
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蓄電池を設置することで電気代が安くなる理由
蓄電池を設置することで電気代が安くなる理由は、以下のとおりです。
- 夜間帯の安い電気を貯めておくことができる
- 日中に発電した電力を夜間に消費することができる
- 悪天候でも発電した電力を使用できる
それぞれ、詳しく解説をしていきます。
夜間帯の安い電気を貯めておくことができる
太陽光発電や、蓄電池を設置している場合、電力会社が夜間帯に実施している、お得な電気料金プランを利用することができます。
つまり、夜間帯の電気料金が安くなるってことだよ!
一例として、九州電力グループの「九電みらいエナジーN(ナイト)プラン」を載せておきます。
基本料金 | 電力量料金(1kWh) / 23~7時 |
---|---|
285.19円 | 17.72円 |
引用:九電みらいエナジー
日中と比較すると、1kWhあたり8.08円も安くなるのです。
この安い電力を購入して蓄電池に貯めておき、日中に取り出して消費することで、昼間の高い電力を買う必要がなくなります。
電力会社から買う必要がある分の電力を、まとめて料金の安い夜間に購入してしまえば、同じ電力量でも、電気代は全然安くなるよね♬
夜間に蓄電した電力を日中で消費すれば、昼間の時間帯に発電した電力は、全て売電に回すことができるので、売電収入の増加も見込めます。
まさに、一石二鳥ということです。
注意点として、夜間割りなどのお得な料金プランは、オール電化限定とか条件があるから、申し込み前に必ずチェックしてね!
売電収入が増えれば、蓄電池の導入費用であるローンの返済負担も軽くなります。
まずはどの程度の費用で蓄電池が導入できるか、シュミレーションをしてみましょう。
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日中に発電した電力を夜間に消費することができる
太陽光発電には、生み出した電力を貯めておく機能がありません。
そのため、発電した電力は消費し、余剰電力(未消化の余った電力)は、売電に回すしかありませんでした。
蓄電池は、そこに新たな「電気を蓄える」という選択肢を投じることができます。
つまり、これまでできなかった蓄電を可能とし、日中に発電した電力を、夜間帯にも消費することができるようになるのです。
引用:遠鉄ホーム
夜間帯も自家発電の電力で賄えれば、電力会社から新たに電気を買う必要はないね!
電気代ゼロ円の、完全な自給自足生活が可能になるってことだね♬
その分、売電収入は減ってしまいますが、電気代が削減できることは省エネ対策として非常に大きなメリットでしょう。
悪天候でも発電した電力を使用できる
太陽光発電システムの発電量が天候に左右されることは、みなさんもご存じだと思います。
日射量の多い晴れの日と、太陽光が隠れている曇りや雨の日では、発電力に大きな差が出てしまいます。
天候による発電量の違い
引用:株式会社ティー・ワイ
お天気の悪い日は発電量が少ないから、日中でも電力会社から電気を買う比率が大きくなっちゃうんだね!電気代も高くなっちゃう!
ところが、蓄電池があれば、発電ができない天気の悪い日でも、蓄電してある電力を取り出して消費することができるのです。
それなら、天気の悪い日中でも、電力会社から電気を買わなくて済むね♬
家庭での消費電力を、全て蓄電してある電力で補うことは難しいかもしれませんが、電力会社からは、不足分だけの電気を買えば済むので、電気代は大きく削減することができるでしょう。
蓄電池は自然災害対策になる
蓄電池を導入することのメリットは、電気代を安くすることだけではありません。
災害時に、電力会社から電気の供給が止まった場合でも、蓄電池があれば、自家発電で電気を使うことができるのです。
引用:省エネドットコム
近年、日本は数々の自然災害に見舞われてきました。その爪痕は、今も各地に残っています。
テレビのニュースで、被災地の方々が電気を使えない不便さを訴えている光景を目にしたことがあると思います。
先にも述べましたが、太陽光発電だけでは、夜間帯に自家発電で電気を使うことはできません。太陽光発電と蓄電池を合わせることで、昼も夜も電気を使うことが可能となるのです。
また、エコキュートを設置していれば、電気でお湯を沸かすことができるので、災害時でも、入浴をすることができますし、タンクの中にお水は、緊急時に取り出して使うことができます。
引用:中国電力
水道が止まっていなければ、まさに鬼に金棒だよ♬もう怖いものなしだね!
蓄電池があれば、災害時にも心強いね!もしものときの備えとして、蓄電池の導入を検討してみてね!
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蓄電池選びのポイント
蓄電池選びのポイントは、以下のとおりです。
- 太陽光発電の発電出力と蓄電池の容量を合わせる
- 蓄電シュミレーションを依頼する
- 家電製品の電圧をチェックする
それぞれ、詳しく解説をしていきます。
太陽光発電の発電出力と蓄電池の容量を合わせる
太陽光発電と同じように、蓄電池にも容量があります。
容量とは、簡単に説明すると、蓄電できる電力量のことです。
たくさん蓄電できるように、容量の大きいタイプの蓄電池を買えばいいんだね!
ちょっと待って!蓄電池の容量が大きくなれば、その分本体価格も高くなるんだよ!
そっか!蓄電した電力を使い切れなかったら、宝の持ち腐れになっちゃうね!
蓄電池の容量を決めるポイントに、設置してある太陽光発電の発電出力に合わせるという方法があります。
例えば4人家族の理想的な太陽光発電の発電出力は、4.5~5kWだとい言われています。
ここでは、5kWの太陽光発電を設置していると仮定します。
kWとは、1時間あたりに発電できる電力量を表しており、5kWだと、1時間に5kWhの電力が発電できる計算になります。
電力ロスなどもあるからあ、実際には、もう少し少ない電力量になっちゃうけどね!
1日に発電できる電力量は、太陽光発電出力1kWのあたり3kWhだと言われているので、5kWだと1日あたり15kWhの電力を発電できます。
その際に、もし蓄電池の容量を13kWなど大きくし過ぎると、充電するのに時間が掛かり、蓄電池のメリットをフルに活用することが難しくなります。
発電した15kWhを全て蓄電するわけじゃないからね!日中に消費することを考えると、家庭用蓄電池の容量は7kWもあれば十分じゃないかな!
このように、太陽光発電の発電出力と蓄電池の容量を合わせてあげれば、無駄な電力ロスが生じることなく、その機能を発揮することができますし、導入費用も最小限に抑えることが可能となるのです。
蓄電シュミレーションを依頼する
蓄電池があれば、夜間帯や災害時に電気を使うことができるというメリットを解説してきましたが、実際にそのときになって、どのくらいの電力を使用できるのか気になりませんか?
期待していたより蓄電できていなかったり、自宅に設置してある電化製品が全然動かないなんて事態になったら、蓄電池を設置した意味がないよ!
蓄電池は、メーカーや業者に依頼することで、事前に蓄電シュミレーションを行うことができます。
蓄電シュミレーションとは、実際にどのくらいの電力が蓄電できるのかはもちろんですが、ご家庭に設置してある電化製品の種類や、消費電力をコンピューターに入力することで、停電時に電化製品をどのくらい使用できるかシュミレーションすることができるのです。
電化製品は、それぞれ消費電力が異なるから、設置した蓄電池でどのくらいの時間、電化製品が稼働できるのか知っておくことは大切だよ!
蓄電シュミレーションは、メーカーや業者でも購入前に推奨していますので、ぜひ活用してみてください。
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家電製品の電圧をチェックする
電圧とは、電気を流す強さのことで、単位で表すとV(ボルト)となります。
一般的な電化製品は、100Vで動かすことができるのですが、エアコンなどの消費電力の大きい一部の電化製品は、200Vでないと稼働することができません。
そのため、蓄電池も200Vに対応したタイプを選ぶと、よりカバー範囲は広がるでしょう。
真夏の停電時とか、エアコンが使えなかったら地獄だよね!完全にサウナじゃん!
もちろんV数の対応範囲が広がるほど、蓄電池の本体価格も上がっていきますので、事前にご家庭の電化製品の電圧をチェックしてから、蓄電池の見積もりをしてください。
蓄電池を設置することで電気代は安くなる まとめ
ここまで、蓄電池を設置することで電気代は安くなるか解説をしてきました。
結論としては、蓄電池を設置することで電気代は安くなります。
その理由と、蓄電池選びのポイントは、以下のとおりです。
蓄電池を設置することで電気代が安くなる理由
- 夜間帯の安い電気を貯めておくことができる
- 日中に発電した電力を夜間に消費することができる
- 悪天候でも発電した電力を使用できる
蓄電池選びのポイント
- 太陽光発電の発電出力と蓄電池の容量を合わせる
- 蓄電シュミレーションを依頼する
- 家電製品の電圧をチェックする
蓄電池は、電気代を削減できるだけでなく、太陽光発電設備と併せて設置をすることで、自然災害が起きても、電気が使用できるというメリットがあります。
また、太陽光発電で生み出した電力は、地球に優しい再生可能エネルギーです。
蓄電池の設置費用は年々下落していますので、省エネと、エコという観点からも、導入を検討することをおすすめします。